森づくりと間伐材

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森づくり

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杉と間伐材(5)

ここ大分では、このところ雨天の日が多く、その代わりと言いますか、特別に寒いとは感じません。
恐らく、山の杉林も湿っていて、今日は花粉の飛散もないと思われますね。

さて、「杉の間伐材」に関して、いつも、たいしたこともないことばかり、くだくだと書き込みをしてすみません。
今回は建材としての特色を一言。
  ・とにかく、大量・豊富に流通していて安価、輸入外材(栂)よりも安い水準?
  ・本来、直径10cm内外辺りのものをそう呼ぶはずだが、間伐作業の遅れから、
   「20cmあるいはそれ以上の材も、同類扱いでよいですよ」と言われたこと有り。
    (もし、正確でなければ、ご容赦願います)
  ・それだけ、人手不足で山に大量に残されていて、安価ということでしょうか?
    (急傾斜の山林が多くて伐採、積み出しも大変)
  ・悪循環となって、さらに放置される?

困った事態ですね。
でも、建材としては、活用法によっては結構いけると思います。
  ・柔らかくて、桧に比較して若干強度が落ちますが、とにかく軽いという利点有り。
  ・木目がとても美しく、香りもよい。
  ・温かみ、優しさといった木本来の利点有り。

  
要は使い方なのです。
カンナ掛けして仕上がった素材感には、とても新鮮な美が感じられますよ。

でも、時代の進歩なのかどうか?、
今やプレハブ、ツーバイフォーのハウス屋さんに住宅市場が席巻されてしまい、在来工法の職人さん(大工さん、左官さん、建具屋さん)が活躍する場が極端に少なくなってしまいましたね。
資本力、営業力の差で、とてもたちうち出来ませんよね。

現状として、打つ手なしの状況ですね。

杉と間伐材(4)

今年も、いよいよ杉・桧花粉飛散の季節になったようですね。

ニュースによれば、例年よりも飛散時期が早まるとこが予想されるとのこと。
花粉症のメカニズムは結構複雑であり、その治療法として決定的なものは未だ確立されていないようですから、発症の方々にとっては、辛い季節と思います。

こちらでは、日々眺める杉山が赤茶に色づいている様子が窺がえます。
とにかく、膨大な量の杉山なのです!

この花粉飛散防止の面からも、山の管理は大切ですね。
間伐、枝打ちなどちゃんと管理して、有効資源を活用することで、飛散の少ない改良型品種に更新を早めることが緊急の課題と感じます。

何でも、問題先送りでは、後のしっぺ返しが大きくなりますね。

杉と間伐材(3)

連日、派遣労働者の派遣切り問題がクローズアップされていますが、こうした中で、「手に職を」と全国の森林組合等が受け入れを呼びかけているようですね。
農業と同様に、林業でも人手が極端に不足しているからです。
輸入木材の大量流通による価格低迷と後継者不足が大きな原因です。

  林業就業者数の推移
    1965年:27万人
    2005年: 5万人

となっています。わずかこの40年間で激減しています。
なんと、人数で20%以下、しかも高齢化しているのです。

さて、今回の派遣切りの人達ばかりでなく、本当は国策のうえからも、
  ・食の安心、安全、安定のための農業の自給政策
  ・低炭素社会実現のための森林づくりと地場産業の育成
  ・再生・循環型社会の構築と産業の育成
  ・脱石油社会の構築

などの政策を推進して、地域の若者がそこに定住出来るような産業として強力に支援してほしいですね。
発想を転換して、そういう分野で安心して生活できるような地方再生、地域産業の振興策を確実に実施すれば、過疎対策のうえからも極めて効果的と思います。

  美しい森と山
  美しい空と雲
  美しい川と海

これを共有の宝にしたいですね。

アルプスの山麓スイスでは、酪農を営む人々が特性チーズなど生産しながら平和に暮らしています。

フランスなども中世からの農村集落そのままで、昔ながらにブドウや小麦で生計をたてています。




□そこで、どうすべきか?

山を守るためには、先ずは杉山の間伐が必要です。
間引き、枝打ちして隙間を拡げなければ丈夫な木として育ちません。
横方向にもしっかり成長しなければ、風、雪、台風で折れる弱い木となります。
保水力も落ちてきて、災害に弱い山となってしまいます。
CO2の吸収力も落ちてきます。
杉オンリーでなく、クヌギ、ケヤキなど落葉樹も必要でしょう。

さて、シイタケの価格暴落が典型的です。
シイタケは、もともと日本で栽培技術を発明していたのに、わざわざ、向こうに行って栽培技術を教えて生産させたのです。労賃が安いので、確かに安く輸入出来ますから、日本の消費者には一時的に即利益になります。しかし、当然国内の生産者にはマイナスでした。
しかし、食の安全の面でいったんことが起きると、消費者、輸入業者ともどもダメージを受けることに。
後で慌てても、既に国内の生産者数は激減していて数が揃わず、値上がりで消費者にはマイナス。
結局、誰の利益にもならず、混乱させられただけ?
特に、国内の真面目な生産者はたまりませんね。
こんな不毛なビジネスで、国内の生産者を潰すべきでないのです。

山を守るには、人手、後継者も必要です。時間もかかります。
そのためには、適正な収入も必要です。
お金になるには、間伐材の需要と活用法がとても重要。

間伐材は、そのままでは建材として欠点を持っています。
曲がり、そり、割れなどが発生するのです。
そこで、欠点を無くすためのいくつかの方法があります。
大分県が開発した「大分方式乾燥木材」は、2,3日釜の中で蒸気加熱、その後、日陰で3,4ヶ月間ゆっくり自然乾燥させます。
そうすると、含水率15〜20%以下となり、上記の欠点がない強い木材となります。
全く問題がなくなるのです。

住宅、マンション、学校などでもっと積極的にこのような無垢の木を活用してほしいですね。
なにしろ、合板と違い、ホルムアルデヒドなど有害物質が放散しません。
家具や木工品などはプラスチック製品でなくてもよいはず。
本当は、木製のほうが健康にもよいのです。

新建材や家具類から有害物質が放散して人体に良くないからと、建築基準法では、24時間の機械換気が義務付けられました。
これは、本末転倒の見本の典型のようなものですね。
室内の建材、家具類、電化製品の大半が石油から製造されるプラスチック製品であることから、そういう
規制がかけられた訳です。
特に子供は、アトピー性症候群を発症しやすいのです。



□更に、そこで!!

皆さん、もっと国産木材の無垢の木製品を使いましょう!!

そうすれば、森が守られ、若者が地方に定住出来るし、地方も元気になれるのです。
森は自然の浄化サイクルの基本です。

森を守り、育てることで、水も空気も海も美しい国、すばらしい日本となるはずです。

杉と間伐材(2)

24日(土) 貸切バスで小旅行に出かけました。

前日の予報では、「寒波襲来による雪模様」とのことで、ちょっと心配でした。
案の定、途中、内陸部の玖珠、日田盆地あたりでは周りの山や畑は真っ白。
でも、別段、道路規制もなく、何とか無事に目的地の柳川まで到着。
現地は、予想外のまずまずのお天気。
さっそく、「コタツ船」で「柳川くだり」を楽しみました。
名物蒸うなぎはさすがにグー。

さて、日田周辺。
この辺りはこの山、あの山、どこもかしこも、杉、杉、杉・・・。
膨大な量の杉です。
でも、「間伐」、「枝打ち」という観点から見れば、必ずしも納得という訳ではありません。
「旅行の時もそんなことを考えているの・・・?」と云われれば返す言葉なし。
ごめんなさい。

巷間叫ばれる「非正規雇用」問題。
もし、山林の適正な維持管理が必要とすれば、ここでは、それに必要な労働量は相当なもの。
失業とは無縁の、ほぼ無尽蔵ともいえる仕事量となるはず。
でも、国策としての観点からみれば少々疑問符あり。
国内の木材需要は大きいのに、単に安いからとの理由で輸入外材が大量に入って来ているのです。

都会の、輸出型ハイテク企業にだけに若者が集中するから、ここいらの伝統的地場産業の後継者は育たないのですね。
せっかく、先人達が苦労して植林したというのに、もったいないね!
もっとも、林業の仕事は体力的にはかなりハードかも。
でも、充実したいい汗かけるかも・・・。

発想の転換というか、もし可能ならば、それらの輸出型ハイテク企業に対して「輸出税」、
「環境税」など掛けて、これらの地域密着型産業の再生と支援に当てたい心境・・・。

杉の間伐材(1)

戦後の植林政策によって、全国各地には膨大な量の杉の人工林が有ります。

私が暮らしている大分県でも、あちこちに杉の名産地があり、蓄材量は全国第二位。
特に県北西部の日田、県南部の佐伯・宇目などの山間地方などが、名の知られた産地。
製材業、下駄、木工など林業に関わる各種の伝統的産業が集積しているのです。

でも、ご存知かと思いますが、「輸入外材との価格競争」、「後継者不足」など厳しい現実が有ります。

「少子高齢化」が後継者不足の原因となり、価格の低迷がさらに拍車をかける。
「間伐」、「枝打ち」など必要な管理も出来なくなって、「放置林」となるケースが拡大しているのです。
そのような密植状態の森は生育が極端に悪くなります。いわばモヤシのように長細い不良木となって、
台風がくれば風倒木被害、地滑り、鉄砲水など自然災害発生の要因となります。

山の保水力が少なくなれば、暮らしの源としての「水がめ」機能、役割が低下、減少します。
河にとっても、海にとっても良くない影響が出ます。
CO2の吸収のための「循環サイクル」も壊れます。


「社会」も「自然」もどこかでバランスを壊してしまうと、全てが悪循環ですね!

どうにか、癒し効果抜群の森林の景観、そして共生サイクルを大切にしたいもの!

では、続きはまた。

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