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「お前!全然気合い入ってねーな!?なめてんのか!?」
突然、怒鳴り始めた。 最初、誰が言われてるかわからずに、 特に気にする事もなく挨拶を繰り返し、 頭を下げている俺の所に、スタッフが近づいて来た。 そして、おもむろに俺の髪を掴み上げ、顔まで近づけると 「てめぇーシカトしてんのか!?」 俺はビックリした。 何故俺が?とビックリしたということもあるのだが、こんなことで髪を掴んで凄まれることに、心底ビックリした。 (こいつなめてんのか…。)そう心に思った瞬間俺は…キレた…。 「おい!聞いてんのかよ…」とスタッフが言い終わる瞬間、 俺は「てめぇー!!誰に言ってんだこの野郎!!」と言ってしまったのだ…。が、もう止まらない。 俺の目がとんでもない殺気だった目をしているのか、スタッフは後ずさりしながら「お、、俺は…せ、、先輩だぞー!」と、 うわずった声で言ってくる。 だが、俺はもう止まらない。 元々キレやすく、社会に出てもちゃんとしようと心がけてきたが、こうなったらもう自分でも止められない(ダメだ…このままじゃまた逆戻りだ…)そう思っても、もう止められなかった…。 俺は、拳を振り上げて、スタッフの顔に一撃を喰らわそうとした瞬間…「ブレイクブレイク!」 俺とスタッフの間に、当時流行ってた格闘技のレフリーばりに、一人の男が割って入ってきた。 その男が、生徒100人の前でいきなり 「これより〜60分一本勝負を始めます〜!」とアナウンスを始めたんだ。 その瞬間、生徒から大歓声が上がる。 一体何が起きたのかわからず、俺もスタッフもぽかんとした顔していると、 男は「ファイッ!!」と、ゴングを鳴らした。 俺もスタッフも、まだ状況を掴めない状態のままでいる間、男は実況を始めた。 「二人が睨み合う〜そして〜!な、なんと二人が両手を〜!掴みにかかる〜!」 俺らはとりあえず、レフリーに従う様な形になる。 周りのギャラリーは、生のプロレスが始まったと大いに盛り上がり、 実況の「どっちが力が上か〜??」という煽りで、二人の力比べが始まる。 周りの歓声も更に高まる。 二人の力比べの最中、スタッフが手をスッと力を抜いた。 「あれっ」と思った瞬間、スタッフが背後に素早く回ると、そのまま俺にコブラツイストをかけてきた。 スタッフはアントニオ猪木並に 「シャイ!シャイ!」と周りのギャラリーを更に煽る。 続く… |

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