|
北朝鮮のミサイル衛星は、どうやら来月の4〜8日の打ち上げに向かって秒読みが進んでいる。
日本政府やアメリカ政府は、自慢のミサイル防衛で迎撃しちゃおっか!?なんて、もっともらしく公然と話している。。。。。
しかし、実際のところ、今の技術では、どんなに頑張っても、中距離や長距離弾道ミサイルを打ち落とせる可能性なんて、多分多めに見積もっても10%以下、多分、殆んど無理。これが現実。
何で日米の高官が、もっともらしく、打ち落としちゃおっか!?なんて話しているのかが、滑稽すぎて笑うに笑えない。
ミサイル防衛システムは、元々、三段構えの迎撃ミサイルから成り立っている。
ブースト・フェイズは、上昇段階での迎撃。
ミッドコース・フェイズは、宇宙空間での迎撃。
ターミナル・フェイズは、地上に落ちてくる途中での迎撃。
ブースト・フェイズは、スピードが出る前の迎撃だから、技術的には一番容易いのだけど、発射国の上空で破壊する事になるから、お人好しの日本は例によって最初から放棄してしまっているし、今回のような事例では、アメリカもさすがに出来やしない。。もしやったら、それは即、戦争って事だからね。
ミッドコース・フェイズは、かの有名なイージス艦のレーダーシステムと搭載ミサイルを使って、宇宙空間で迎撃しようって奴。
アメリカ海軍のテストでは、最近何回か成功した事もあって、まあテストの成功率は5:5くらいかな。
しかし、そのテストは全て、目標ミサイルの飛行コースが事前に知らされている状態のテストでの事。
昨年、そのテストに日本の自衛艦も挑戦したけど、大失敗したのは記憶に新しいところ。
元々、ミッドコース・フェイズは、『マッハで飛んでるカップにホールインワンさせる位難しい。』と言われている。
ミサイルが何処を何時に飛ぶか判っていてるテストでも当たらないミサイルが、どうやって何処に何時飛ぶか解からないロケットを迎撃できると言うの?
ターミナル・フェイズは、湾岸戦争でも活躍したパトリオットミサイルで、落ちてくるミサイルを地上から打ち落とそう、って奴。
湾岸戦争では、イラクのスカット短距離弾道弾に対して、命中率は97%だったと言われてきたが、最近、それは真っ赤な嘘で、実は10%以下だった事が明らかになったばかり。。。
まして、スカットとテポドンでは、その弾頭のスピードは10倍ほど違う。
元々がパトリオットミサイルはスカット等の短距離弾道弾を迎撃するために開発された物で、射程が長くなれば長くなる程に大幅にスピードが増す中距離、長距離弾道弾を迎撃出来るかは、未知数なのだ。
想像して欲しい。マッハ3とマッハ30の速度の違いを、、、、私は、バッティングセンターで120kmの玉ならカスル事もあるが、1200kmの玉なんてイチローでも想像すら出来ないだろう!笑。
湾岸戦争当時よりいくらかは改良されているのは、まあ確かだが、、、、、、
その上に、パトリオットの射程はわずかに15キロほどしかない。
それを4セットしか持っていない日本は、秋田に配置換えするとか言っているが、どちらにしても張子の虎で、点でしか守れないのは明らかなのである。。。
以上の現状を踏まえると、、、
何で日米の高官が、そろいもそろって大風呂敷をしいて、キャンキャン言っているのか、笑うに笑えない。
根本的な対策、保険を持つ事を、強く私は求む。
|
ミサイル迎撃と言う言葉は引っ込めたようですよ。
国内強硬分子に迎合する為の、政治的発言でした。
発言した政治家は恥ばかり掻いている。
2009/3/24(火) 午前 5:55 [ johnkim ]
johnkimさん、コメントありがとうございます。
そう簡単には日米両政府も、引っ込めませんね。
可能性は低いとはいえ、弾道ミサイルの発射後に対処できる兵器はこれらしかない訳ですから。
発射前に対処できれば、確実なのですが、その兵器すらも放棄している日本の現状に、私は不安を覚えます。
2009/3/27(金) 午後 11:26
短めに書きますが、ミサイルのミッドコースはスピードが0キロになる頂点を基点として大気圏外で3分ほど大人しい進行をします。ですから一番迎撃しやすい段階です。下降するにしたがってもはや迎撃できないほどのスピードになることで、日本ではミッドコースで迎撃する技術が日進月歩で進んでいます。私は飛行船によってレーザーを集中させて方向転換させることぐらいは現在でも可能であると考えています。それ以外にも方法論があるような考えが幾つか浮かびます。
レーガンのSDI構想が現在ここまで進展したということは意外に想像が実現するスピードが早いと考えております。
2009/6/19(金) 午後 4:41 [ 大国 ]
貴重なご意見、ありがとうございます。
しかし、弾道弾は文字どうり弾道飛行する為に、残念ながらミットコースでスピードが0になる事はありませんし、頂点に達してもスピードはブーストの最終段階と殆んど変わりません。よって一番迎撃し易いのはやはり、スピードが遅く目標も大きいブーストフェイズであるのが定説ですね。レーザー兵器を使うなら、運動エネルギーの小さく制御の繊細なブーストフェイズでなら実現可能のようですが、ミットやターミナルでは弾道弾の運動エネルギーに対抗できるレーザーの出力を確保出来ないのが現実のようです。
やはり、ミサイル防衛は、ブーストフェイズかグランドでたたくのが一番現実的だと、私は考えます。
2009/6/19(金) 午後 8:08