走門来福

〜走る門には福来る 人生半分「エエ道」さがし〜

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

新春 第十回初削り

久しぶりにおけいはんに乗って京都にやってきました。

イメージ 1

目的はコチラ。

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

腕に自信のある大工さんたちが薄削りの技を披露しようというイベントです。

いわゆる「台鉋」と呼ばれる一般的な鉋ですが、

イメージ 5

薄削りというのは単に鉋掛けをするのではなく、いかに薄く削ることによって表面をつややかに仕上げる技です。

先ずは道具の調整から。

イメージ 6

我々のような素人は刃の出具合くらいしか調整しませんが、職人さんは台の調整から始めます。台を削る鉋もあります。

イメージ 7

削る材の表面を整えます。

イメージ 8

この時点で十分だと思うのですが、職人さんは妥協を許しません。微妙な調整を繰り返して本削りにかかります。

イメージ 9

おおおっ!

イメージ 10

厚みは1000分の1mm単位。つまり㎛ですね。

削っては調整して、調整しては削る。

イメージ 11

イメージ 12

削る、

イメージ 13

削る、

イメージ 15

削る。

イメージ 14

鉋屑なんていえない、芸術品です。
細かくしておひたしなんかにかければおいしそう…、なんて感じてしまうほど。(お昼ごはん前だったので〜笑)。
材は檜です。

イメージ 19

単純にいってしまえば、台から1000分の何mmか刃先が出ていればそれだけの薄さで削れるわけなんですが、刃を取り付ける台にはそれ以上の精度が必要です。
さらに均等に削るためには刃先を均等に出さなければなりません(1000分の1mm単位の精度で!)。
加えて、鉋に掛ける力具合、おまけにそれを均等にするための体の運び具合。

イメージ 24

それらの微妙な加減が薄削りを実現します。
1000分の9mm!

イメージ 16

正に職人技。
薄さを競う競技会もあるそうです。

もちろん、刃が切れていることは言うまでもありません。

イメージ 17

削られた材は、頬ずりしたいくらいにピッカピカツルッツルです。

イメージ 18

ちなみにこれは杉で、これほどつややかな肌を出すのはかなり難しいとか。
お土産(?)にいただいてきた鉋屑です。

イメージ 23

これもお土産(?)でいただいてきた檜の鉋屑。新聞が読めます。

イメージ 27

旧い道具も展示されていました。

イメージ 20

イメージ 21

これは酒樽に穴をあける道具。今のホルソーのようなものですね。
70年くらい前の道具だそうです。

イメージ 22

きっと年配の気難しそうな職人さんばかりで、ズブの素人の<す>なんて入り込む余地もないと思いきや、若い職人さん方もおられて、お話を伺うことができました。
「仕事でここまで要求されることはありません。自己満足というか遊びというか。いくつかの工務店の有志が集まって勉強会のようなものを作ってるんですが、こんな技術って言葉では伝えられないし、見てもわからない。自分で試行錯誤して身に着けるのが職人の喜びなんですよね。」
一応、職人のハシクレに引っかかっている<す>にとっては、とても共感できるお話です。

なんだか早春のほのかな暖かさを感じつつ、木の香りが心地よい会場を後にしました。

イメージ 25

オマケは外国からのお客様でにぎわう舞妓さん。

イメージ 26

以前からお誘いいただいていたのですが、なかなか日程が折り合わず、やっとお伺いすることができました。
職人のハシクレに引っかかっている<す>としては、かねてから「ほんまもん」の技を見てみたかったのですね。もちろん仕事上でも木と鉄の違いはあれ「ほんまもん」の職人技は見てきているわけですが、なかなかその域には達しません。もしかしたら一生のテーマかも知れません。
若い職人さんの言葉が印象的でした。
「妥協しない遊び心」
そんな仕事ができれば楽しいですよね。

イメージ 28























全1ページ

[1]


[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事