酒と鉄道の日々 ビジュアル版

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 かつて、秋田での田植えと言えば、6月上旬がスタンダードだった。
 
  子供のころ、さして広くもない田んぼの、田植えのお手伝いで学校を休み、苗運びや、田んぼに這いつくばる「田植え人(?)」に、畝から苗をパスするというか、投げ渡すのが、当時の子供たちの任務だった。
 
  狭い畝での作業ゆえ、バランスを崩して田んぼにドボン !  なんてのはよくみられた光景で、周囲の大人たちの失笑が湧きあがっていたものだ。
 
 楽しみだったのは昼食で、今のようなコンビニも無い時代のこと、自家製の「五月(さつき=田植えの別称。旧暦の五月)まんま」。
 山に育つ朴の木の大振りの葉っぱにご飯を載せ、キナコと黒砂糖をまぶし、片隅にタクワンを添えただけのシンプルなものだったのだが、コレがおいしくて、何個も食べた記憶が残っている。
 
  そして、田植えが終われば、お手伝いしてくれた近隣の人たちを招いて、「さなぶり」と称する宴会が賑々しく催されるのだった
 「さなぶり」とは、「早苗あがり」から転じた言葉で、要は、春の農作業が一段落したことを表すもの。
当然のごとく、宴会になるのであるが。
 
 さてさて、この秋、25周年を迎える由利高原鉄道・鳥海山ろく線では、そんな「さなぶり」を列車内で楽しんでもらおうと、「さなぶり民謡列車」を企画した。
 
  催行日は     6月12日 土曜日。
    羽後本荘発   16.45  〜 矢島まで一往復 〜羽後本荘着 18.26
    車内では、秋田市で活動している「ほのぼの一座」による、民謡ショーやお笑いが披露されるとともに、
例によって、酒類が呑み放題。無論、折詰付き。参加費は4千円(税込 本荘〜矢島往復運賃込み)。
  
  農作業で汗をかいた人も、そうでない方も、ことしは「さなぶり」を、由利鉄の列車内で楽しんではいかがだろうか。 笑顔がステキな由利鉄アテンダントさんたちもご一緒しますよ。
 
  本日から募集を受け付けているが、定員は40人で、満員に成り次第募集を締め切る。 
 
  お申し込み・お問い合わせは  由利高原鉄道 渡部さん 佐々木さんへ。
                      でんわ 0184-56-2736

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