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HOT PRESS誌のウェブサイトにブランデンブルク門コンサートのレビュー記事が上がりました。チラ見した所なかなか良さそうなので、久々に頑張ってなんちゃって翻訳に挑戦してみます。リンク先の原文も読んでね。 U2は今夜、ベルリンの壁崩壊20周年を記念し、ブランデンブルク門の前で1万人の観客のために感動的なミニコンサートを行った。 雪まじりの雨が吹き付ける寒いベルリンの夜、辛抱強く待っていた群衆の前に現れたU2は、この町を20年も訪れていなかったかのような歓喜と祝福で迎えられた。 光が歴史ある街を照らし出し、まるでこの場所が全く特別な場所であるかのように思わせたし、まさしくそうであった。 ボノは昔の説教師のようにマイクを取り上げ、早速自分のドイツ語力を披露し、「Vielen Dank Berlin. Du bist Wunderbar(ありがとう、ベルリン。素晴らしい街よ)」と観衆に感謝を述べた。そしてビジネスが始まった。 幕開けの曲、19年前にベルリンでアルバム『Achtung Baby』のために収録された"One"が嵐のように奏でられた。 背景にはドイツで最も歴史的なランドマークをスクリーンにして、驚異的なまでに美しい光のショウが映し出される。WESTとOST(東)が同時に示され、分離し、ONE、そしてFREEDOMとLOVEが続けて浮かび上がった。この記念すべき夜の始まりにふさわしい演出だ。 続いて演奏されたのはアルバム『No Line On The Horizon』の力に満ちた曲"Magnificent"。「喜びに満ちたノイズ」と言うものが存在するとすれば、この曲こそそのものだ。「Only love can heal such a scar 愛だけがこの傷を癒しうる」「Only love unites our hearts 愛だけが我々の心を繋ぎうる」という歌詞は常ならない哀切に満ち、ベルリンそのものが声を合わせて歌った。 しかしながら次の曲の"Sunday, Bloody Sunday"にこの夜のハイライトの多くがあった。 北アイルランドとの分離について書かれた歌をベルリンについての歌に読み替えるのは容易なことで、いずれにも共通する人々の怒りに満ちた石と矢が飛び交う中における平和と統一への切望が存在する。 「今夜、僕たちは一つになれる」とボノが歌い、大音量のコーラスが夜空に響き渡った。 「ニューヨーク市長」とボノが紹介したJay-Zがバンドに加わった。 ボブ・マーリーの"Get Up, Stand Up"と、この時にふさわしい新しい歌詞が挟み込まれた。 And all the lovers and hate すべての愛と憎しみとが That pass these keepers of the gate この門の番人の目をくぐり抜ける And it's a heavy weight this history 重い重い歴史が存在した But it's not too late... しかし遅すぎるということはないんだ…… 曲が終わり、ニューヨーク市長に別れを告げたボノは、観衆とカメラに直接語りかけた。「Feel this moment that we're in, in this beautiful city of Berlin... Ich liebe Berlin ぼくらがともにいるこの瞬間を感じて。この美しい都市ベルリンにいる瞬間を。ベルリンを愛している」と、胸に手を当てて。 "Beautiful Day"への流れは自然で、ビートルズの"Blackbird"の歌詞での締めくくりはこれまでにそうであったのと同じぐらいに素晴らしいものだった。 Black bird singing in the dead of night 夜の終わりに歌うブラックバード Take these sunken eyes and learn to see その落ちくぼんだ目を倣って目を養おう all your life you were only waiting 待つばかりだったきみの人生 for this moment to be free 自由になる、この瞬間を 終わりから2曲目の"Vertigo"はドイツ語で始まった。楽しいロックンロールではあったが、他の場所で彼らが得たような響きはなく、この夜のショウの中では最も魅力にかける部分だった。 ショウの終わりの曲をボノが紹介する。 「しっかりと保とうとしている人々の歌だ」 とびきり上等の叙事詩、不思議なほどに心を動かす曲、"Moment of Surrender"で、U2は演奏を終えた。 半時間のショウを終え、バンドは手をつなぎ合って立ち、お辞儀をしてステージを離れた。 ウンター・デン・リンデンを満たす1万人の中で、何人かがショウの最後の曲を口ずさみはじめた。やがてそれは野火のように広がり、数秒のうちにはすべての人々が声を限りに歌っていた。喜びと、おそらくは愛にも結びつけられて。 悪名高き壁の歴史的な終焉の20周年に、U2はベルリン市民に特別な贈り物をした。人々はこれから何年もの間、それを胸に抱き続けるだろう。 こんなとき人々は、U2の曲がどんなに思いやりにあふれていて、どんなに人々の心に共鳴するのかということを、まざまざと知るのだ。 One love, we get to share it...
愛は一つ、ぼくらはそれを分かち合う…… |

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