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鳥のように
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猫の重みで目が覚める カーテンをすこしめくると 外は真っ白で 空は真っ黒だった 世間からまるく切り取った一日を雪の白さであじわう
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「個性を消しなさい」 と 言われたことがある 個性を消すも何も どれが個性なのかがわからなくて その人の前から 姿を消した
無花果の水分が顎から首へつたって こどものころをおもいだす 西瓜 西瓜は大好きだったけれど種が邪魔だった 叔母は 「盲腸を切ったからのみ込んでも平気なの」 と いってのみ込んだ なんだか怖ろしいことのように聴こえた あのころ わたしの周りにはたくさんの人がいたけれど ひどくひとりぼっちで 素直に甘えることは恥ずかしいことだとおもっていた 甘える勇気も 西瓜の種を のみこむ勇気もなかった
猫砂を買ったとき 「重たいのでお車までお持ちします」 そう言われただけで なんだかすきになってしまいそうだった 「原付なので大丈夫です・・」 なんてへんてこな返事をして 弱っている自分に気付く
身体をつかって 頭をつかって わたしを削り落して きょうも生きている 写真をお金にかえて こころを手放して きょうも生きている 褒めてくれる人などいなくとも
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浅香あき恵
小川菜摘
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