スネコタンパコの「夏炉冬扇」物語

涙ばかり貴きは無しとかや。されど欠びしたる時にも出づるものなり。

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 熊というと、反射的に、牛を思い浮かべる。

 金融マーケットでは、Bear(熊)といえば、弱気相場を指す。攻撃するとき、熊は、前足を上から下へ振り下ろすところから、下げを想起させるのだろう。

 反対に、強気相場はBull(牡牛)と称す。牛は、角を下から上へと突き上げて攻撃するからである。

 しかし、よくよく考えると、熊が前足を振り下ろすには、その前に上げていなければならないだろうし、牛だって、角で突くためには、一旦は首を低く構えなければならないだろう。

 その瞬間をとらえて、強気だとか弱気だとか規定されては、熊さんもクマってしまう。

 産経新聞、本年、十月十三日の記事、「埼玉・秩父で登山中の男性、クマに襲われるも…応戦」と題して、こうある。

 《13日午前9時25分ごろ、埼玉県秩父市内の霧藻ケ峰(標高1523メートル)につながる登山道で、登山中の同県春日部市に住む山小屋従業員の男性(71)がクマに遭遇し、襲われた。男性は追い払う際、両手を負傷し、下山して病院で治療を受けた。
 同県警秩父署によると、男性はクマに襲われた際、登山用ストックでクマを追い払おうとしたが、それでもクマが襲ってきたため、応戦して登山道の斜面に追い払った。男性は「とっさのことで無我夢中で撃退した」と話している。》

 こりゃ、やはり、弱気のクマなのかもしれない。あるいは、この記事中の男性が強気すぎたのかもしれない。

 でも、まあ、なんといっても、一番強気なのは猟師なのであった。

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閉じる コメント(3)

日本の熊は小型なので、たまには人間が勝ったりしますけど💦大声とかでナントカならないのか(@@;)

2018/12/4(火) 午後 3:14 [ 竹光侍2008 ]

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熊と遭遇しさえしなければいいわけですから、大声をあげながら、歩くのは効果的と思われます。でも、山歩き中ずっと声を上げ続けていては疲れてしまうので、ホイッスルを吹き鳴らすのがいいんじゃないでしょうか。

大雪山系の旭岳に登った帰り、ロープウエイの最終が出てしまい、仕方なく、歩きで駐車場まで下りましたが、わたしは単独、他に、歩きで下ろうという登山者もなく、しかも、ロープウエイ乗り場には、当日、ヒグマの目撃情報が寄せられており、ゾクゾク、ビクビクしつつ、大声で歌を歌いながら下山した記憶があります。

2018/12/4(火) 午後 9:43 sunekotanpako

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秋田の阿仁マタギ鈴木松治氏によりますと、不幸にして、熊と遭遇してしまった場合には、帽子でも、ザックでも、なんでもいいから、身の回りにあるものを、熊に向かって投げつけることだそうです。《熊というものはなぜかわからないけれど、最初に投げられたものに噛みつく習性があるんです。熊がそれに噛みついている間に逃げる。》んだそうです。

2018/12/4(火) 午後 9:43 sunekotanpako


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