酔月亭

ブログを引っ越しました! 今後ともよろしくお願いします。

around myself

[ リスト | 詳細 ]

たまにはU2と関連のない/薄いことも書くらしい。
記事検索
検索

札幌に来てるよ #4

夕方4時ごろに始まったトークセッションは「いのちにぎわい 森が人を守る、人が森を守る」と題して行われた。
アイヌ風の家のアシリ・レラさんを中心に、中国電力上関原発の建設に反対する山口・祝島、核燃料再処理工場の本格稼動が迫る青森・六ヶ所村、森の保全に取り組む桧原村からパネリストが参加した。

話の中心は森と水の循環。
レラさんは子どもの頃、「川岸を歩くときには柳の枝を挿しなさい」と教わったそうだ。コンクリートの護岸は一見頑丈そうだけれどもいったん崩れるとなるともろい。本当に川を守るのは川岸に生えた木の根っこ。
それにコンクリ護岸でまっすぐな流れに強制された川は、川底を削ってしまうし、激流となって下流での水害をもたらす。
川は蛇行して、あちこちにぶつかることによって勢いをそがれるもの。
そうして森から水や栄養を運んで、大地を潤し、海を育てる。水とともに命を循環させるもの。

祝島には石垣で作られた日本一の棚田がある。それは稲作の歴史とともに積み重ねられた文化。
対岸に上関原発が作られても、祝島の米は安全だといえるのだろうか。
暮らしも文化も失われてしまうのではないか。

六ヶ所村にしても、高尾山にしても、人間の都合で自然が破壊される(または破壊される危機にある)。
森から与えられる喜びや安らぎをもっと人びとに体感してほしい。
そうすれば自然を尊重することもできるだろう。


かなりとりとめないですが、おおよそそのようなことが話されました。
その後、パネリストの一人であるマエキタミヤコさんから、それまでの流れを断ち切るような提言がなされました。
要は、「そういうこと」を官に伝えていかなければいけないということ。かつ、現在の官僚は(文系出身者が大半を占めるので)理科を知らない。基本的な知識である食物連鎖さえ知らない人が「環境」に携わっているんだということ。
うむー、これは結構白眉でした。
15年前の大学生だったら、中学高校で教わっているようなことも、今の20代は知らないのかと。つか、いわゆる一般常識なんじゃないのかとも思うんですが。
でもマエキタさんは言い切るわけですよ。官僚と対峙している人がそういうなら、きっとそうなんだろうな、実感なんだろうなと納得させられます。
それは確かに危機感かも。
だからこそ「説明責任」を果たさなければいけないんだけど、それはかなり困難だとも思う。だって「理科」だぜ。「科学」じゃないんだもん。いったいどこから始めればいいんだよう。
それはもう、感覚的な問題であるような気もする。

マエキタさんが言うところの対官僚、対政府というのは、市井に生きる人からしたら少し遠いところにあるようにも思う。
レラさんが唱える個人の自然についての認識についての話は精神論めいていて、しかも個人が責任を負うようなことではない。
マエキタさんは、市民一人一人に(官僚同様に)知ることを求めているように思う。
この日にもそう思うんだけど、後に確信を強めた。

ボノはやっぱり、ワタシを(ワタシたちを)甘やかしている。最低限のことしか求めていない。
最低限のことしか知らなくても、充分な力になるからだとは思うんだけどね。
でもその一方で、ボノが求めていない基本的な認識を持つことは、ワタシのような人間には重要だとも思う。

でもさー、半ば確信的に認識を避けているわけだったりするんだよ、オレ。
ボノが考えなくていいって言うから、考えなかったりしてきたわけだよ。少なくともこの2年くらい。
でもって、ワタシみたいにキャパシティが小さい人間には、それが有効だったりもする。
考えるべきことを考えていたら、自分で結論を出せなくて、挙句の果てに身動き取れなくなっちゃうんだもん。

ま、考えずに行動した結果、ここに導かれているわけなんですけど。
稿を改めますが、今日はいろいろと考えさせられて、気分が停滞しています。
停滞したので酒を飲んで、真夜中まで元気でもあるんですが。
ワタシの札幌生活もほとんど明日(9日)で終わり。ここにいる間にすこしでも考えをまとめられたらと思いますが、取り止めのないものに終始するんじゃないかという危惧の方が大きいです。

明日は余裕がありそうなので、ファンサイトダイブもしちゃいたいな。
U2ブログのはずがこんな記事ばかりでごめんね。オレ的には整合性があるんだけど、なかなかそうは感じられないすよね。
にもかかわらずたくさんの訪問があって、心苦しいばかりです。
「こんな酔月亭は読みたくねえ」というかたは(それもまた正当だと思うんだよ)、一週間ぐらい待っててください。
さすればサミット熱も抜けているかもしれません。断言はできないけど。

札幌に来てるよ #3

そんなわけで午後3時前、お待ちかねの〈ジンタらムータ〉の登場です。
クラリネット奏者の大熊ワタルさんが率いる〈シカラムータ〉のアコースティックバージョン。
多少メンバーが違って、というかワタシが大好きなバイオリンの太田恵資さんがいないのがひじょおおおうに残念。
ワタシがシカラムータというバンドを知ったのは、ソウルフラワーユニオンの親分ボイス、中川敬のソロプロジェクト〈ソウルシャリスト・エスケイプ〉が最初だったと思う。
シカラムータのメンバーの何人かがプロジェクトに加わってて、太田さんにがっつりやられました。注目した理由は「おじいちゃんに顔が似てる」だったんだけど。
なんつのか、うーん、アナーキーとか言えば伝わるのかな。アナーキーなバイオリン。アジアのスパイスの匂いがしそうな感じ。
んで、歌う。歌うというか叫ぶ。
ちょうどアイリッシュ音楽を聞きかじって、フィドルが好きだったこともあって、ライブの間中ずっと太田さんを見てた気がします。
そんな思い出のシカラムータ。や、太田さんはいないんだけどもさ。

    イメージ 1

〈ジンタらムータ〉は6人構成。
大熊ワタル(クラリネット)、桜井芳樹(g)、阿部万里江(アコーディオン)、渡辺明子(トロンボーン)、JIGEN(b)、こぐれみわぞう(チンドン太鼓)。
ネパール、東ティモールの民謡に始まって、アルチザン、スタンダード、それにオリジナルもやった。
カラフルでアナーキー。メロウでポップ。チンドン太鼓でジャズやっちゃうんだぜ、かっこいい。
んで、ここでも一発ご褒美が。大好きな「平和に生きる権利」をやってくれた。インストゥルメンタルだけど、一人でこっそり歌っちゃった。
「静かに暮らし生きる権利をホーチミンは歌う、ベトナムの空から。飛び交う砲弾も、水田の畦から消せはしないだろう、この歌を」。
原曲はビクトル・ハラですが、ワタシが知っているのは中川敬による編訳詞バージョン。
よかったら聴いてみてください

〈ジンタらムータ〉は前日に札幌で行われたピースウォークに参加、チンドン隊として盛り上げたそうです。このデモでは4人の逮捕者が出たこともあって大きく報道されました。ワタシは新聞しか見てないけど。
今は「こちら側」にいるので、新聞が報じないいろんなことが見えます。その点だけでも、ボランティアに参加してよかったかな。
ちなみにいくつかの記事では「反G8のデモ」と書かれたそうですが、ピースウォークに参加したのはアンチ組だけではないです。
G8に市民の声を届けようという(OneやDATAと同様のスタンスの)団体・個人も参加してましたから。
で、大熊さんは当然ながらMCでこの報道に触れました。

「ピースウォーク」は危険な人たちの集団のように報道されているけれど、決してそうではなかった。
ぼくたちはこういうふうに生きたい、自由に生きたいというアピールだったんだ。

この記事で終わりにするつもりだけど、眠くなってしまった。もう少し続きます。

札幌に来てるよ #2

大通公園を冷やかしてみる。
小さなデモ隊(フリーチベットが題目なんだが、いろんなフリーチベットがいるんだと知る)がいる以外は静か。ぐるーと回ってから、コンサートイベントをやっているサッポロファクトリーへ向かう。
大きなショッピングモールと、観光客向けの道内物産集合店と、サッポロビールのストアハウスが一緒になった巨大な施設。その中庭・煙突広場でやっている「やおよろず地球まつり」がお目当て。
行ってみて分かったのだけど、主催は高尾のお山を守るNGOだった。圏央道がらみです。
八王子(中央道)まで通って、ワタシにはすごーく便利になった圏央道ですが、東名道までをつなぐ予定。高尾山にトンネル通すんだって。
それはさすがにまずかろうと、便利に使っている身としてはかなり懸案事項。
20年近く前、十勝でナキウサギの生息地に道路を通すという計画があったのを思い出すです。

高尾のお山には1300種の植物と、5000種の昆虫、130種の野鳥が棲んでいるそうです。
自然というのは絶妙なバランスで成り立っているので、1300分の1の植物、5000分の1の昆虫、130分の1の野鳥がいなくなることがあれば、それが大きな崩壊に繋がってしまうかもしれない。いきなりではなくても、静かに静かに山が死んでいってしまうかもしれない。

というわけで、会場には高尾山の動植物の写真パネルがあちこちに置かれてました。
センターにステージ。いいなあ、憧れの屋外フェス。幸い好天に恵まれ、恵まれすぎ、ステージの前の小ぢんまりとしたテントに観客集中。
広場の輪郭に沿って、フェアトレードの出店とか、エコなワークショップが並んでいます。売り上げは今日の運営費になるんだとか。
観客は500円カンパすると「マサイ笛」がもらえます。もらった。

最初に見たのは〈RabiRabi×Pico〉というバンド。
パーカッション2人にボーカルという変わった編成。で、パーカッションの女性がかっこよくてだいぶ好みだったのでご機嫌で見ました。
ボーカルは歌詞がほとんどなくて、声も楽器な感じ。飛び跳ねて、走り回って、楽しかったです。

    イメージ 1

ここでやっとプログラムを見たワタシ。
なんか聞き覚えのあるような名前のバンドが出るらしい。〈ジンタらムータ〉だって。あや、しかも、大熊ワタルさんて、聞き覚えどころじゃないじゃん。じゃあやっぱりシカラムータなんじゃん。
いきなりワクワク度アップです。

ここで広場に数台の自転車が登場。
サイクリングウェアにばっちり身を固めたおじさんたちと、緑の全身タイツの3人組。
ツーリング仕様のぴかぴか自転車と、ママチャリ3台。共通しているのはメッセージバナーをひらめかせているという点のみ。

    イメージ 2

緑の人びとは〈行くぞ! 洞爺湖ママチャリサバイバル〉というプロジェクト。6月8日に国会議事堂前を出発、12人のリレーで7月4日に札幌にたどり着いたアンカーでした。
自称「アホ」で「考えるよりも行動する」彼らは、愛知万博のときにママチャリツーリングを始め、今回が4度目との事。
「笑わせたり楽しんだりを入り口に環境を考える」ことを目指しているそうです。

もう一組のチームは「ツーリング洞爺湖2008」。こちらもやはり東京から札幌までのツーリングですが、底は大人のみなさんですから、野宿続きのママチャリ隊とは違って各地の酒と肴も楽しんできたとの事。
にしても、自転車で山だのリアス式だのを越えてきたわけで……。
茨城の原発施設に反対している岩手の漁協があるそうで、訪ねて話を聞いてきたそうです。他県の話とはいえ海はつながってるんだよね。
アリ・ヒューソンがセラフィールド反対運動に力を注いでいたことを思い出しました。アイリッシュ海を挟んだ対岸の話は、まったく人事じゃない。自分も家族も被害者になる大きなリスクがあるんだといってましたね。
チェルノブイリのときは地中海沿岸のデュラム・セモリナに被曝が認められた例もあったはず。つながってるのは海だけではありません。

そういえば、これは今日(7日)の話なんですが。銭湯に、半身をタオルで覆ったままの人が2人もいて、北海道民は奥ゆかしいのかと思ったらそうじゃない。どちらも乳房切除手術を受けた方でした。
銭湯だろうが旅館の大浴場だろうが、そういう人に気づいたのは初めてだった。
それで思い出したのがやっぱりチェルノブイリのことでした。
「ヒバクシャ」という映画(鎌中ひとみ監督)の、ヒロシマ・ナガサキの被爆からずっと原爆症を追い続けている医者のエピソードで、北海道から東北にかけての日本海側で、乳がんが増加しているという報告があったんです。チェルノブイリの数年後から。
あれはちょっと衝撃的だった。
で、おれがいるのは札幌なわけですよ。
ほかの地域で乳房をなくした人の裸を見たことがないのは、そういう人がいないわけではなくて出会わないだけなんだけど、もちろん。
でも、ここに来て出会ったのは、レア度が低いからなんじゃないかと思うですよ。
あー、あの映画、もう一回見よう。

札幌に来てるよ #1

7月6日(日)
朝3時起床。
前々日の夜遊びがたたって、前日はまったく用意ができずする気もなかったので、ぐるぐるさんの排泄介護の傍らパッキング。
旅の準備はあまり得意ではない。ビジョンがない。ちゃんとチェックリストを作るべきなんだろうけど、なんとなく必要そうなものを掻き集めるだけ。
5時すぎ、出発。

7時40分発のスカイマーク。羽田で乗るのは初めてだったんだけど、後発の航空会社とあってカウンターも搭乗口もターミナルの端っこ。おかげさまで喫煙室が近くてラッキーでした。学習学習。
定刻より25分くらい遅れて新千歳空港着。とりあえずメディアセンターに荷物を置きに行く。
やー、サッポロ暑いです。日陰に入ればそこはさすがに北海道、涼しいんだけど、ともかく日差しが強い。黒いTシャツとか着てくるんじゃなかったと後悔。
でもきっと明日からはめちゃくちゃ寒くなるはずだ。

今日は一日フリー取材で、自分勝手に市内をうろつく予定。
大通公園行って、サッポロファクトリーという、かなり観光客な行程を立てる。
んが、まずは腹ごしらえですよね!
メディアセンター最寄の駅周辺をふらついて店を物色。んで、サッポロ名物スープカリーの店を見つける。

    イメージ 1
    hirihiri本店

ちょっと前にはやったけど、地元までは波が来なかったので初めて食べてみました。

    イメージ 2
    定番の「骨チキチキン」

さらりスープに大振りの野菜(にんじん、ブロッコリ、赤パプリカ、ピーマン、なす、キャベツ)、それにチキンレッグがどどーん。ジャガイモは固めのマッシュを俵型に成型したもの。
カレーというよりはポトフを食べてる感じです。カレー味のね。
野菜、特ににんじんが食べ応えあって、結構おなかいっぱいになった。
あと、鶏な。グリルしてから煮込んであるんでしょう、香ばしくてやわらかくてさっぱりでした。軟骨もこりこりいけちゃったよ。

「一回くらいは美味しいものを」なんて書いておきながら、上陸発の食事が観光客風味とはこれいかに。やっぱり俺は俺って事だな。

行ってきますが

今日から札幌に行ってきます。
結局何のニュースも上げられずにすみません。
コメント返しもできないままでごめんなさい。
向こうで落ち着いた時間が取れたら、ということで。
ネット環境はあまり変わりません。
だから行ってきますも何もないんですが。

ぐるぐるさんは包帯がとれました。
引き続き箱入りじじいの修行中。

北海道は何年ぶりなんだろう?
この前いつ行ったのかも思い出せません。
一回ぐらいはおいしいものが食べたい。
おすすめの店があったら教えてください。

.

ブログバナー

鈴木満月
鈴木満月
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索 検索

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事