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本日は曇り。
この季節、日々、天候の変化が著しい季節ですよね。
晴れたり曇ったり、時に強風が吹きまくったり・・・。
それでも、全国的に例年になく異様に桜の開花が早いようで、若干戸惑い気味。
こちらでも、桜、桜と、どこも桜一色の様相となっている。
世の中の移りにも若干その兆しが乗り移っているというか、むしろこれに先行する形でベースUPやボーナスUPなど長期に亘って忘れかけていたような何となく耳障りの良い話が聞こえて来ますよね。
本当に大丈夫なのかなー?
地に足着けた確実な上昇気流ならば勿論歓迎すべきところ。
でも、大陸や半島の不安定要素は何かと拡大しているようにも見えるし、ただ、不気味な前兆でないことを願うばかり。
さて、PRということではないですが、今回は我が仕事に関連する記事。
現場は湯の町別府。
宅地分譲による築約30年の温泉付き注文住宅のリニューアル。
その頃、世の中「行け行けどんどん・・・」の時代ですよね。
それなりに結構な金額だったと思います。
今と違って建設需要の多かった時代ですから、民間のビルや官公庁の学校・体育館などの設計が仕事の大半で、その頃、私としては戸建住宅の設計にはほとんど関わりを持っていなかった。
ところが、今回の住宅増改築の現場の近くで、当時、たまたまビルの設計を担当していた関係から、ここに数十区画の立派な分譲地が売り出され、「建築条件付」注文住宅の建設が始まっていたことを知っていた。
「群を抜いて快適な住環境」という謳い文句だったから、勝手に何度か見学したことがあったし、従って、ここの住宅地のことは強く記憶に残っていた。
光陰矢の如し。
それから30年という時が流れて、私も還暦をとうに過ぎた。
ひょんな縁から今回のリニューアルに関わることになったのですが、この住宅の主も既に亡くなられ、ここ2、3年の間空家だったとのこと。
相続されたご子息ご夫妻は現在、大分市内の分譲マンションにお住まいではあるが、2、3年後には定年を迎えられるとのこと。
そして、今回の大幅な増床リニューアルを機に生活の拠点をこちらに移されるとのこと。
温泉の町別府。
背後の鶴見岳から海に向かっての傾斜地形で、どこからでも海が望める景勝地。
従って、別荘や、保養所が殊更多い。
うらやましいなー、別府という土地柄。
正面(北側)アプローチ現況。
駐車スペースは1台、かつ窮屈そう。当時はそういう時代。
別府は、市内の土地全体が東の海方向(左)に傾斜している。
当時の住宅はこういう外部素材(モルタル塗り壁、セメント瓦)のデザインが主流?
「駐車スペース二台を確保したい」とのことで、先ずは玄関右脇の1部屋を撤去。
塀、石垣も一部撤去。屋根、外壁も撤去することに。
こんな外観になってきました。
左手海方向の眺望を満喫できるよう2階を増築。LDK、寝室、バルコニーなどを2階に。
向こう側(南)に流れるガルバリウム片流れ屋根として、太陽光発電を設置予定。
外壁・サッシ・内装・住設までそっくりリニューアルしてしまう「シンプルモダン」の外観。
既設塀は似合わないのでデザイン、アプローチも一新する予定。
勿論、温泉は一階。内装、住設、間取りも全て一新します。
既設木造軸組、床組、小屋組も一新。専用金物で最新の耐震補強も。
こうして、増床、リニューアルいたしますと、結果として、新築するケースと費用的には全く変わらないですね。
本当は、想定外の手間が掛かるし、工務店に気の毒な気さえいたします。
だって、間取りも変えて、屋根、外壁、サッシ、断熱、内装、設備まで全て最新のものに取り替えるわけですから・・・。
えっ?
基礎、柱などは既設活用ではないか?
確かに。
でも、解体撤去工事の範囲は多く、経年変化による歪み修正も必要となるし、取り合いなど新築では不要の箇所・仕事が発生しますよね。
このことは、調査、見積もり⇒契約の際にお施主様に説明しているのですが、「それでも、OK」とおっしゃられるのは、けっして金銭の問題ではなくて、結局「思い入れ」の問題なのですね。
相続した物、親が苦労して建てたもの、残して呉れたもの、これらをそっくり地上から跡形もなく消し去るには忍びない、
基礎や柱の一部でも家に残しておきたいという心情なのですよね。
この分譲地でも、既に何軒かの住宅が建て替えられたり、リニューアルされたりしているようです。
こうして、街の風景も時代と共に変遷していくのですよね。
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こんばんは。
確かに、ベースUPやボーナスUPなど懐かしい言葉に
なっていましたね。
本当に、景気が良くなり物価は2%しか
上がらないと良いのですが・・・
前の家は、建売で27年間住みました。
建替えも考えましたが、老後の事を考え7年前に
今の場所で、建売を買いました。
これが終の棲家です。
2013/3/23(土) 午後 8:33
gakuzinさん こんにちは。
景気は良くなって欲しいけれど、狂乱物価では困りますよね。
さて、gakuzinさんも、この家同様なくらいの期間前の家にお住まいだったのですね。
7年前に新たに建てられたとのこと。
「住宅のグレードは30年前に比べて雲泥の差」を実感なさっておられるしょうね。
2013/3/24(日) 午前 9:24 [ 杉工房 すぎんぱお ]