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今日は昔の上司に誘われて、多可町加美区の百日どり焼き鳥の名店「一休さん」へ。
普段はあっさりした客なんだけどラストまで・・・(^0^;)
その分、マスターの秘話を聞くことができました。
昔、マスターが修業時代、大阪の師匠が「タレはステンレスの入れ物に入れるもんやない。甕に入れて扱いよ。タレは生き物やで。」と教えられたらしい。
その教え通り、30年前から甕に入れている一休さんのマスター。話によると、追い足しするタレのベースは当然自分で作るが、毎日、毎日焼いた百日どりを浸している甕の中の味具合は、生き物そのもの。。。。アチチに焼けた鶏肉からどの程度、脂が染み出して、タレにどんな風味をつけるかは、客の数やオーダー内容によって常に変動しているらしい。つまり、タレは生きているんだ!と。
味がどっちに向くかは、すくすく育つ我が子の様に勝手に変わっていく…と。それが、ブロイラーと違って、脂がのって、ジューシーな百日どりだと、余計際立つ。
だから「うち(一休さん)でさばいた生の鶏肉とタレを、調理前に売ってほしい」なんて客が来ると、「それ持ち帰って、一休さんの味が再現できるわけじゃないから。」とマスターは断るらしい。
上記の話を聞くと、合点がいくよね!
大学時代、鶏ガラを6時間煮込んで焼き鳥のタレを趣味で作ってた私も、その「気持ち」の一旦は感じることができました。なるほど、趣味で作った焼き鳥のタレは、美味しくても、均一な再現性は絶対ないわけだ。プロの焼鳥屋が、そんな風に語るのだからね。
色々、深い納得をしながら、楽しいひと時を過ごせたことに感謝。
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