CLOVER NOTE

鈍間な主婦の気儘で憂鬱で有頂天な日常。

読人日誌・ア行作家

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色々な「本」を読んでの感想。

「絵本」は、読み聞かせで使った時の、子どもたちの反応(*^_^*)
なども。
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「片耳うさぎ」・大崎 梢
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あっちもこっちも謎だらけだけど、私、思うのよ。これら全部がすべてきれいにつながる瞬間があるんじゃないかって。蔵波奈都は小学六年生。引っ越してきた父の実家は、古くて大きなお屋敷で、どうしても馴染めない。しかも、このお屋敷には不吉な言い伝えがあるというのだ。弱った奈都が頼ったのは、ひとりの謎めいた女子中学生だった…。優しい読後感が嬉しい、傑作ミステリー長編。 

 そうそう。
 「優しい読後感」でした。そうでした。

 自分のおうちの帰りたくないなんて・・・ なんて不幸!!
 と思っていたけれどさゆりさんの登場で何かが変わってゆくし。
 なっちゃんもちょっとずつ変ってゆく。
 この年頃の女の子って「ちょっとした」きっかけでヒョイッとハードルを乗り越えちゃう意外さがありますよね〜vv
 読みながら一緒に不安になってハラハラして。
 怒って、胸が苦しくなって。
 自分の中にもなっちゃんがいるみたいでした☆

 雪子おばあちゃんやその家系をめぐるなぞもズシリvvときましたが^^
 さゆりさんのつながりにもビックリだよ!!


 冒険。
 天井裏なんて・・・・  そんな家きっと住めない(経済上の問題)

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「晩夏に捧ぐ」・大崎 梢
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以前成風堂にいて、今は故里に帰り、地元の老舗書店に勤める元同僚の美保から、杏子のもとに一通の手紙が届いた。勤務先の宇都木書店、通称「まるう堂」に幽霊が出るようになり、店が存亡の危機に立たされている、ついては名探偵のアルバイト店員を連れて助けに来い、というのだ。杏子は気が進まぬながら、多絵を伴って信州の高原へと赴く。そこで待ちかまえていたのは、四半世紀ほど前に弟子の手で殺されたという老大作家の死に纏わる謎であった…!「本の雑誌」二〇〇六年上半期ベストテンの堂々第二位に輝いた「配達あかずきん」で今もっとも注目を集める著者、初の長編推理小説。 

 長編でした♪
 今度は出張しちゃう・・・(でもお休みを利用^m^)
 本屋さんが憧れるような「本屋さん」に起こる切ない事件。
 解決しても、切なさが残る。

 本が好き。
 本を書くのが好き。
 何だかこう・・・。
 同じ活字を愛する者として。分かっちゃうようで、でもそれを許してはいけないってゆのか。
 複雑でした。


 時間は解決しない。そんな時もある。
 むしろもっと切なかったりすることもある。
 大切なものは、胸の中にずっと。

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「おぅねぇすてぃ 明治浪漫」・宇江佐 真理
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文明開花に沸く明治5年(1872)。突然の再会が若い男女の運命を揺るがした―英語通詞を目標に函館の商社で働く雨竜千吉。横浜で米国人の妻となっていたお順。幼なじみで、互いに淡い恋心を通わせていた二人が、しまいこんでいた気持ちを開くのに、時間はいらなかった。千吉が上京のたび逢瀬を重ねる二人。しかし、密会はあえなく露見した。やがて、お順は激昂する夫に対して離婚を懇願する。夫の答えは、離婚後、一年間は決して男性と交際しないよう監視を付けることだった。それとは知らぬ千吉は、お順の離婚の噂を聞くや…。新しい時代の潮流の中で、さまざまな葛藤に苛まれながらも真実の恋を貫こうとする、激しくも一途な男女を描く、著者初めての明治ロマン。 

 出版されたのは2001年が初版みたいです。もうだいぶ前〜。
 前から気になる表紙だったんですvv ちょうど図書館の棚で見つけたので拝借♪

 そう、確かにロマン・・・浪漫でした。
 きっちり誰かを想い続けるっていう事のしんどさもさることながら
 最後まで自分の「目標」を失わない意思の強さに、天晴れ!な印象を受けました。
 どこにいても自分が今何をしていても、心に持っている夢を見失わないし
 誰に対しても自分が目指しているものを口に出して言える。
 何気ないことだけどとても大事なことだなって。

 思い出させてくれました。

 彼ら二人の恋愛事だけでなく、様々な人の人生が悲しい結末を迎えたり幸せをつかんだり。
 そんな周りの人生と触れ合うことで彼らも二人なりの人生を考えてゆくようになっていった気がしました。
 お鶴ちゃんだっけ??彼女が一途で正直で・・・ 亡くなった時は何だかワタシもショック。
 でもそこから千吉はまっすぐに自分の気持ちと向き合うようになった気がします。

 通史になるという夢。
 日本人であるという誇り。

 大事なんだけど何だか考えることを怠っている気がするなぁ。
 そうか、ワタシは日本人だよね。
 最後まで読んで、彼らの生涯の暮らしぶりのくだりを読んで。
 日々の自分の生活を、振り返ってみた。
「三日月が円くなるまで 小十郎始末記」・宇江佐 真理
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刑部小十郎の仕える仙石藩と、隣接する島北藩は、かねてより不仲であった。仙石藩藩主・義敬が、江戸城内で起きた檜事件で島北藩に顔を潰されたのをきっかけに、正木庄左衛門は、藩主の汚名をそそぐべく御長屋を飛び出し、中間として島北藩の江戸藩邸にもぐりこんだ。義憤にかられて暗躍する剣豪の朋輩とは対照的に、その助太刀をいいつけられた小十郎は、小道具屋「紅塵堂」に寄宿しながら、そこの一人娘ゆたや雲水の賢龍らとともに、のんびりと町屋暮らしを堪能していたのだが…。 

 その描写でまるで目の前に小十郎達が暮らしているように感じる・・・
 さすがだなぁ。
 だから質素な暮らしも、ささやかな幸せも。身分から背負う切なさも。
 ストレートに伝わってくるのです。

 結局は人って いつの時代も変わらず、何かしらしがらみを背負っているもんかもね。
 しみーじみ。そう思ってしまいました。
 サラリーマンとかと変わんない・・・  この方の物語にはいつも現実を突きつけられる。
 切なくなる。

 でもだからこそ暮らしのなかに楽しみを見つけたり、誰かを好きになったりvv
 生きていることに喜びを探してゆく。
 幸せになってゆく。

 ワタシもがんばらなくっちゃ☆
 人生はだいたいこうやって、進んでいくんだもんね♪

「七度狐」・大倉崇裕

「七度狐」・大倉崇裕
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名跡継承を巡って開かれる落語一門会の取材に、僻村を訪れた間宮緑。折からの豪雨で孤立した村に見立て殺人が突発。そして第2の事件が…。 

 この物語の中に居たかった・・・・
 そう思わずにはいられないほど、好きな世界観で。  あぁ。聴きたかったその落語!!
 切なくなりました。

 ミステリーの仕掛けとしては そうかなー、そうかもなーと。
 ワタシも推量できる感じの、柔らかいミステリーだったとは思うんですけど。
 噺家の、芸の世界のその恐ろしさかなぁ。
 そこがたまらなく好きでしたvvv

 そういうものだろうし、そうじゃなきゃ守れないものであって欲しいし。
 「人」を超えていていいと思う。
 どこかが足りないのもありだと思う。

 だから
 いつまでも繋いでいって欲しい。


 緑君羨ましいなぁ。ホント牧さんじゃないけど・・・行きたいよ!!

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