|
@U2のブログにたいそう笑える(そして泣ける)YouTube動画が上がりました。
あのヒットラーが、北米レグの延期を知ったのです。
元ネタは映画「Der Untergang」(日本公開時タイトル「ヒトラー〜最期の12日間」)。「ベルリン・天使の詩」のブルーノ・ガンツがヒットラー役をやったので、U2ファンの映画好きなら見た人も多いかも。割と有名な(映画を見てなくても見覚えのある)シーンだと思います。見てないワタシが知ってるから。
内容に全く関係のない英語字幕をつけた動画なんだけど、これはドイツ語映画だからこそ出来たことだよね。英語映画じゃ出来ないもんね。
とゆわけで、がんばって日本語書いてみる。
「U2の2010年欧州ツアー、3rd Legがまもなく始まります」
「360°ツアーはトリノに始まり、ローマで終わるのです。モスクワ、パリ、チューリッヒと言った待望される日程が含まれます。ドイツでも2都市でありますが、8月まで待たねばなりません」
「よろしい。私は2週間後にデンバーで彼らを見るよ」
「総統閣下……U2は……」
「U2は北米公演を延期しました。ボノがミュンヘンで負傷したのです」
「いったい誰が……『No Line On The Horizon』のようなものを作り出せるだろうか……」
「こんなことが許されるのか!」
「半神であるボノが、いったいどうやって負傷するというのだ! いったい彼は何をしてたんだ? あまりにも世界救済に励みすぎたのか?」
「ギネスを急いで飲み過ぎたとか?」
「なんで他の国で起こらなかったんだ! ドイツが憎まれないように」
「私は何ヶ月も前にチケットを買ったんだぞ! アイアンマン2と並んで、この夏のハイライトになるはずだったんだ!」
「総統閣下、欧州ツアーは変更されていません」
「だが私はアメリカで彼らを見たかったんだ! ホットドッグを売ってるスタジアムで!」
「総統閣下、スタジアムならフランクフルトにもあります」
「アメリカのホットドッグにはもっとうまい成分が含まれているのだ。同じものにはなり得ない!」
「私はもう何年も同じZoo TVのツアーTシャツを着ている。新しいツアーTが必要なんだ。そして今回、手に入れるはずだった」
「見てもいないコンサートのTシャツを着ている輩になるわけにはいかないんだ。これ以上気取り屋ではいたくないんだ! 私には360°ツアーのグッズが必要なんだ!」
「なぜボノは私にこのような仕打ちを下されるのか? 彼ほどのよいカルマの持ち主であれば、自らを癒すこともできるだろうに?」
「これは私にとって、初めてのU2コンサートになるはずだったんだ」
「ライブエイドのチケットのために徹夜で並んだが、チケットカウンターにたどり着く前に売り切れてしまったんだ……!」
「これは何かの陰謀に違いない。ローリングストーンズだって時々休むのに、U2はもう何十年もノン・ストップのツアーをしてきた」
「レニー・クラヴィッツも見逃してしまうのか。いったい誰が、今後も彼が存在し続けると言い切れる? 1998年以来、彼にはヒット曲がないんだぞ!」
「心配しないで。閣下は興奮しているのよ」
「『ヨシュア・ツリー』は私の人生を変えた。WOWYを聴けば、未だに泣けてくる……」
「22個のグラミー賞……7つのブリット・アワード……」
「今回のステージセットはこれまでにないほど大きいんだ。世界記録だよ」
「360°の純粋なる畏敬の心だ……」
「360°の……」
自分の悲しみにとことん浸りわめき散らす……独裁者というキャラを生かした素晴らしい動画だと思いました。
ヒットラー、哀れ。
|