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私が部屋でテレビを見る時は”ニュース”、”情報系バラエティ”、”スポーツ”、”動物”、”旅行”、”自然”に関する内容の番組が多いと思います。
テレビを見る時はたいてい”パソコン”を使用している事が多いので、”テレビだけを見る”という行為はあまりないかも知れません。
そんな私が珍しく最近ハマっている”ドラマ”があります。
それはテレビ朝日系列で金曜夜9時に放送されている「富豪刑事デラックス」です。
たまたま他に見たい番組もなくて”暇つぶし”程度に見ていたのですが、何故か”ツボ”にハマってしまいました。
このドラマは深田恭子(ふかだ きょうこ)さんが演ずる神戸美和(かんべみわこ)という大富豪の娘が(何故か?)警察署の新人刑事として様々な事件に取り組み、最後には彼女の推理力で事件解決に導くお決まりのストーリーなのです。
しかし今までの刑事ドラマと決定的に違う点が一つあります。
それは事件解決方法に用いる最大の力がとてつもない”神戸家の財力”なのです。
犯人を誘き寄せるする為だけに会社を設立したり、犯人張り込みだけの為にビルをまるごと買い占めたりetc..と神戸家の”財力”を惜しげもなく使うという”とんでもストーリー”が、今までの刑事ドラマになかった設定であり、そのドラマの"ウリ”なのです。
逮捕した時に「たった◇◇億のお金で人を殺すなんて…」と犯人を諭す場面で、周りからヒンシュクを買う(本人はわかってない)が、深田恭子が言うとそれがイヤミに聞こえないのです。
しっかりした”脇役の俳優人”に支えられており、その俳優さん達も普段のドラマよりも楽しんでいるのが伝わってきます。
特に”太陽に吼えろ”や”スクールウオーズ”で熱演した山下真司(やました しんじ)さんが新境地の演技を開拓して、いい味を出しています。
原作は”筒井 康隆(つつい やすたか)”さんが書いてます。
残念ながら私は一度も筒井康隆さんの作品を読んだ事がありません。
小学生の頃にショート・ショート”が好きで、”星 新一"さんの作品を読んでましたが、その時に筒井康隆さんの作品を読んでいる人がいたので名前だけは知ってました。
原作では主人公は”男性”らしいです。
(原作と”キャスティング”が違う事はよくある話です。)
バカバカしくもあり肩の力を抜いて見る事ができるドラマなのですが、常にこのドラマは"お金”という言葉をキーワードにしている事から、金満現代社会に対する”アンチテーゼ”とも”皮肉”ともとれるメッセージを原作者は伝えたかったのではないか?と思えてしまいます。
”ライブドア事件”(粉飾決算事件など)の初公判が26日から始まりました。
あの事件が象徴するように現代社会は”お金の魔力”に陥りやすい社会になってしまいました。
私もその渦に飲まれないようにしなくては…
ドラマを見ながらふと、そんな事を感じました。
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