ホーボーレコードカフェ、第五十四夜。
連休後半の土曜日、若干の怪しき雲は流れているものの、好天に恵まれて始まりました。
今回のヘビロテは、ドゥービーブラザース。日本ではイーグルスと並ぶ、70年代ウェストコーストを代表する人気バンドでございます。
が、その音楽性は前期、後期では全く趣の違うバンドで、ファンの好みも分かれるところ。簡単に言えば、トム・ジョンストンの活躍する前期と、彼が離脱する頃からバンドに加入、次第にメキメキとバンドを引っ張るようになったマイケル・マクドナルドの台頭する後期ってところかな。
その中でも、一貫してバンドを支えている、パット・シモンズの存在も大きい、中々に複雑な体制のバンドなんだよね。
一度解散したものの、復活。ついこの間来日したばかり。
なんて下手くそな解説はともかく、今回はドゥービー特集。そして、俺の第二ヘビロテは、トムとパットのソロ作、てな感じだったんだけど、プログラムが当日変わって行くのはホーボーなお店なので、いつものこと。
お客様のリクエストなどを反映して、割とマニアックなレコードが主流となりました。
後半はドゥービーの怒涛の逆襲があったものの、ソロはかけられず。これは次回のお楽しみということに。
前日にマスター家永と常連のお客様のコラボで、手作りのシルクスクリーン印刷のTシャツ作りが行われました。
最高に楽しんで製作された逸品、まだ試作段階ではありますが、お店に登場するまで、乞うご期待!
常連のお客様の当日の収穫。LPレコード10枚! かなり面白いものがありましたが、俺が一番驚いたのが、「ジェラード」!
決してスイーツではなく、70年代中期に、シカゴのプロデューサー、GWガルシオが手がけたバンドでございます。お客様は木目に木彫りのジャケットで、カントリーっぽいのかな思ったそうですが、実体はポップなソウル風味の一枚なんです。で、これは俺が高校生の頃から欲しかったアルバムで、当時ラジオで数曲をエアチェックしてカセットに録音したものの、アルバムは一度も目にしたことがなく、俺にとっての幻の一枚だったんですよ!
いやいや、40年の時を経て、初めて現物を手にして、感動の嵐!
これが、俺がよく行く横浜の中古盤屋にあったとは! いやはや……。
それらの収穫物を聴きつつ、マスター家永と不思議な縁を持つお客様のご来店もあったりして、ホーボーな連休最後の驚きの土曜日は更けて行くのでありました。
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