|
烏丸通の鈴鹿山、午後六時を過ぎて駒形提灯に火が点りだし、
「厄除けの、粽どおでっか〜、御札どおでっか〜。」と
ちまき売りの少女の掛け声が会所から聴こえて来ます、
帯問屋誉田屋源兵衛の店先で創業274年を慶び、
見事な274匹の鯉たちが時空に舞う。
金色の鯉を四匹見つけた人は今年の運勢はバッチリだそうです。
山鉾見物に宵々々山から町会所を巡りました。
各山鉾町の町会所と呼ばれる建物では、13日頃から
ご神体や懸装品などのお宝が披露されます。
浄妙山
浄妙山町会所
黒主山
黒主山町会所
橋弁慶山
橋弁慶山町会所
*
*
*
函谷鉾
月鉾
長刀鋒
鉾の上で囃される「コンチキチン」の祇園囃子が
熱がこもって絶え間なく聴こえてきて、
雅な京のまつりの情緒はいやがうえでも増してゆきます。
宵々々山は三連休の初日でもあり、
約25万人の観客が集まったそうです。
|
祇園祭
[ リスト | 詳細 ]
|
山鉾町では祭りの間、所蔵する工芸品や美術品を飾り、
親戚や知人などの客をもてなすならわしがあります。
いくつかの個人宅や店舗では、祭り見物に訪れる人にも公開しています。
秘蔵の品を見られる貴重な機会、節度をわきまえて楽しみました。
|
|
2012年、長刀鋒のしめ縄切りは午前9時26分。
稚児さんは無事に大役を果し、ものの見事に縄を断ち切り、山鉾巡行が始まりました。
|
|
山鉾巡行が終わった翌朝は祇園白川へ。静寂を求めてぶらっと歩きました。
浴衣姿の外人さんが巽橋で京都観光の記念撮影をやっています。
吉井勇の文学碑「かにかくに祇園はこひし 寝るときも枕のしたを水のながるる」
今朝の小雨で少し濡れて、風情がいっそうと増してとても良い感じです。
「祇園白川十六夜桜」と刻まれた石が隣に置かれていました。これは新発見!!
祇園祭が終わると、来月十六日は五山の送り火。
そして送り火が済むと京都は夏が終わり、日本の夏も終わるようです。
|
|
今年の祇園祭は天気も良かったので山鉾三十二を巡礼して歩きましたが、
とても全てを紹介できませんで、印象に残った一部になります。
山鉾町南西のはずれ油小路通を行くと見えてきた深紅の日傘、まことに鮮やかな色です。
御会所が小児薬を商う旧家で、太子山奇應丸の看板が古めかしく実に渋い。
太子山は私娼徳太子を祀る山で、四天王寺を建立する際、自ら良材を求めて山に入り、
老人に大杉の霊木を教えられ六角堂を経てたという段説を題材にした山。
他の山はいずtれも真木に松を立ているが、この山のみすぎを立てる、
前懸は中国秦代「阿房宮図」の刺繍です。
太子山の山鉾巡行、今年は10番目でした。 |





