轍亡き路へ

林道ラリーはオブローディングに入りますか?

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さて、今回の舞台は前回に引き続き国道249号の旧道。

前回の「鞍崎隧道」より少し西へ進んだところです。

名前は「真浦隧道」、比較的新しい廃道です。


今回は西側より隧道のみを散策しました。



トンネル脇。
毎度のごとく、そこが旧道への入り口です。


隣接する隧道は「逢坂トンネル」。比較的新しいトンネルでしたのでこの旧国道も結構新しい廃道なのでしょうか。
通行止のバリケードは鞍崎隧道よりも気合いが入っています。

警告と書かれた文章はアワビやワカメなどの海産物を採るなという警告なようです。
この旧道の入り口は釣り人と思われる車が数台停車しており、実際この先の隧道内でも釣り人とすれ違いました。

廃道で人とすれ違うなんて、山なら山菜取り、海なら釣り人などだいたい相場は決まってきますね。



旧道の雰囲気は実に良い。

廃道ではあるが、おそらく普通の方々が想像する廃道とは人が通れなくなったこんな道を想像するのだろうか。
一度廃道という世界に踏み入れてしまうと、どれが一般人の言う廃道かという感覚すら忘れてしまいます。


色あせた警戒標識。道は崖へと進路を変えます。




そこにあるのは隧道。



真浦隧道


なんというか、普通の隧道なのだがなぜか違和感を感じる。


こちらも鞍崎隧道と同じように横に広く、縦に狭い感じがするのだ。
もし鞍崎隧道に抗門があったらこんな形だったのか?と思わせる抗門である。

竣工は昭和25年。こちらも戦後間もなくの隧道であった。


内部は両抗門付近のみ巻き立て、他は素掘りの吹き付けである。

だが…




このくらい巻こうよ…www

なぜか2メートルほどだけ巻かれていない部分がある。



東側抗門はこの通り。こちらも堂々としたたたずまいである。

この先の旧道は1車線の、崖下を通る危険な道なようだ。

私は今回、ここより先へは行っていない。



だが私を引きつけるものがここには一つあった。


前回のレポでも、今回のレポでも言っているとおり、「旧道はトンネルの脇から道が伸びている」ということ。
実はこの法則はこの後でもかなり重要なポイントとなってくる。





トンネル脇の道がある




隧道を抜けた時からずっと気になっていたのだ。この道が。


人一人が何とか通れる道。
危険ではあるが、そこまで苦ではない。


私はここへ行ってみたのだ。

海からの水しぶきからカメラを守るのに必死であまり写真は撮っていない。



道の先はなぜか一部整備されてしまっていた。
そして右側奥の岩を登ったところで路盤は途絶えた。

どうやら釣り人のための道のようだ。
だがわざわざ岩を削っているということもあり、自然地形とは思えない。

もしかしたら江戸時代の道かもしれないが、残念ながらこれ以上の成果は得られなかった。



古道と思われる道の先端から撮影した旧道の一枚である。
右側にひっそりと古道らしきものも写っている。


奥の方にロックシェードも見えるが、つい数日前にロックシェードも安全ではないということを知っているのでこの道ももしかすると同じ運命をたどるのかもしれない。
そう考えると新道のトンネルを作ったのは正解だっただろう。

さらに鉄道がなくなり、利便が悪くなった能登半島先端部は自動車の需要が高まり、大型車同士の離合が困難な旧国道はやはり危険だったのだろう。


私はこの場を後にし、次の場所へ向かった…。


(完結)

閉じる コメント(2)

こんばんは♪

ご無沙汰?しております。

6月15日に、真浦隧道へ行ってきました。
隧道の脇の旧道?は、フナムシがイッパイで行きませんでしたが・・・。

2014/6/17(火) 午後 8:17 [ 険酷隧 ]

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険酷隧様、コメントありがとうございます。

お手軽に行ける隧道ですが、見ごたえはありますよね。
海沿いなのでフナムシは目をつぶらないとあの旧道に突っ込むことはできませんね…(私が行った時もそりゃあ………)

2014/6/25(水) 午後 7:23 [ ぽっぷ ]


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