フライデーナイト・エビフライ

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読書

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好み的に言えば、男くさいやつ。順次レビューしていこうと思ってます。
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長かった夏も終わって、
キンモクセイの香りただよう気持ちのよい季節となったわけですが、
そう、秋と言えば読書でしょ。

というわけで、どーん。

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正確に言うと、これらは「この夏に読んだ本」なんだけどw。
通勤途中、休み時間、就寝前の時間をフル活用して読んだヤツラ。
ざーっと右から行きます。



幸福な朝食(乃南アサ)
5年目の魔女(乃南アサ)
未練(乃南アサ)
今夜もベルが鳴る(乃南アサ)
6月19日の花嫁(乃南アサ)
二十四時間(乃南アサ)
しゃぼん玉(乃南アサ)

鮎師(夢枕獏)

嗤う闇(乃南アサ)
(乃南アサ)
(乃南アサ)
死んでも忘れない(乃南アサ)
結婚詐欺師 上・下(乃南アサ)
ライン(乃南アサ)
微笑がえし(乃南アサ)
水の中のふたつの月(乃南アサ)
涙 上・下(乃南アサ)
あなた 上・下(乃南アサ)
鎖 上・下(乃南アサ)
パラダイス・サーティー 上・下(乃南アサ)
再生の朝(乃南アサ)
ヴァンサンカンまでに(乃南アサ)
花散る頃の殺人(乃南アサ)
ピリオド(乃南アサ)
紫蘭の花嫁(乃南アサ)

ヨーロッパ史における戦争(マイケル・ハワード)
江戸300藩 最後の藩主(八幡和郎)

竜馬がゆく1〜4(司馬遼太郎)


以上36冊、ほぼ乃南アサww

やー、ハマりました。
微妙に歴史を感じる題名のもの(「ヴァンサンカン」とか、今言う人いないwww)もありますが、
基本この人の小説はハズレがない印象があります。

サスペンスものに自分が慣れてないってのもあるんだろうけど、
まあこれでもかってくらい、とにかくよく騙されます
ミスリードを誘ってるって分かってるのに、いつもどんでん返しに驚いてしまう。
騙されることを期待して、ついつい次の作品を手に取るってのが一つ。

あと人間がネガティブになっていく様の描写が、えげつないくらいにリアルで
その時代時代の気分を非常に的確にとらえている所。
んでもって、その人たちが前を向いて歩き始めるまでの流れを描いた時の作者の目線・視点。
そういう意味で、これより前に読んだ「風紋」「晩鐘」の2タイトルはホントすげーと思った。
こればかりはテクニックだとか描写力とかそういう以前の「何か」なんだと思う。

なんかね、「質量」がすごい。読後の満腹感というか。
こんだけ一気に読んで、どれも内容をまだ覚えてるってそうそう無いです。
おもしろかったわー。貸してくれた友人に感謝。(実はほとんど借り物w)


あとはまあ個人的好みで、歴史ものをいくつか。
「竜馬がゆく」は通算4回目くらいww。
「ヨーロッパ史における戦争」「江戸300藩 最後の藩主」は
小説ではないので読むのにすごい時間がかかったけど、
基本的な歴史の知識があれば、まあ読めないことはないです。面白い。

とまあ、こうして自分の読み終わった本を並べて写真を撮ると
不思議と達成感が沸いてきたりするわけで。(笑
涼しくなってきたし、秋の夜長は読書で過ごすがいいんじゃないかと
にわかにやる気が出てきたよw。

麻雀放浪記 その2

「読書」書庫第2弾です。

1回目は「阿佐田哲也麻雀小説自選集」だったわけですが、
1ヶ月以上おいといて、またもや「麻雀放浪記」ですww。
「またかよ!」って言われる前に、軽く謝っとこうかしら。

サーセンw。

気に入った本は2回以上読むことが多いです。
気に入ったRPGは必ず2回以上クリアしたり、
ウォークマンの中身が2ヶ月以上同じアルバムだったり、
まあ、たぶん、そんな習性なのでしょう。きっとしつこいんだと思う、性格がww。

・麻雀放浪記〜風雲編〜
・麻雀放浪記〜激闘編〜
・麻雀放浪記〜番外編〜

今回は上の3冊。すげえ面白かったので2回読みました。
たぶんそう遠くないうちに3回目を読むと思います。

『哲也-雀聖と呼ばれた男』は設定と登場人物名を借りたまったくの別物ですね(これはこれでヨイw)。
この小説にも確かに血沸き肉踊る名勝負はあるのですが、麻雀そのものが主題ではなく
「博打」というものに両足どころか頭の先までどっぷりつかってしまった人間の
ヒリヒリするような生き様そのものが主題です。

ヒロポン中毒(←この時の描写はスゴイです)になってしまったり唐辛子中毒になってしまったり、
負けてトンズラしたり、勤め人になったり、金が払えなくてリンチに
あったりする坊や哲が「それでもオレは博打打ちだ」という矜持と
「普通の生活への回帰願望」との間を揺れ動く様の描写は、
「人間の生き様」に対する阿佐田哲也の目線そのものだと思います。

だから、と言っていいのかはわかりませんが、坊や哲は良く負けます。

一回負けて、それでもブッコ抜いたり爆弾仕込んだりしてちょっと盛り返して
また負けて、いよいよ渾身の逆転の手を作って、で、結局あがれない、とかサマがばれる。みたいなw。

「番外編」に入って博打から足を洗った坊や哲の代わりに(一応要所で登場しますが)、
李億春という、両手の親指以外の全ての第一関節がそっくりつめられて無くなっている人物が
主人公(のような感じ)となって登場します。

最終的には「何か」になりきれなかった「坊や哲」のその後を
「李億春」という新たなキャストに託した形ともとれる「番外編」。
諸事やり遂げた上での引退でなく、常に自分の中にある弱さと向き合い、
その上で「選びとった」坊や哲の顛末。
「青春編」の時には思いもよらなかった結末を見ることになりました。

最後「坊や哲」は、どこかへ消えていきます。ラストはドサ健の独白で〆です。
どっかで違う人と麻雀やってそうなんだけど(笑)、それはおいとくとしても、
すごーく寂寥感のあるラストで、とてもじゃないがこのままじゃ少年漫画には不向きすぎww。

だがそれがとても良いです。
人はそう簡単に「何者か」にはなれないし、そう簡単に「主人公」にはなれんのです。

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麻雀放浪記全巻、と本日のしょーーーもない晩御飯。
金麦は近くのドラッグストアで103円。3本購入。
コロッケは冷凍食品。4つ入りで105円でした(1個食った後ですww)。

ちなみに、風雲編でクソ丸という破戒坊主とドテ子が登場します。
なんつー名前だよwwって思ったのですが、由来がまたそのまんまで
坊主が川原でクソをしていたときに、ドテ子は土手で客と青姦しとったというwww。
改変しないと少年漫画になりようがないですな(笑。

もうひとつちなみに。
麻雀放浪記読んだ後は何か麻雀が強くなった気がして、麻雀やりたくてウズウズ。
そういえば、金曜ロードショーの明くる日には、和製ジャッキーチェンが学校にあふれておりましたね(笑)。
つまりそんな感じ。
で、ためしに天鳳やった。2連続ラス。ふて寝。
ここの所しばらく一言メッセージに書いていた「麻雀放浪記 青春篇」。
小説自体読んだことがある人も多いかと思うのですが、週刊少年マガジンで連載されていた、
「哲也-雀聖と呼ばれた男」の原作となっている本でもあります。読み終わってから知ったのですが、
青春篇の他に「風雲篇」「激闘篇」「番外篇」があり、坊や哲のその後が語られていると
いうことらしいので、近いうち入手して読んでみたいと思っています。
あと、真田広之主演で1984年に映画化もされているとのこと。見なきゃww!

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こちらは2002年に文春文庫で発行された自選集です。
上で述べた「麻雀放浪記 青春篇」の他に短編16が収録されたもの。
「ダンチ」や「印南」などは短編の方で登場してました。

舞台となるのは戦後間もなくのドヤ街。主人公「坊や哲」を中心に
「上州虎」「チン六」「ドサ健」「女衒の達」「出目徳」などなど、
名前を聞いただけで興味をそそられる登場人物と、いわゆる「博打」で生活する人間の生き様が
描かれたピカレスク小説です。

小説の体はとっていますが、何がフィクションで何が事実なのかという細かい所はおいとくして
筆者がその世界を体験してきたであろうということがギュンギュン伝わってきます。
登場人物の名前もそうですが、イカサマ用語の「2の2の天和」「ゲンロク積み」
「十枚爆弾」「カベ役」等等、名称だけ聞いても妙にそそられる世界観。
そういえば「湘南爆走族」「BE-BOPハイスクール」等の不良漫画にはまった頃に、
すごく難しい漢字を使った壁の落書き(暴走族がかいたやつ)をドキドキしながら
眺めていたことを思い出したのですが、「オノレの知らない世界」に対する本能的な興味が
喚起されてその作品を見るモチベーションになることって多いなあ、と思ったりもしました。

物語の序盤、ドサ健と組んでコンビ麻雀を打つ坊や哲が、その戦いの最後にドサ健に裏切られる
シーンに始まり、最後の戦いの最中、役満を上がりながら死んでしまった出目徳の身ぐるみを
はいで主人公達3人でそれを山分けしてしまった上、その後も三麻にあけくれるシーンに
象徴される、博打打ちの世界。
ペーペーの時分にイカサマを教えてくれた出目徳に対する恩義だとか、死人に対する
道徳などはこれっぽっちもなく、生きていくために目の前のことに博打打ちの世界の流儀で
対応していく。当然来るときが来ればそうなってしまうのは自分であるという覚悟があり、
その世界に生きる人間が皆、そういう覚悟で生きていた時代であったということ。

などなど、誠にアホらしい通俗的な「男」的世界観かもしれないです。
が、やすっちいフィクションにはない凄みとリアリティがあり、青臭いとか
「昔の作品だからね」とかいう一言では片付かない何かがある気がするんですが、
どうなんでしょ。

短編「茶木先生、雀荘に死す」より、

「麻雀はいいですな。英雄にもなれるし、敗残者にもなれる。」

負けても負けても麻雀がやめられなかった、茶木先生の言葉。
敗残者はいやだけれど、麻雀やりたくなってきたー!!

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