森づくりと間伐材

身近なところからスタートCO2削減

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冬の山

本日は曇り。
こういうお天気ですと、九州でも再び冬に戻ってきたような体感気温です。
今夜辺りから天気は崩れるとの予報で、雪マークが出ています。
恐らく、平地では降らないでしょうが、寒くなることは間違いなさそうですね。
 
さて、先日郊外を走る機会があったのですが、ふと山の木々の色をよく見てみますと、常緑の杉の森などが枯葉色に綺麗に黄葉(?)していますね。桧もそのようになっている。
特に杉の場合は、実が鈴生りなだけに、それが熟して赤みが強い。
秋のモミジなどとはまた違った風情です。
 
これが弾けるとスギ花粉が一気に飛び出すのでしょう。
そろそろ、今年もそういう季節になってきたのでしょうが、花粉症の人には辛い季節の始まりなのでしょうね。
私にはその症状は出ないので、その辛さは実感出来ないのですが、これは、突然にそういう過敏症にかかることだってあるようですから、けっして他人事ではありません。
 
ところで、注意深く走っていますと、時々、実に綺麗な森に遭遇いたします。
そういう時は、実に清潔で清々しい気持ちになります。
それは、手入れされた森なのですよね。
「間伐」と「枝打ち」などの手入れがちゃんとされていて、一目見て健全な森だと解ります。
密植状態から解放されて、日光が地面まで射すので明るく感じます。
地上部にも各種の低い植物が育っていて、地面が直接は見えません。
 
一方、手入れされていない森は、薄暗くて、一歩たりと分け入ることさえ困難な程にジャングル状態。
陽が射さないので、幹そのものも細く、枯れ枝がぐちゃぐちゃと混み合っている。
地面には全く植物が生えていない。
その上、土壌が雨で流出している状態で、根っこがむき出しのところもある。
これを「緑の砂漠化」と云います。
こんなのを見ますと、情けない気持ちになりますね。
遠くから眺めると、一見緑豊な森に見えるのですが、その実、モヤシのようなひ弱な樹の集団です。
何の保水力も共生力も持たない森なのです。
 
こういう森が多いということは、防災機能を持たないばかりか、むしろ、ちょっとした豪雨となれば、土石流を引き起こしてしまう危険な森なのです。
こんな山では、イノシシだって、シカだって餌場の確保に困りますよね。
なので、人里近くに現れて餌を求めたり、悪さをするのです。
陽が射す森となって多様な低木が育つことで、生物多様性に富む森、涵養・保全機能を持った健全な森になるのですよね。
流域の海だって、健全な森があればこそ魚介類豊富な海となるのです。
 
これから、そいうところに手が行き届くようになれば、人間にとりましても住みやすい国土になるのですが・・・。

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