|
今日新潟のBSNラジオ「昼ラジ」にコメンテーターで出演してきました。
タイトルは
「エイズについて」
4時間番組でぶっ通しで出演したんですが
とてもじゃないが四時間では足りなすぎる。
これが感想です。
今回お呼ばれするにあたって
エイズについてかなり勉強したんですが、
街頭インタビューで女子高生達が
実感と実体のないエイズを語ってました。
でもしょうがないよね。
誰もきっちり教えてくれないんだもん。
情報がないんだもん。
美里だって、今回こうゆう機会がなければ
あの女子高生達と
変わらない知識で止まってたと思う。
現在の日本のエイズ状況は、簡単に言うと
最悪な状況です。
20年前にエイズが問題になり、
10年前に薬害エイズの訴訟が起き、
なのに
先進国日本ではエイズが爆発的に増えてる。
これはどうゆう事か?
物事の順序やスピードが間違っているんでしょうね。
新宿2丁目に厚生労働省が運営させている、
コミュニティアクトという
情報館があります。
そこでは日々、性感染症についての情報などを発信していて
ゲイの子達がボランティアで
コンドームを街に配り、
アンケートなどで統計をとったりしているのですが
そこにあるパンフレットは
感染した人達の生の手紙が載せられていたり、
大型書店に売ってるその手の本には載っていない身近な経験談などがあり、
リアリティがあるゆえに伝わるものが多く、
こうゆうものを読んだり、聞いたりしないと
実感て、なかなかわかないとも思ったし、
じゃあもっと国がお金をかけて団体を増やせばいいのにといえば
エイズ検査は本人の自由というところから
感染者の確実な統計がとれない為、
国から見合った予算が出ないのが現状で
じゃあみんな検査に行こうよ!といえば
国民性というか
まだまだ、この孤独な病気に
前向きになれない多くの日本人がいる。
若いうちは
寂しさをセックスでうめようとする事もある。
相手に愛情を伝える為にコンドームをつけないという表現しか知らない時代もある。
でも本気で愛する人を見つけて
その人の子供を身ごもって
いざ出産へ!と幸せ絶頂の時に検査で陽性といわれるケースもかなり多く、
感染して産まれてくる最愛の子供は
2年生きる事が出来ません。
そして今はまだ完治する方法のない医学の中で
不治の病と
一生付き合っていくことになるんです。
現在のエイズの89パーセントは
セックスで感染していると言われています。
これは子供達の性教育にも繋がる事で
戦後の日本は国全体が貧しかった為、
子供の成長も遅かった。
でも今は豊かになり、手を少し伸ばせば食べたいものが口に入る。
そして、子供達の成長は急速に発達しました。
小学校1年生で生理がくる子もいます。
頭の中は子供でも
体は子供を産める準備が出来たという事になるんです。
純潔主義という団体もあるらしいのですが
それを否定はしません。
でもそれで子供達が傷つかない為の保障を誰が出来るのだろうと疑問に思います。
時代が変わった。
もちろん昔から変わってはいけない大切なものもあります。
でも
時代は変わったんです。
それに合った教育が出来なければ
子供達はどんどん傷ついていくでしょう。
10歳くらいまでは親の見える範囲の行動でも
あっという間に見えない距離にいく時が来ます。
その時の為に
それぞれが自分を守る方法を親が教えて、
周りの大人達がサポートしていかなければいけないんじゃないかって。
自分の子供がもし感染したら・・・
もちろん一緒に感染してでも戦っていくという気持ちはあっても
それは解決にはならない。
今から始める事によって
未然に防ぐ事が出来る。
そして大切な人が感染してしまった時、
人は完全に分かり合う事は困難ですが
知識がある事で、理解をし、支えあう事が出来る。
この問題はもう本当に
他人事じゃないレベルにきています。
今日一緒にコメンテーターとして出演した滝沢さんという女性が
夜回り先生みたいに全国を回って
子供達に性教育を教えています。
教育者達に「性教育ですか・・・」と見下される事も多いけど
この深刻な問題ほっとけないからと
仕事を投げ打って
ボランティアをしているそうです。
「あたしねえ、文部省と喧嘩したのよ。こんな教育じゃ子供達を守りきれないでしょ!って(笑)」
おかんより年上の方に生意気かもしれないけど
考え方がすごく似ていて強く共鳴しました。
マジ、かっこいーっすよ。
毎日毎日暗い重いニュースが流れてる。
国民に重くのしかかってくる税金、それを湯水のようにわけのわからない使い方をする役人、
弱い子供を殺める大人達、
本当の強さを知らず、武器でしか威嚇できない子供達、
お金で子供を買う大人、買われる子供、
薬で寂しさを紛らわす人達、
10年後には20パーセントしか自分の国の食物を確保できないといわれている日本。
それでも、
「こんな時代」でも
幸せになる方法はあるんです。
それはきっとそれぞれにしか出来ない力で。
アクトでいただいたパンフの中に
こんな一章がありました。
「いつだってどうでもいーやぁと思ってた。
でも、今になって思うんだ。
いつだってどうでもいい事なんて一つもなかったのに。」
今回、様々な資料や情報を集める為に協力してくれた仲間たち、
本当に感謝しています。
ありがとう。
そして。
これが一つのきっかけとなって
大きなうねりとなっていく事を心から願って。
|