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物語もさることながら
展開される場面のその風景が、残酷なほどに美しいのです。
物語からも、その景色からも目が離せない
色んな意味で、虜、なのでございます。
デンマークとスウェーデンをつなぐオーレスン橋のライトが突然消える。
48秒の沈黙が終わり、電源が復旧すると、そこには死体があった。
上半身はスウェーデン側、下半身はデンマーク側。
二つの国を結ぶその橋の中央、デンマークとスウェーデンの国境の境目にその死体は置かれていた。
遺体はスウェーデンの市議会議員シャスティン・エークヴァルだった。
ところが検死の結果、下半身の部位は別の人物のものであり、また冷凍保存されていたことが判明する。
その死体は、1年前に行方不明になったデンマークの娼婦モニック・ブラマーのものだった。
国境の真上に注意深く置かれた死体。
被害者はスウェーデンの政治家とデンマークの娼婦。
それぞれの殺害時期は1日前と13ヵ月前。
「真実を守る者」と名乗る犯人は、スウェーデンのジャーナリスト、ダニエル・フェルベに接触。ダニエルを通して犯行声明を発信し始める。時を同じくしてデンマークのラジオでは犯人の犯行声明が流される。だがその音源は3年半前に録音されたものだった。
犯人は、世間が見て見ぬ振りをする、社会が抱える5つの問題を提起していくという。1つ目は、「不公正な法」。政治家が死んだらすぐに警察は動くのに、殺された売春婦は、13カ月たっても行方不明のままだった。法は不平等だというのだ。次に犯人は、誘拐したホームレスの命と引き換えに、資産家に身代金を要求する。
警察の追跡を軽々とかわしながら、殺人を続けていく犯人。やがてその事件は新聞、テレビ、インターネット、すべてのメディアを占拠し、犯人は世論さえ思いのままに操り始める。犯人はただの殺人鬼ではない。殺人は単に方法でしかない。犯人は、モラル・テロリストなのだ。やがて世間は犯人のメッセージに同調していく。
デンマークとスウェーデン、二国の警察が合同捜査を開始。
デンマーク警察からは、人情派のマーティン・ローデ刑事、スウェーデン警察からは、頭脳明晰な女性刑事サーガ・ノレーンが捜査を率いる。捜査を進めるうちに、マーティンはこの事件に妙な胸騒ぎを感じ始める。一方サーガは犯人が警察内部に通じている事を確信する……。
いつも思う事なのですが
アメリカのドラマの残虐性は
欧州の映像から資格すると意外と観易い、と言いますかそれ程でもない
音響効果、と言いますか
効果音などで迫力や、怖さを出しているように受けるのですが
欧州のこういったドラマは、映像を包み隠さず発しているように思います
セクシャルな場面も、残虐な場面も
自然の流れでやって来て、アメリカの作品のように「ああ、来るな」みたいな準備が出来ないのですよね
しかもストレートに映されてる訳でして
驚くけれど
潔くて好き
酷いものは酷くて、そこには何の言い訳もできない事を、思い知らされる
観た後どどんと凹む事も無い訳ではないですが、欧州のドラマの発想は好きです。逃げ場が少ないけど。
結末、録画の視聴が間に合ってない
でもシーズン2まで結構時間あるようだし、のんびり楽しみます。
物語の本筋も楽しみですが
毎回オープニングとエンディングの音楽と映像がとても楽しみなのです。
この国にはない、乾いた、殺伐とした美しさ。
彼らが日本の湿潤な文化に憧れてくれるのが分かる気がします。
かの国に、私達が持つ風景は生まれないと思う。でも逆に憧れるのです。
あの景色を、いつか見たい。この目で、その空気を吸いたい。
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