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成都の双流空港、実は新しいほうと古いほうの二つに分かれていることを、今回初めて知りました。
今回のように九寨溝や重慶へ飛ぶには、古い方を利用するようです。
と言っても、チェックインが終われば、搭乗ゲートや滑走路は共同で使うので、
新しいほうへと合流するようになっているのですが。
九寨溝、噂では相当美しいと聞いていてかなり期待していましたが、
実際に自分で見ると想像を超える美しさ。
しかし、その美しさを享受するまでには、恐ろしいほどの精神的苦痛が待っていたのです…。
いまや日本での中国ツアーというと必ず入ってくるのが「九寨溝・黄龍」。
九寨溝エリア内でのループバスも日本人観光客用に貸し切るケースもあるようです。
ツアーって移動も宿泊も食事も考えないでいいので便利なんですが、ある意味では不便ですよね。
今回、1歳児と5歳児がいたので時間の拘束があるツアーには参加せず、個人で行った私たち。
時間的には自由に、子どもや母の体調に合わせて歩けたというのはとてもよかったのですが・・・。
初中国の姉夫婦一家はともかく、在中国歴3年近くになる私までもが引いてしまったマナーの悪さ。
ループバスに全員で安全に乗るために、何台か見送ってやっと一番前に並び、
次のバスを待っていた私たちを、後ろから押しのけ、引っ張り、飛び乗ってくる中国人観光客とその子ども・・・。
5歳になる私の姪っ子は押しつぶされそうになって、笑顔が消えて真っ青になり、その両親も言葉をなくしていました。
姉は1歳児を抱いているのに、その母子を肘で押しのけて割り込んでくる大人たち。
「子どもはともかく、大人が注意しないのが信じられない。」と姉がポツリ・・・。
「だって、親が子どもに『割り込んで席を確保しろ』って教えているんでしょ、きっと。」と私。
一番前に並んでいた私たちは、結局一緒に座れず、バラバラになってしまいました(悲)。
恥ずかしかった・・・。
私は日本人なのに、「恥ずかしい」と思いました。「腹立たしい」ではなくて。
中国に3年近く住んでいて、家族や友達或いはこうしてブログを通じて知り合った日本の人たちに、
自分が中国を好きであること、中国の良さ、中国人の温かさなどをレポートしてきたのに、
その家族が目の前で「中国って・・・」という気分になっているのが感じられたからです。
「せめて、北京市民だけには頑張ってもらいたいね。でないと、08年、大変だよね。」
この言葉を聞きながら、この先にはきっとまだまだ問題が現れるだろう、
と私は不安になったのでした。
さて、今後ツアーではなく個人で九寨溝へ旅に出ようとお考えの方にアドバイスをいくつか。
1.チケットは入場券(220元)とループバス券(90元)の両方を買わなくてはなりません。
そして、2日間入場する予定なら、購入後、チケット売り場左手にあるブースで、
写真を撮ってチケットに印刷してもらいます。また、2日目は入場券は買う必要はないですが、
ループバス券は改めて買わないとバスに乗せてもらえませんので要注意です。
2.時間を調整できるなら、朝8時から10時の間は入場しない方がいいです。
延々と続くツアーの人で、入り口から500メートルくらい列ができています。
まるで、夏の高校野球シーズンの甲子園駅から甲子園球場へ続く道のようです。
頑張って並んで入場しても、ループバス乗り場で、上述したような最悪の状況に必ず遭遇します。
私たちは2日目、学習して11時半頃入場しました。
人はまばらで、ループバスにも平穏に乗れました。
3.奥の方は海抜3000〜4000mになるので、飲料水は多めに持っていく方がいいと思います。
酸素も薄くなっているのでゆっくり歩きましょう。また、天気が変わりやすいので雨具も必要です。
降る時はかなり強く降るので、「濡れてもいいや」では済みません、けっこう冷えますし。
入る前に傘やカッパを用意しておいた方がいいです。できればコンビニで。
入口付近に売っている人がいますが、3〜5元ふっかけて売っています。
そんなこんなで、1日目は9時頃バス乗り場でもみくちゃにされ、ドン引き(意気消沈)し、
11時過ぎには大雨に降られ、12時には下山してきた私たち。
いったんホテルに戻り、服を着替えて、気持ちも切り替えて、午後3時ごろ、もう一度入場しました。
やっぱり、せっかくここまで来たからには、童話の世界とまで言われる風景を見たいですし。
3時の入口はガラガラ。午後入場にすれば良かったんだね、などと言いながら気持ちよくバスに乗り、
一番奥の長海という海子(湖)へ。
きれいでした。とても。私の言語レベルでは書ききれないし、写真でも一部しかお見せできないので、
やはり一度は自分で行って見てみる、というのが一番いいかなと思います。
今回、全部のスポットを見る時間はなかったのですが、一応どういう風に回ったかをご紹介します。
1日目:午前、樹正群海で下車、樹正瀑布まで登る(約30分)
午後、長海までバスで行き、五彩池まで歩いて下り、バスで諾日朗へ下る
バスを乗り換えて原始森林まで行き、バスで五花海へ下り、散策、バスで下山
2日目:昼、火花海で下車、湿地をハイキングして双龍海、葦葺海を通って荷葉寨へ、バスで下山
大きな海子を眺めるのもいいですが、ハイキングコースを2時間ほどゆっくり歩くのも爽快!
清らかで冷たい沢の流れに触れられるし、なんといっても空気がおいしいです。
めいはちょうちょが飛んでいるとか魚が泳いでいるとか、そういうので楽しい思い出を作ってくれたようです。
怖い思いをして元気がなさそうだったので、小翠も少し安心しました。
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