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ACL+MCL再建

ACL+MCL複合損傷
 
今日は100キロ級の柔道選手のACL再建。全日本の代表合宿に呼ばれるレベル。
 
ACLはrect.BTB
今回は大腿骨側の固定をエンドボタンCLBTBで予定。型のごとく骨孔作成し、いよいよグラフトパッシング。
最近は骨孔作成までは全く問題なくスムーズに終わるが、グラフトパッシングが一番の問題。
脛骨側も、大腿骨側もできるだけ、骨片と同じ大きさで作りたいので、ぎりぎりの大きさで骨孔を作成。
 
するとまず脛骨側から関節内に入れるのに一苦労。脛骨側は大腿骨側に比べ1㎜長径が大きいが、やはりなかなか難しい。特に出口部は10㎜のドリルで穴を掘るが、脛骨側の骨片をある程度小さくしないと、引っかかるし、10㎜の骨孔もある程度の深さがないと入らない。
 
脛骨側から引き出す際には、エレバで垂直に持ち上げるようにして行うが、やはりなかなか難しい。
やっと脛骨側を通したら、今度は大腿骨側。
大腿骨側も後方の角を丸めて、引っかかりを小さくして作っているが、やはり厚みなどぎりぎりで作っているので、なかなかスムーズに入らない。
骨片を小さくするか、骨孔をやすりで削って広げるか・・・
 
特に今回はエンドボタンを使ったので、いつもより6㎜引き込まないといけないし、エンドボタンの紐の部分が余計な厚みとなり、さらに困難。いったん引き戻して新たに骨孔を広げようとしても、今度は脛骨側の骨孔から引き戻せない。
 
結局内側ポータルから引き戻し、前内側ポータルより再度骨孔を拡大。またパッシングをチャレンジ。それを何度が繰り返し。
結局エンドボタンをフリップさせきれず、不本意ながら、結局7㎜の黒坂スクリューで固定。
そうこうしているうちに、STと違ってグラフトの繊維が徐々にばらけて膨らんで、視野がすごく得られにくくなり、スクリューを入れるのも一苦労。
 
何とかACLは終了。
 
その段階で外反ストレス検査。まだまだ不安定性あり。MCL再建も行うことにした。
 
材料はST。新たな皮切も必要ないし。大阪労災のH先生のように、大腿筋膜張筋を使うことも考えたが、15cmの皮切を新たに加えることにやや抵抗あり(結局縦に3本の大きな傷になる)、材用もあるためSTとした。
 
S先生は脛骨側から固定して、大腿骨側をあとから固定しているが、今回は大腿骨側はエンドボタンで、脛骨側はスーチャーアンカーを使用した。
大腿骨側は内側上顆に7㎜の骨孔をあけて反対側にエンドボタン。
脛骨側は付着部をデコルチして、5本のアンカーで、緊張をかけながら近位より縫合固定(45度屈曲位、内反・内旋位)
 
骨孔作成前にisometorisityはチェックし問題なく、外反改善していたので、問題ない位置ではあると思うが、術後のレントゲンではやや脛骨の固定部位がやや近位過ぎたようだ。もう少し、遠位での固定でよかったかもしれない。
 
しかし疲れた手術だった。
 
今後のrect.BTBでは、欲張らずに骨片を少し小さめに作成した方がよさそうだ
 

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