|
「1」と違う部分を太字にしてみました。 海みたいな女の子を知っている。 毎日ぼくのために姿を変える彼女を見つめる。 静まり返っているかと思えば、またすぐに大きくうねる。 彼女の貝殻に耳を当ててみるといい。宇宙が聴こえる。 水平線には境界がない。 空と海を隔てるものなどない。 心に穴の空いた女の子を知っている。 無限を出発点にするのは最高だと、彼女は言っていた。 何てことだ。きみにはぼくらの愛の行く末がわかるんだね。 自分でぼくに売りつけた心にぼくを向けさせておこうなんて 遅すぎるよ、愛しいきみ ぼくは海になりたいんだ。知ってるだろう。 きみの愛を救うんだ。 水平線には境界がない。 空と海を隔てるものはない。 ぼくの頭の中にある歌はもうぼくのものじゃない。 ぼくはきみのポーズ・ボタンを押す。 きみの愛を巻き戻して、再生しようとするんだ…… 毎晩同じ夢を見るんだ。 ぼくは何かを企てている。たくらんでいる。 ぼくは交通警官で、マレ通りにいる。 ぼくはサイレンをやかましく鳴らす。追い払いたいのはこのぼく自身。 水平線には境界がない。
空と海を隔てるものなどないんだ。 |

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 洋楽




先行でU2WanderersがNLOTH2の歌詞を上げてくれた時に私も訳してみたのですが、最後で交通巡査が出てきたので戸惑いました。何の比喩なのかな〜って昨日まで悩んでいたのですが、、、
Linearの公式サイトで、アントン・コービンがボノが創造したキャラクターで、トリポリの彼女に会いに戻るために全てを投げ打つ、北アフリカ系の血を引くパリの警官というのがいて、コービンさんはそのキャラクターについてのサイレント映画っぽいものを作りたかったとコメントしていました。
"NLOTH"は楽曲間のキャラクターや設定がそこかしこに顔を出す、コンセプト・アルバムでもあるのでしょうね。
2009/2/25(水) 午前 3:37
『耳』の部分で「1」のが好み....お、おっさんな発言ですね(汗
この詞の読み比べは、とても面白いです。感謝!
2009/2/25(水) 午前 8:26 [ nnb ]
>こうぞうさん
マレ通りはともかくとして、ボノが自分のやってることを交通警官に重ねてるんだとしたら、それは成り立つ解釈かなと思っています。「追い払いたい」も含めて。
今回のボノはまるで脚本家兼俳優ですね。Flyやマクフィストのような戯画化されたキャラクターじゃなくて、実在しそうな誰かの人生(現実)がくっきりと浮かび合ってきそうです。すごく想像の余地がある。
コービンが映画を撮りたくなるのもわかりますし、撮ればいいじゃん、撮ってくれよと思います。
2009/2/25(水) 午前 8:48
>nnbさん
「ち。nnbにおっさんって言われちまったぜ」……
ええ、ワタシもその部分、とても好きです。ボノらしい。
最初に出たのがNLOTH「1」の歌詞で、その時聴けたのは「2」だけだったので、これは読み比べなきゃいかんな〜と思ってました。
「1」の方が説明的でないという点で好みです。
2009/2/25(水) 午前 8:51