√ 僕 は 秩 序 を 裏 切 ら な い 。

[〉 き み と き み の あ い す る ひ と へ 。

【※Thank you!!】

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はい、コラボです。
そして、アルガーの口調が分からない・・・
直すところがあったら指摘して下さい!!お願いします。
転載はコラボして頂いている二名様だけ可でございます。
あと、今回は自由に書いてみただけですので、捏造です。パロです。
何にも関係はありません。ただコラボでしてみたかっただけです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
宮の上、天蓋にて椅子にだらしなく座り両足をテーブルに乗せたまま本を読む男がそこにいた。
天蓋の下には明るい青空が広がっているはずで今の場所よりも断然に本が読めたはずである。
なのにも関わらず男は暗い、夜空の下で本を読む。
ページを捲る音が微かにするだけでそこは静寂の中だった。
 
普段の男ならば、こんな座り方をしない。
彼は律儀に紳士のようだったからだ。
まるで真逆、想像すらしなかった彼がそこにいた。
そう、まるで仮面を剥いだような・・・これが本質であるような・・・
 
――パンッ
 
「くだらねェ」
 
突如として読んでいた本を閉じた。
興味を失ったかのように本を後ろへ放る。
曲線を描くように宙を舞った本は後ろにいた男が取る。
 
「現世から盗ってきた本だ、君にあげるよ」
「いりません」
「そう」
 
空を裂くように拒否する言葉を吐いた男にランシーンはただ簡潔に返答しただけだった。
月明かりしかなくテーブルには菓子と紅茶だけ。ランプなどはありはしなかった。
灯が乏しい中、ランシーンの後ろに佇む男は受け取った本をぱらぱらと捲る。
 
「興味あるかい?」
「ありません」
「そう」
 
 

「ねぇアルガー?」
 
 

ふいにランシーンは首だけを後ろへと振り向き
「僕は興味があるよ”蘇生”にも・・・・もちろん君にもね」
「・・・・・・それは”ありがとうございます”」
 
捲っていた音が止まり、開かれたページに書かれた文字は計らずとも”人体錬成”と書かれてあった。
 
「本当、くだらない」
 
 

禁忌は犯してこその美学じゃないか
 
 

天蓋の下、ランシーンの下には宮があり、それを覆うように描かれた陣が存在した。
それはアルガーが開いたページに描かれてあるのと全く同じである陣であり、今からランシーンが始めようとするものである。
 
「以外ですね、貴方が賢者の石に興味があるなんて・・・」
 
ランシーンは宮にいるであろう名も覚えていない配下たちを代償に作ろうとしているのだろうとアルガーは思っていても、止めようとも動かず、また口にも出さなかった。彼はそれ自体に興味がないのだから。
椅子から立ち上がりゆっくりとした動作で両手を合わせたランシーンをアルガーはただ静観するだけだった。
これから始まることを目に焼き付けるために、目の前で起きることをまるで映画のように見ているだけ。
そんなアルガーに再度、ランシーンは振り向く。
 
その顔には意地の悪そうな嗤いがあった。
 
「違うよ、興味があるのはその先」
「先?」
 
「これは一つのステップアップ」
 
重ねた両手を地へと叩きつける。
そこから紅い紅い
錬成が起きる。
 

彼は見た。
あの白い世界を
あの扉を
あの中を
 

悲鳴を上げるようにそれは完成される。
紅い命の華を幾千も散らせ、ランシーンはその扉を開く。
 
「ねぇアルガー?」
 
 

「君は興味ある?”人造人間”に」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「・・・・強欲ならば」
「へェ」
 

降ろした手を上げようとした時、何かの反動か左手に巻かれた包帯が緩んだ。
それを待っていたかように一陣の風が吹き、ランシーンの元から包帯が飛ばされる。
月明かりによってそれはうっすらと存在をアルガーに見せ付けたもの。
解かれた包帯から出たのは、骨しかない手と―――
その骨化した手をアルガーは知っていたが、それに刻まれたモノは知らなかった。
故にアルガーの瞳はそれを映したことによって驚愕に見開かれる。
 
骨化した手の甲に奇妙に刻まれたウロボロスの刺青を―――
 
その眼の色すら変えていたことも気づかなかった。
青み掛かった紅い緋色になっていたことに気づかなかった。
いつから――?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「なァ、アルガー?」
 
問うた声色が変わる。
それが開始の合図だというように、アルガーに囁く。
 
「同じだなァ。お前も俺に興味があるのか」
 

その時、月明かりに照らされた緋色の瞳の中に
強欲をアルガーは見たのだった。
 

【書物の名は”と再”】
 

色が違えど、その瞳孔は縦に細長いのは等しく
彼の名は”ランシーン”、龍の名である。
彼は”消失”であり、”死と再生”と似ているのではないか。
では、彼は?彼は何だ?
 
脳裏に様々な仮説が立てられながらも、それを表情に出すことはなくアルガーはただ静観する。
「そうですね」
知っていてもこれを声に出すことなく、心の奥にしまう。
本当に心があるというならば、アルガーはそうするのだ。
いつもと同じく変わらず、変化を望まない。
 
 

たとえ、下から悲鳴が響こうとも
幾千の血が流れようとも
五人がいればそれでいい。
 
アルガーはそう思いながら本のタイトルを撫でた。
 
 


† あとがき †
 
ごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!

転載元転載元: Bloody rain−最凶の堕天使−(六∀・)Ψ

閉じる コメント(3)

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零神よりいただいた、
もう神としか言いようの無い素晴らしい小説でございます。
なんだろう、ランシーンが強欲って、
なんかもう最高じゃねーかくはははは!!!!!!(
ハガレン最終をそろそろ迎えようとしている中、
こういうのを読むと凄く嬉しくなるよね、なんか。
ランシーン×アルガーがアリだと思うのだが、
如何だろうか零神。

2010/5/23(日) 午前 4:03 [ 黒糖 ]

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転載感謝です…って本当ありがとうございますっ!!
いえいえ駄文ですみません。
最近、強欲のネタ考えすぎてて((((
okです。ランアルでもアルランでも喰えますです隊長!!!!(((((

2010/5/23(日) 午後 10:58 零神香輔@仮閉鎖

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零神[〉いやいや、お礼をいうのはこちらの方でし!!!
本当に、零神の綺麗な描写でアルガーを動かしてもらえて、
ありがたいったらありゃしないw
あ、分かるw強欲ネタいいよねw!!!
よし、ランアルでいこうb(((

2010/5/23(日) 午後 11:00 [ 黒糖 ]


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