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キリコ:「・・・ここは地獄だ・・・どうやら俺はまた地獄へ舞い戻ったらしい・・・」
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アストラギウス出版 イチオシBL作家 ギャラクシアン・R先生のSS小説が読めるのはココだけ
ギャラクシアン・R著 「虚構の傀儡」
こうしてこの肉体に制裁を加えるのは幾度目の事だろう?
冷静になると胸の奥底に僅かにそんな疑問が沸き起こる。
懲罰という名目で人を戒める。
それは受ける立場であった士官候補の時代には、上官として最も恥ずべきエゴイズム、と忌み嫌った行為だったはずだ。
事実此れまでに自分が部下に直接手を下す事など数える程しか無かったと記憶している。
だが、この男に関しては部下の手を煩わせたくは無い、との思いから自らがそれを担って久しい。
叩き上げの熟練兵でも手を拱く厳しいミッションを難なく看破する称賛すべきこの男の能力、それは上官であれ部下であれ諸手を上げて喝采し、もたらされる勝利の美酒を共に享受し分かち合うべきものであろう。
だが上からの命はそれを避け、グループミッション故の仲間の失態を突き、あろう事か全てこの男に責を負わせようとする。
そしてそれはこの男に限っての事なのだ。
それは一体何に起因する行為なのか。
目・・・。
あの目が原因か。
上官を前にし、視線を合わせても尚、決して彼を映そうとはしないあの目。
肉体と同様に敗北を認める事のない、不敵にも思えるあの目が上官に狂気をもたらしているのではないか。
私はそれが知りたいのだ。
重ねて思う、肉体を打ち据える行為はかつての私が最も軽蔑していたものだ。
だがその答えを求め、今日も私は上からの命を待っている。
そう、上からの命が私をそうさせるのだ、決して、決して自らの意思で打ち据えるのでは、ない・・・。 Fin
裏アレギウム性典より 『腐は万物の調和なり』
※この度の記事・またまたSad姐さんの助けをお借りした事をこの場にてお礼申し上げますm(_ _)m
またこんな事がたびたびあると思うんで その時は また頼んます
あ・若い男の子の絡みの場合は まあな姐さんにも助言していただくと思うんでその時はよろしくね
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2010年11月10日
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