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本日は曇り。
このところ、寒暖が日替わりメニューのごとく入れ替わる天気となっていて、ある意味体調管理が大変。
長期予報によれば、この冬の天気は、当初の予報とは異なって、例年よりはかなり厳しい寒さとなる模様。
言い換えれば、懐の淋しい貧乏団塊オヤジにとっては辛い冬になるということ。
さて、先週、上野の森にある大分市美術館で催されている「山下清展」を見に行って来た。
昔、映画などで「裸の大将」は見たことがあるし、花火の貼り絵に特色があることは漠然とは知っていた。
しかし、彼の作品自体をゆっくり鑑賞したのは今回が初めてのこと。
もう少しモノクロのイメージかと先入観を勝手に抱いていたのですが、何と実際には結構色鮮やかな作品も多いのでびっくり。
一連の長岡の花火など、色合いがとても綺麗。
彼は幼児期に大病を患ったことによる後遺症から、知的ハンデが残ることとなって、知恵遅れの子供達のための施設での寮生活を余儀なくされたようです。
幸運にも、そこでの生活の中で、貼り絵の楽しさを身に付けたとのこと。
それでも、年長になるにつれて、時折ぶらりと行方不明となる放浪癖が出て来たようで、夏は北海道、冬は九州へと鉄道線路伝いに一人旅を度々続けた模様。
いわゆる気ままなルンペン生活。
ある意味うらやましさも有りますが、食べ物を恵んでもらったり、時に仕事を見つけたりしてそれなりの苦労もあったようです。
映画とは異なり、実際はスケッチブックを持っての旅ではなくて、絵はあくまで施設に舞い戻ってから描いていたらしい。
ということは、あちこちの気に入った風景をいつまでも正確に脳裏に焼きつけることが出来る抜群の記憶力の持主だったということ!
当時、そのユニークかつ素朴な作品は国内でもちらほら注目されることも有ったようですが、本当の意味での大爆発は、なんと海外での注目がきっかけとなったようです。
アメリカの「ライフ」誌の記者がインタビューを求めようと関係者に当たったが、何しろ肝心な本人の所在が不明。
それを聞きつけた新聞社(特に朝日新聞)が彼を発見しようと全国的な大捜索を開始。
そんなことを知る由もない彼は南国鹿児島を避寒を兼ねて、いつものスタイルでのんびりと放浪中。
地元高校生の通報により発見されて、一躍、時の人となったのです!
ご存じ、これで、一気にトップスター並みのブレイク。
全国で彼を知らない人はいなくなった訳で、当然ながら、以後は気ままな放浪の旅は不可能となったのです。
何はともあれ、天才画家の数々の作品を鑑賞出来た。
目の保養になりました・・・。
当然ながら、作品撮影は禁止なので、展示会場に向かう渡り廊下から・・・平日でゆったり。
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