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台所に立って、エプロンの端をつまみながら
「コレは何のつもり?優斗」
ひくひくと口角を引き攣らせて相手に問う
『なにって?昨夜風ちゃんに負けたから
リベンジだけど?』
楽しそうに笑いながら優斗はそう言う。
相手は嫌そうに顔を顰めながら片手で顔の上半分を覆い
「あー、わかった。何となく。
つまり優斗と料理対決をしろ、って言うんだろう?」
そう聞くと風疾は相手の顔を見て
『うん!』
よく分かったねー、えらいねーなどと風疾の頭を撫でながら言う
「おまえなぁ・・・・
あ、優斗」
始めは呆れたように、呼びかけるときは危ないぞの一声を添えて
『?なに?』
相手の警告にきょとん、と首を傾げる
「そこ、ゴッ○ーがいる」
相手の足元を指差し、でかいななどと呟く
『ッ!?っう、うわーーーー!!』
半瞬遅れてその言葉に反応し、ずざっ、と音のしそうなほど
勢いよく飛びのく
「優斗は怖がりだな」
そう呟きながら、足元の乱入者を踏みつけようと足を上げる
『だ、だめーーー!!!やめてっ!!』
そう、大きな声をあげると風疾の腰にしがみつき
「なんだよ、踏むだけじゃん」
不服そうにそう呟くが、優斗に睨まれた為口をつぐみ
『踏むだけでも、風ちゃんは僕と同じ見た目なんだから、
僕がやっているような気がして嫌なの!』
そう言うと風疾の腰にまわした腕に力を込める
「じゃあ、今日は料理対決できないけど、いいのか?」
拒否はしないだろうと思いながらも確認の意をこめて問い掛ける
『う、しょうがない、かじゃあまた今度ね。』
いささか不満そうにそう言うが、やはり嫌なものは嫌なのだろう。
足早に台所から去っていく
おわり
会話形式。背景描写のない駄文です。
コレは何処なのか……。
優斗→九条優斗:主人格の方。茶髪に赤紫色の瞳。
風疾→九条風疾:別人格の方。茶髪に赤褐色の瞳。
二人は二重人格の設定ですが、コレは双子と考えて読んでください。
ちなみにコレは一番初めにきちんとした設定がされた子達です。
スイマセン。使いまわしだったりします。
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