|
『rockin'on』の4月号を買った。表紙はコールド・プレイ。 いつもは買う前に中身を確かめるんだけど、ゆのわんさんがいい記事だったと教えてくれたので開かずに買った。 読むべき記事は54、55ページの見開きだけと言っても過言ではないんだけれど、これは読むんだ。買うんだ。立ち読みはいかん。泣くから。余韻を味わえないから。 ワタシは車の中で読んでしくしく泣いた。そのとき"White As Snow"がかかっていて、ボノが「And the moon shone above me」と歌っていた。 泣く理由の多くはワタシ自身のコンプレックスにも由来しているんだろうから全然一般的な話ではないのでおいといた方がいいんだと思う。 あんまり長い引用は販促じゃなくて商売の邪魔だから避けるけれども、ともかく一文だけ。筆者は「世界最速のGOYBレビュー」の宮嵜広司さん。 招待された政治家の就任記念の宴で、「これは、アメリカの夢である」と恭しく喜びの言葉を 贈りながら、その最後に「そしてそれは、パレスチナの夢でもある」と、場に居合わせた全員を 凍りつかせるフレーズを周到に忍び込ませ、未来を担う大統領の微妙な表情を全世界に配信させ ることの、どちらがより体制的だろうか? この一文はもちろん重要だけれども新しい視点というわけではなく、だけれどもここに書かれているということが、何よりも重要なのだと思いながら、ふるふると読んだのでありました。 「そんな偏見は、すべて間違っている」という断言とかね。 記事の後半ではアルバム全体を俯瞰する評を書いています。NLOTHがすごく重要なアルバムだという、いい記事だと思います。 次号ではぜひtrack by trackが読みたい。 ブログ(宮嵜広司の洋楽試聴荒らし)ででもいいから、書いてくれないかな。 商売の邪魔かと思いつつ書かずにはいられないんだけど、巻末近くのアルバムレビューで「言うまでもなく北アイルランド人」と間違っちゃってるのは、ほんと致命的なミスだと思う。 筆者は宮嵜さんじゃなくて別の人。 パレスチナに対する姿勢が全く違ったものに解釈されかねないよ。 でも買おう。買うんだ。消費の季節だ。
|

- >
- エンターテインメント
- >
- 音楽
- >
- 洋楽


