和紙染の工程

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和紙染めの工程

和紙染めの工程
5.染に入る
和紙の型の油(水通しを済ませた。)を抜いたら、早速ダミ筆に呉須を入れてその濃さを和紙を通して確認してください。それでよければ和紙染めを始めましょう。
 
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この場合は比較的和紙の型が単純ですから染めムラのないように筆を走らせることに集中してください。と申しますのも筆は和紙から離れるとそこが斑になります。
写真のように器を立てて染めるのはむつかしいので、最初は器を横にして染めるといいでしょう。
はじめての場合は呉須が和紙に染みるのが比較的早いので筆を早く走らせるようになりますが、
それも斑の原因です。したがって筆の両サイドにまで呉須がゆきどどくのを確認しながら筆を動かしてください。筆が一箇所にとどまると斑の原因ともなりますので絶えず気を抜かないで筆を動かすのがポイントです。
そしてこの場合ば和紙の型と和紙の型が重なる部分を作っておりますので、その重なリにも注意を払ってください。すると縞模様が出来て綺麗ですよ。
 
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これで染の部分は終了です。次にこのピンクのゴムを取り除きましょう。
 
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ゴムを取るとこんな感じになります。これで染は終わりです。
次にこの梅の花をもう少し梅らしくしましょう。
花びらや花芯に筆を入れて花らしくしてください。
この場合同じゴスで描くと薄くて使い物になりませんので、別の器に少し呉須を足しして描くといいですね。ところが濃すぎると目をむきますし釉薬を弾くことがありますので要注意ですね。
それが終わると後は釉薬をかけて本焼きです。
 
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これが本焼き後です。
この中にはいろいろ問題の箇所も沢山あります。
注意してみておいてください。そしてこのような失敗はなさらないでください。
比較的使用には耐えられますが作品としで染の云々となると問題点が多いです。
しかしそこまで几帳面にすると面白さもなくなりますのでほどほどが一番ですかね。
一作品の完成まではこんなものです。またの機会にもう少し入り組んだものや多色染めなどをUPいたしましょう。
 
ありがとうございました。

和紙染めの工程

和紙染めの工程
4.和紙と和紙の型切り
生地に下書きができましたら、次に和紙と和紙の型切りをしましょう。
先ず和紙ですがどのような和紙を使っておられますか?また準備されていますか?
和紙は薄く本和紙を使いましょう。すなわち、コウゾやミツマタですいた和紙ですね。これは日本古来のものですね。なぜ、本和紙かというと、和紙の繊維を利用して、呉須液を平均に生地に定着させる役目をしているのです。そのために呉須液の細さと和紙の薄さが必要なのです。
そこで私が使用している和紙は
 
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この写真のものを使っています。以前は神戸の和紙専門店から一枚一枚選んで購入していましたが、
その店がなくなってから大阪の誠華堂で注文致しております。
 
大阪市中央区北久宝寺町1−7−2
TEL06−6261−7158   FAX06−6264−6628
誠  華  堂
商品コード090181 天具紙(白)
単価(一枚)250円(ただし2008年12月現在)でした。
 
最初は訪問して注文しましたが、電話で注文をうけますとのことでしたので可能でしょうがそれは何枚からか直接聞いてください。ちなみに私は10枚の注文でした。送料は別です。
 
この和紙で生地に下書きした和紙の大きさを写して、何枚かをカットいたします。
 
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無駄になるのを覚悟の上で複数枚カットしました。
まずカットの要領ですが、和紙染めの特徴を考えて左右1mmほど大きめにカットしております。
それは縞文様にしたいからです。
 
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さて、生地に合わせてカットした和紙には液体の滲みを止めるためか液体を吸う力が弱いのです。
そこで私は油抜きといって素焼きの不要な生地にカットされた和紙を載せて水を含ませます。
すると素焼きの生地がその水を吸い取ってくれます。すると呉須液もうまく吸うことができるのです。
 
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その和紙を使って染に入ります。
 
これは次週また説明いたします。次週をお楽しみに・・・・・・・

生地に下書きを・・・

和紙染めの工程
3.生地に下書きを・・・・・・
ゴスの用意ができましたので、生地に下書きをいたしましょう。
生地は私は半磁器土を使用しておりますが半磁器土及び磁器土が和紙染めには望ましいと思っています。それはキメが細かくゴスの乗りがいいからです。
そこで今日は半磁器土の蕎麦猪口をモデルに簡単な和紙染めを行なってみましょう。
 
まず蕎麦猪口の生地はこのように肌をなめらかにしておきます。
 
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素焼き前にはしっかりと濡れたスポンジで生地を拭き、カンナ跡などを消しておきましょう。
そして素焼き後この肌の状況によっては紙やすりなどを使ってさらになめらかな肌を作りましょう。
さらに空気穴などがないかよく調べ空気穴がある場合はセラミックボンドなどで穴埋めをしておきます。
 
次に文様の配置などを下書きしましょう。
 
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この360度分度器は優れもので陶芸などの円形ものには非常に役に立ちます。
この分度器の中央に蕎麦猪口をかぶせて、この写真の左にある柔らかな定規で蕎麦猪口に縦のラインを入れましょう。デザインによってその幅は違いますがまず1cmメモリを丁寧に引きます。
そして今回は梅の花をデホルメした文様をそのラインの沿って配置します。
それが次の写真です。
 
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これがその梅の花を配置したところです。ただ単に一花だけでは変化がないものですから花が重なった感じなどを作るとさらに面白さが出てきます。それに言うまでもなく花の大きさも変えるとさらに面白い図になるのではないでしょうか?
 
さて、文様を下書きする項はここまでですがさらに一歩進めてこの花を青く染めたくないですから
この花にマスキングをしておきましょう。それでは最近便利なゴム液を利用してマスキングいたします。
 
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ゴム液はご存知のように乳白色です。そのまま塗ると少し黄色みがかって透明になります。
するとどこに塗ったかが判別しにくい時がありますので、私はこのように色を付けております。これは赤インクを数滴たらして色つけをしてマスキングをすることにしております。するとマスキングを取り忘れることがないからです。
ご心配なことがありますか?そうですね。
焼いたときにこの色が出ないかということですよね。墨やインクは高熱で焼くと色は飛びますので心配はいりません。生地には付いておりますが焼き上げると色は消えております。たとえ釉薬がかかっていてもです。
 
では今週はここまでです。
 
来週はいよいよ和紙の種類やカット、できれは染に入ります。
質問はご遠慮なくどうぞ。

呉須を溶きましょう!

和紙染めの工程
2.呉須を溶きましょう。
和紙染めにとって呉須は大切なものです。この呉須を和紙に馴染むように細かく溶いておくことがさらに必要なんです。そのために自分にあった呉須を選ぶことも忘れないでください。
一口に呉須と言っても多くの種類があります。それにそれぞれ微妙に色が違います。
古代呉須、青呉須、焼貫呉須、海碧呉須などと青の色にも相当に多くの種類があります。
それに呉須の練り方にもその度数があるようです。と言っても市販ものは種類まで明確にして売っておりません。したがってしっかりと溶くことにあります。
 
もう10年程前になるのでしょうか?大阪市が主催する「彩りの器展」というのがありました。
その展覧会に一度出展したことがあります。その時に和紙染めの作品も出展したのですが、ただあまりいい色のりがしていないので不満でした。そこで業者の出展もあることから会場を休憩を利用して回っているときに有田のお店を見つけたのです。そこで上絵の具の相談をしているときに、私は今の青呉須を見つけたのです。これは練も細かく、色も明るい青でした。それからのお付き合いで有田から送ってもらっています。
 
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これがそうです。
 
業者名:株式会社梶山工芸
住 所:佐賀県有田町中樽2−2−1
電 話:0955−42−2356
 
いや〜〜。ちょっと宣伝になりましたね。でもこの呉須は優れものですよ。
 
これに濡らした筆を入れて、あらかじめ用意した器に水を入れるか、お茶を入れたものにゴスの付いた筆を入れて濃度を付けていくのです。この濃度はひと口には言い切れません。
適当な濃度にしてくださいとしか言いようがないのです。
 
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これは水で溶いているのですが、(1)に掲載したダミ筆の中に4〜5度ボトルに入れて水に移したものです。
そのくらい濃縮された呉須ですから無駄にならないように溶くことが必要です。(その濃度を試すのは後日和紙染めのスタート時に説明します。)
それにこの呉須は多めに解いておくと便利です。というより色斑を出さないために必要です。
保存は可能です。ただし蓋付のビンなどで保存してください。
 
さて、チューブなどに入っている呉須は乳鉢で2〜3時間かかりますがしっかりとすってください。
そして可能な限り細かな呉須にしてください。
そうしないと和紙に呉須が通りませんので・・・・・・・・・
 
いや忘れていました。この呉須の価格です。
1瓶50g入 1,050円送料別です。(今もそうだと思います。確認してからね)
 
 
来週はいよいよ生地に下書きをしましょう。

和紙染めの工程

和紙染めの工程
1.和紙染めの準備(その1)
和紙染めにはあらかじめ準備をしておく必要があるものがあります。
それは染めに入って思いついても遅いからです。それに染め色が変わるもので準備だけは確実にしておきましょう。
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これが和紙染めに必要なものです。
左上から言いますとゴム液、その隣は水です。本来はお茶がいいのですが、この呉須は非常に細かなゴスですから私は水にしております。
その下は左から呉須を溶くための器です。右隣は私愛用の呉須です。(呉須については来週説明いたします。)
そしてその下の左は定規です。それも柔らかな定規なんです.それにその下は360度の分度器です。
この分度器は便利です。円形のものの割付に非常に重宝しております。
それから鉛筆やピンセット、そして大変重要なダミ筆の大と中です。そうその左に少し見づらいですが陶芸用の針があります。そして最後に和紙です。
これだけあればわし染めは可能です。
 
来週は呉須について説明しましょう。
 

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