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埼玉県俳句連盟第十八回小中学生俳句コンクール
【小学生低学年の部 知事賞作品】
すくわれてきんぎょがぼくのうちにきた さいたま市立中本小学校 1年 水沢一夏
【高学年の部 受賞の言葉】
☆埼玉県知事賞 こいのぼり見上げる祖父のこし伸びる 阿部桃花 (加須市立花崎北小学校5年生) 私の通う加須市立花崎北小学校には「五七五タイム」という時間があります。一年生から六年生までの全員、俳句を考えたり、作ったりする時間です。私は、一年生のころ、五、七、五の十七文字に言葉をいれるのが精いっぱいでした。でも、先生から、俳句の決まりや、季語の意味などを教えてもらううちに、だんだんと俳句を作るのが楽しくなってきました。五年生になってからは、五七五タイムの時だけでなく、思いついたら日記のように、俳句をノートに書いています。作った句を担任の江口先生に見てもらい、「これは、良い句だね〜」と言ってもらえるとうれしくて、また作りたいと思うようになり、今年は四月から八十五句作りました。 その中で、今回の句は特に先生からほめてもらった句でした。 私の祖父はアルツハイマーという病気です。だんだん、まわりの人や、季節などがわからなくなってきています。だから、私たち家族は、祖父を散歩に連れて行った時には、てきるだけ、季節を感じられる花や木の名前など見えるものを声に出して話しかけるようにしています。でも、最近は、私達の声にもあまり反応してくれなくなってきています。 五月二日のお昼すぎに散歩に出かけたときに、こいのぼりが元気に泳いでいるのを見て私が、「ジジ、こいのぼりだよ」と声をかけると、祖父は、とても、とてもうれしそうにこいのぼりを見上げていました。私の声に祖父が反応してくれたことが、本当にうれしくて、その時のことをこの句にしました。 だから今回、この句が県知事賞に選ばれたと聞いて本当にうれしかったです。 これからも、楽しかったことや、感動したことを、その時、その時、俳句に残して、後で自分の句を見た時に、もう一度、楽しい気持ちになれたらいいなぁと思います。 ☆埼玉県知事賞 せんぷうき昭和の風が吹いてくる 多田 渚 (さいたま市立大宮北中学校3年生) 本日は、県知事賞という私には身に余る立派な賞をいただき、本当にありがとうございます。 今年は、三月十一日に東日本大震災が起こり、原発の大事故につながりました。私も、計画停電で生まれて初めて電気のない不自由な生活を体験しました。その後も「節電」のため、学校の「クーラー」や家の「クーラー」もあまり使わなくなり、昔ながらの「扇風機」をたくさん使った夏でした。 〈せんぷうき昭和の風が吹いてくる〉は、そのやさしい風がどこか懐かしい感じがしてその気持ちを詠みました。 俳句は、世界で最も短い詩とも言われますが、その時の作者の気持ちや情景までが凝縮されていて、共感したり、目に浮かべられるのがすごいと思います。 私にとって、俳句は、昔の偉い人の作品を教科書で勉強するものというイメージでしたが、これからは昔の風をなつかしく感じるだけでく、もっと身近なことも感じるままに俳句を作ってみたいと思います。 最後になりましたが、小中学生俳句コンクールを主催していただいた県俳句連名、朝陽新聞さいたま支局の皆様に心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。 |
学生俳句
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