√ 僕 は 秩 序 を 裏 切 ら な い 。

[〉 き み と き み の あ い す る ひ と へ 。

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ただただ、「神」としか言いようのない
神からいただいた絵やら小説やらを、保管しております。
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※将軍へ

「 音無さーん 」
 
「 くっつくな… 」
 
「 作戦が失敗?何よそれ 」
 
「 アホですね! 」
 
「 アホばっかりだからな 」
 
―――日々の日常で交わされる沢山の言葉。
時にそれは、生前とリンクする。
 
「 お前は?どう思う? 」
 
「 僕、ですか?…ただのアホだからとしか思いませんが。 」
 
「 うわ、何だよ、音無と俺との差は! 」
 
「 ……、…… 」
 
そうして、全てが過ぎていく中。
頭の片隅に浮かぶのは、何時だって。
 
「 …と…―い…――おい! 」
 
―――――『 〜……ちょ……―起き……――起きろコラッッ!! 』―――――
 
「 っはい!何でしょう、音無さん! 」
 
「 大丈夫か?ちょっと休んでろ 」
 
「 あ、……はい 」
 
――――時に、今は過去とリンクする…。
 
 
『 〜……ちょ……―起き……――起きろコラッッ!! 』
 
「 ぅわあっ!!? 」
 
『 何してんの? 』
 
目を覚ませば、視界に広がっていたのは―――黄兎。の、顔。
 
「 …近い、近過ぎる 
 
『 気にすんな、直井は俺の嫁なんだから 』
 
「 せめて旦那にして…、てか離れて下さい 」
 
視界から黄兎が消える。
起き上がれば見えたのは、家の近くの森だった。
…ああ、そうか、逃げて来たのか。父の所から。
そして、僕の命がもう少しで終わる事に気付いているから。
 
『 直井ー、何?また僕が居ると思って来たの?何それ嬉しー! 』
 
「 それもそうだけど…、逃げて来たんですよ 」
 
『 何から? 』
 
黄兎とは此処で知り合った。
さっきみたいに寝ていれば何時の間にか、…隣で寝ていた。
最初は驚いたが、一緒に居ると楽しくて。
 
「 現実から 」
 
『 成る程、現実逃避ね。そういう時はボカロを聞きなさい。なんならプレイヤー貸したるから。ローリンとか。 』
 
「 いや、良い。隣に居てよ 」
 
『 …どうしたの?何時もより元気無い 』
 
「 …黄兎 」
 
『 何? 』
 
とん、と黄兎の肩に頭だけもたれ掛かる。
黄兎は僕の頭を撫でて。僕はこの瞬間だけ、“僕”になれる。
それが嬉しくて、たまらない。
そう、最期だから。
 
「 ……スキ 」
 
『 !……直…っ…
  ……ッ俺も 』
 
最期に聞いたその声は、嬉しそうな、哀しそうな、そんな――声だった。
最期に見えた彼女の顔は、泣きながら、笑っている、そんな――顔だった。
最期くらい、君の頭を撫でたかった。
 
 
「 ……スキ 」
 
「 今コイツ好きって言ったぞ…?音無に。 」
 
「 寝てんだよ、起こすな日向。 」
 
直井は音無の肩に頭だけもたれ掛かっている。
そして寝息を静かにたて、一筋の涙を零していた。
ゆりは静かに、小さく、たが確かに聞こえるように周りの皆に告げる。
 
「 今回のオペレーションAは、音無くんと直井くん抜きにしましょう。
  音無くん、直井くんが起きるまで隣に居てあげなさい。 」
 
日向は不満の声をあげる。
 
「 ええー、何でだよ、ゆりっぺ! 」
 
「 きっと生前の夢でも見てるのよ。そっとしてあげなさい。 」
 
 
 
 
 
郷愁忘却。
(忘れてしまえたら、楽なんだ)
(でも忘れたくない)
 
アトガキ
色々サーセン!!←
もうこれ、アレだよ。・・・なにこれ。((((
死ねただね!・・・サーセン。(土下座)

転載元転載元: 蛍 光 灯 の 脆 い 光 の 下 で 。

はい、コラボ作。
真っ白に燃え尽きそうだった・・・・。
もう全部のキャラの口調が分からなくなるという大惨事に!!!!
指摘があったら二名様、お願いします。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
落ちる
落ちる落ちる
堕ちる堕ちる
堕ちる
それは何か
落ちるものは地面に叩きつけられて
形を砕かれて破壊される
そして、それはもう元には戻らない
戻らないのだ
 

――ガッシャンンンンンンンンンンンンンンンン
 
扉が開かれたと思ったが同時に部屋に侵入した者は室内にて茶を飲んでいた男の前にあったテーブルを蹴り飛ばした。
その上に乗っている食器や花瓶諸共に。
蹴られたテーブルは後方の壁へと勢い良く叩きつけられ派手に音を立て落ちた。
割れた食器諸共にだ。
 
だが、
目の前でテーブルを蹴られようともそれによって微風が前髪を靡かせようとも男は手に持っていた紅茶を口にする。
微動だにせず、逆にその男の膝に座らされている少年はその侵入者の行動に驚き、男の服を強く掴んでいた。
驚愕と小さな恐怖をその瞳に見せながらも、男を様子を伺うように後ろを向き顔を伺う。
だが、それにも微動だにしない。
ただ、紅茶を飲み終えたそのカップを置く場所がなくなったことを感じ、己の膝に座っている少年に渡す。
困惑しながらも少年は両手でカップを受け取る。
そこでようやく、男は口にする。
 
「やぁ、女王何か用かい?」
 
突然の侵入にもまして、テーブルを蹴ったことすら眼中にないように。
まるで何事もなかったように
言葉を吐いたのだ。
 
「・・・・・ふざけんな!!」
男の行動に言葉にキレた侵入者であるハリィは男の膝に座っていた少年のことすら頭にない程に怒っていた。
言葉と共に男の胸倉を掴み強制的に立たせたことによって少年は膝から転げ落ちる。
 
「ハリィ様!」
ハリィによって開かれたままの扉から彼女を止めるために来たのか、バルキリーと風蓮が現れる。
そして、その後ろからアルガーが現れたことによって少年はカップを持ったまま一目散にアルガーの元へと向かう。
「止めろハリィ」
止める言葉を言いつつも、彼女の下へとはいかない。いや、いけないのだ。
それ程までに止めることから拒絶する程の覇気が彼女から伝わって、彼らは口にするだけであり先に動くことが出来なくなっていた。
 
「何が”ふざけるな”なんだい?」
「てめえ………その手どうした?」
怒る眼の先には、男の左手が映っていた。包帯に巻かれた痛ましい左手が・・・。
ハリィの視線の先を追い、男も己の左手を見る。
「あぁ・・・これか」
己とハリィの顔の間に左手を持ってきて、ひらひら、と動かしてみる。
「それが?」
どうした?というように、男は問う。何も問題がないように・・・。
その言葉に更にハリィの怒りは増える。それが眼に見えて分かった男は苦笑する。
それにもまた感に障った。
 
「”それが?”てめえ、分かってやったのか?・・・・分かってやったんだよなァ?おい、ランシーンッ!!!!」
叫びのように言うハリィに胸倉を掴まれようともランシーンは変わらない。
ただ同じ室内にいる他の者や少年だけが肩を震わすのである。
自分に言われていないのにも関わらず、少年はカップを強く握る。
「何をしたのですか?」
当事者ではない、ハリィを止めるために来たバルキリーがついに言う。
ハリィが何を怒っているのか、ランシーンは何をはぐらかしているのかが分からないために。
それは本音が出たのだった。
 
「大したことはないんだよ、バルキリー」
「何が大したことないだ!てめえ!!何からアレを作り出したァ!!」
 

「何?何?どういうことですか?ノイトラがどうしたと・・・?」
「アルガー・・・てめえは知ってるよなァ?てめぇの口から言え」
「・・・・・・・」
「アルガー!!!!」
 
「・・・・・・・ランシーンは自分の左手の血肉からノイトラを創造した」
 
「・・・・嘘、ですよね?」
「ウソであった方がマシすぎる程の事実で、現実に起こしやがったんだ。ご感想は?どうだよ?なァ??」
禁忌は犯してこその美学
「あ゛ァ?」
「別にいいじゃないか君に被害はないだろう?」
 
 

――バキッッッッッッ
 
「ハリィ!」
「ハリィ様!!」
怒りが極度に膨れ上がったのか、抑えきれなくなったのかハリィは拳でランシーンを殴った。
ランシーンはその威力によって吹き飛ばされ壁に叩きつけられる。
ずるずると腰を落としたランシーンにアルガーが少年、ノイトラ共々駆け寄る。
吹っ飛ばす程の威力に口から血を流し、ランシーンはそれを手の甲で拭いつつ、ハリィへと目線を向ける。
だが、その瞳に怒りは微塵もない。
ただ薄ら寒い程の微笑みを浮かべるだけ。
「止めろ、ハリィ。もう何を言っても遅い」
「風蓮…じゃてめぇは許すのか?こんなバカげた禁忌はありはしないだろがァ!!自分の身体犠牲にして、創造しようなんざ―――」
急に途切れた言葉と驚愕に色を染める瞳。
「あぁ、そういうことかよ」
怒りに染まっていた瞳は突如として変わりその色を失くす。
その勢いすら無くなり、沈静した空気が彼女を覆う。
「あ゛ー、もういい。分かった」
そう言いながら、ハリィはノイトラへと向かう。
突然のことに誰もが動かず、ランシーンも見ているだけだった。
ノイトラは己に向かってくるハリィに恐怖しながらも動くことが出来ず、カップをただひびが入るほど強く強く握るだけ。
「わりぃな」
ぽんぽん、とノイトラの頭を撫でた後、ハリィは何も言わずに部屋から退室した。
 

「あの、本当にどういうことなんですか?ランシーン様」
再度、ハリィがいなくなった後バルキリーは問うた。
何も分かっていないし納得もしていない。このままで終わられるのは敵わないからだった。
バルキリーはハリィが己自身の内だけで完結してしまい、結末もその意味すら分からないまま何も知らないままでいることだけは絶対にしたくはなかったのだ。
そして、ランシーンの口から真相が語られる。
「知ってるかい?神はアダムの肋骨からイヴを作った。ならば、アダムは?もしかしたら作り方は同じであり、神は己が肋骨からアダムを作ったかもしれない」
「・・・・・・・」
「ランシーン様?」
アルガーは沈黙を、バルキリーは困惑しながら、彼の言葉を耳を傾ける。
「肋骨…骨から人間を作ったならば、虚は――――」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「虚は同族を作るために、愛しい者と似る者を作るために骨とは逆の血肉からその魂を作れるかもしれない」
「虚は人間から見れば、悪霊であり霊だ。身体がない。身体の資本の骨はなくてもいい。故に―――」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「ランシーンはノイトラを作った」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
強欲を形に、犠牲を左手に、を絶望に
 

「そんなに”蘭丸”が恋しいってかァ?自分の身を代価にする程に愛してるのかよ」
「さぁな、ただお前が導き出した答えとランシーンがバルキリーに説明していた答えは合っていた」
天蓋の上、青空を下にハリィと風蓮はいた。
ハリィが出て行った後に語られた答えを聞いた、風蓮はその直後ハリィを追った。
風蓮もまたハリィが導き出した答えを理解していた。
いや、ハリィよりも先に風蓮は気づいていたのかも知れない。
 
 

「大丈夫か?」
ハリィが退室した後に、追った風蓮も答えを聞いたバルキリーもそしてアルガーもいなくなった室内にてノイトラの声が響いた。
傍らに持っていたカップを置き、床に座り未だに座り続けているランシーンの頬をそっと触った。
自身ではそっと触ったのだろが、不器用なノイトラでは殴られた頬に痛みが走ったがランシーンはそれを顔には出さなかった。
「大丈夫だよ」
撫でるように触るノイトラの手を骨しかない手で覆う。
その骨の冷たさをノイトラは感じても、
そのランシーンの顔は無表情であり、先程の微笑みはなかった。
目の前にいる大切な者を作るためならば、自己犠牲などどうとでもよかったのだ。
ハリィに殴られるのは予想外だったが、最後には彼女は気づいたのだから・・・それでよかった。
「大丈夫だよ・・・・・・」
まだ背を追い越されてはいない、小さな少年に己の弟を抱きしめる。
顔を見られたくないから。どんな顔をすればいいのか分からなくなっていた。
消失したはずの感情がまだあったことに。
 
「大丈夫、まだ誰も気づいてはいない―――――君の本当の意味を」
 

――カシャン
 
ひび割れたカップが音を立てて崩れた。

元には戻れない。
戻れないものがある。

転載元転載元: Bloody rain−最凶の堕天使−(六∀・)Ψ

コラボ企画のやつ書いてみたけど・・・・本当駄文でした。
先に書かれた黄ノ宮様のに軽く便乗しましたすみません(((((
コラボされたお二方のみ転載可。
次はもっと長いの書くぞ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「あーくだらない」
「ですよね」
「そうそう」
「で、これでいくつ?」
 
下校する学生のようにくだらない会話をしながら歩くのは五人。
時には笑い、時には怒りながら彼らは歩くのだ。
 
その服に、その髪に、その身体に
 
返りを浴びながら
 
「ねぇ、今日は何人殺したっけ?」
「さぁ?数えてねぇよそんなん」
 
潤すことなく渇き続ける心。
いや、心は果たしてあるのだろうか?
彼らに?いや彼らを含め同族共も・・・・
 

そんなものがあるからないに等しい
 

【僕らは生きている、故に】

「ねぇ女王?もう少し、女らしい言葉遣いになった方がいいのではないかな?」
「あ゛?だったらてめぇのその女々しい言い方を直せばいいだろ?」
ランシーンは微笑みをハリィは嗤いを浮かべながら言うそれは

「「・・・・・・・・」」
 

―――ブチッッッッッッッッッ

 
「「ぶっ殺すぞ、このやろー」」
いつもと変わらずに日々の挨拶のように始まる。
 

―――カーン
 

どこかでゴングが鳴った音がした。
 
「短気だよね〜あの二人。」
現世から取って来たのか双眼鏡から二人の喧嘩を観察するバルキリー。
「いつものことだろ、ほっとけ。ほら紅茶が入ったぞ」
「いつものことながらすごいスルーですね、風蓮」
観望することもなく、三人分の紅茶を入れ始める風連を尻目にバルキリーは座っているために足をぶらぶらさせながら楽しそうに見続けていた。ちゃっかりテーブルにある菓子を取りながら。
「いい加減、どちらかが引き下がればいいものを子供でもあるまいし・・・」
アルガーが腕を組みながら裸眼のままで静観していた。
「いや無理」
「あいつらが大人になると思うのか」
「あぁすまん。ある訳がないか」
”触らぬ神に祟りなし”と3人はどんなに意見を出そうとも行動には移さない。
誰があの二人を止められる思うのか。
 

爆音をBGMにしながら今日も3人は茶会を開く。いつもの如く欠席は二名で・・・・
 

【世界は今日も平和です・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん。】
 
 

「あっ」
「どうしたバルキリー」
「すごいっ!今、宮が半壊した!!」
「「・・・・・・・・・」」
 
 
――ガシャン
 

爆音の中から食器の割れる音がした。

転載元転載元: Bloody rain−最凶の堕天使−(六∀・)Ψ

はい、コラボです。
そして、アルガーの口調が分からない・・・
直すところがあったら指摘して下さい!!お願いします。
転載はコラボして頂いている二名様だけ可でございます。
あと、今回は自由に書いてみただけですので、捏造です。パロです。
何にも関係はありません。ただコラボでしてみたかっただけです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
宮の上、天蓋にて椅子にだらしなく座り両足をテーブルに乗せたまま本を読む男がそこにいた。
天蓋の下には明るい青空が広がっているはずで今の場所よりも断然に本が読めたはずである。
なのにも関わらず男は暗い、夜空の下で本を読む。
ページを捲る音が微かにするだけでそこは静寂の中だった。
 
普段の男ならば、こんな座り方をしない。
彼は律儀に紳士のようだったからだ。
まるで真逆、想像すらしなかった彼がそこにいた。
そう、まるで仮面を剥いだような・・・これが本質であるような・・・
 
――パンッ
 
「くだらねェ」
 
突如として読んでいた本を閉じた。
興味を失ったかのように本を後ろへ放る。
曲線を描くように宙を舞った本は後ろにいた男が取る。
 
「現世から盗ってきた本だ、君にあげるよ」
「いりません」
「そう」
 
空を裂くように拒否する言葉を吐いた男にランシーンはただ簡潔に返答しただけだった。
月明かりしかなくテーブルには菓子と紅茶だけ。ランプなどはありはしなかった。
灯が乏しい中、ランシーンの後ろに佇む男は受け取った本をぱらぱらと捲る。
 
「興味あるかい?」
「ありません」
「そう」
 
 

「ねぇアルガー?」
 
 

ふいにランシーンは首だけを後ろへと振り向き
「僕は興味があるよ”蘇生”にも・・・・もちろん君にもね」
「・・・・・・それは”ありがとうございます”」
 
捲っていた音が止まり、開かれたページに書かれた文字は計らずとも”人体錬成”と書かれてあった。
 
「本当、くだらない」
 
 

禁忌は犯してこその美学じゃないか
 
 

天蓋の下、ランシーンの下には宮があり、それを覆うように描かれた陣が存在した。
それはアルガーが開いたページに描かれてあるのと全く同じである陣であり、今からランシーンが始めようとするものである。
 
「以外ですね、貴方が賢者の石に興味があるなんて・・・」
 
ランシーンは宮にいるであろう名も覚えていない配下たちを代償に作ろうとしているのだろうとアルガーは思っていても、止めようとも動かず、また口にも出さなかった。彼はそれ自体に興味がないのだから。
椅子から立ち上がりゆっくりとした動作で両手を合わせたランシーンをアルガーはただ静観するだけだった。
これから始まることを目に焼き付けるために、目の前で起きることをまるで映画のように見ているだけ。
そんなアルガーに再度、ランシーンは振り向く。
 
その顔には意地の悪そうな嗤いがあった。
 
「違うよ、興味があるのはその先」
「先?」
 
「これは一つのステップアップ」
 
重ねた両手を地へと叩きつける。
そこから紅い紅い
錬成が起きる。
 

彼は見た。
あの白い世界を
あの扉を
あの中を
 

悲鳴を上げるようにそれは完成される。
紅い命の華を幾千も散らせ、ランシーンはその扉を開く。
 
「ねぇアルガー?」
 
 

「君は興味ある?”人造人間”に」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

「・・・・強欲ならば」
「へェ」
 

降ろした手を上げようとした時、何かの反動か左手に巻かれた包帯が緩んだ。
それを待っていたかように一陣の風が吹き、ランシーンの元から包帯が飛ばされる。
月明かりによってそれはうっすらと存在をアルガーに見せ付けたもの。
解かれた包帯から出たのは、骨しかない手と―――
その骨化した手をアルガーは知っていたが、それに刻まれたモノは知らなかった。
故にアルガーの瞳はそれを映したことによって驚愕に見開かれる。
 
骨化した手の甲に奇妙に刻まれたウロボロスの刺青を―――
 
その眼の色すら変えていたことも気づかなかった。
青み掛かった紅い緋色になっていたことに気づかなかった。
いつから――?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「なァ、アルガー?」
 
問うた声色が変わる。
それが開始の合図だというように、アルガーに囁く。
 
「同じだなァ。お前も俺に興味があるのか」
 

その時、月明かりに照らされた緋色の瞳の中に
強欲をアルガーは見たのだった。
 

【書物の名は”と再”】
 

色が違えど、その瞳孔は縦に細長いのは等しく
彼の名は”ランシーン”、龍の名である。
彼は”消失”であり、”死と再生”と似ているのではないか。
では、彼は?彼は何だ?
 
脳裏に様々な仮説が立てられながらも、それを表情に出すことはなくアルガーはただ静観する。
「そうですね」
知っていてもこれを声に出すことなく、心の奥にしまう。
本当に心があるというならば、アルガーはそうするのだ。
いつもと同じく変わらず、変化を望まない。
 
 

たとえ、下から悲鳴が響こうとも
幾千の血が流れようとも
五人がいればそれでいい。
 
アルガーはそう思いながら本のタイトルを撫でた。
 
 


† あとがき †
 
ごめんなさいぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!

転載元転載元: Bloody rain−最凶の堕天使−(六∀・)Ψ


紅リクエストのスタークでっす!!!

THE★初描きクオリティ((

肌のグラデーションを物凄く頑張ったww(

スタークの目は灰色でいいんだろうか←おい


はい、という訳で(

紅のみ強奪可!!!!!

転載元転載元: SOMBRAS ESPADA

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