本日は晴れ。
結構雲は多いですが、比較的穏やかな天気と云えるでしょうか。
さて、先日来始めた水彩画、早くも役に立ちました。
この教室、普段は教室内で静物画を描くことが多い(時たま屋外に出て風景画も)。
季節の野菜、花、花瓶、壺など。
特に難しさを感じるのは葉物野菜かな。
葉というのは実に複雑、微妙な曲面をしているから描写のうえで面倒なことこのうえない。
向き、凹凸、色合いが光との兼ね合いで複雑怪奇。
絵であるからには写真の如く現実そのもののリアリティは必要ないと思うけれど、それでも多少はそれらしく特徴を表現しなければ絵にならない。
へたをすれば極端な話、トマト、柿、リンゴの区別がつかなくなってしまう恐れあり。
ある意味、描きこめば描きこむ程おかしくなってしまうのが絵。
また、どこまでも丁寧に描きこんでいては時間が幾らあっても足りないはず。
ですからある意味、省略と簡素化が大切?と勝手に解釈。
ところで、水彩画がどんな役に立ったかといえば、ある若者の開店祝いに野菜(カボチャ、サトイモ、柿を配置)の絵を描いてプレゼント。
とても喜ばれました。
普通ならば生花でも贈るところ。
ところが、「野菜屋さんの開店だから野菜の絵がぴったり、自分で描いたら・・・」との家内の発案で早速拙い水彩画を描いた次第。
シンプルな額に入れてお店を訪問。
ちょうどやってきたお客のおばーさんが、「上手いね、絵描きですか?」なんて言いながらこちらの顔をしげしげと見るのです。
上手くはないですけどね。
実はこの若者はかなりの期間に亘りニートであった。
母親が私の家内と中学、高校と同級生。
「どうにかしなければ・・・。他人との会話が少しでも出来るように・・・」と母親の懇願があり、1年程前から私の仕事場に預かっていた。
初めは週1〜2回のペースで2,3時間やって来て、家内がパソコンを教えていた。
ところが半年もすると次第に遠ざかり始めていた。
そこの家庭、経済的には何の心配もないのだが、母親としては色々と頭痛の種だったしょうね。
そんな時、そこが所有しているビルの1階の1室(貸事務所)が空いて、だれか入居者がいないか家内が相談受けていたのです。
そこで、家内が「立地が良いので人に貸すよりも息子さんに野菜屋さんをさせると面白いかも・・・」と提案。
これに家族の皆さんが賛成した模様。
問題は野菜屋さんのノウハウ。
これについては、たまたま我が愚息の友達に野菜屋さんがいて、しばらくの間その弟子入りをお願い。
快く了解してくれて万事順調に進展、つい先日晴れて開店の運びとなった次第。
ところで、全てに自信のなさそうであった若者が今回の開店で目が生き生きと輝いています。
やっぱり、何でもいいから自分の興味のある道を若者が見つけられたということは嬉しいこと。
毎日朝早くに起床、若い師匠とともに野菜市場の競りに出かけているとのこと。
これまでの彼からは考えられないことですよ。
道が見つかるってことは素晴らしいこと。
無理のいかない範囲で頑張れよ!
私の趣味の絵も役立ちました。
今日もコタツで練習しています。