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今回の発表はノムヒョン政権の基盤になっている主思派にとっては「修学旅行」の趣きすら感じます。
会談の内容はこれから詰めるというあまり例のないパターンですが、要するに北朝鮮が会談に
応じるだけの見返りがあるだろうなぁと感じます。
すでにノムヒョン政権はキムデジュン政権の2倍以上の対北無償支援を行いました。
以前、北朝鮮は首脳会談をしたいなら10億ドル出せと言っていたこともあります。
http://www.chosunonline.com/article/20030610000000
北朝鮮は何も変わっていません。ちなみに先月の南北将官級会議は決裂しています。
条件闘争の揺さぶりだったのでしょう。
キムデジュン前大統領は歓迎の意向だそうですが、そうでしょうねぇ。
今回の首脳会議はキムデジュンの金で買った南北首脳会議に「免罪符」を与えるようなものです。
南北の首脳が会うのは自由ですし、そのことを批判するつもりはありませんが、韓国民の政治を
見る目は皮肉なことにノムヒョン政権の失政のために「ずいぶん目が肥えてきた」と感じています。
どんな成果が出るか、これから何について話し合うのか決める会談に成果を期待するほうが間違い
でしょうから、ノムヒョン政権が考えているほど大統領選に与えるインパクトは無いと感じています。
米国は表向き歓迎ですがそれは「毒にも薬にもならない」ことを知っているからです。
韓国がいくら小切手を切ろうとも米国にはどうでもいいことです。
問題は日本です。
私は一貫して日本外交は孤立していないと主張しています。これは今でも変わりません。
今回の会談を日米韓に楔を打つ意図があるという意見もありますが意味不明です。
ただ安倍政権の姿勢には疑問を感じます。
特に今回の選挙中に私が何よりも許せなかったのが24日の発言でした。
北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」が安倍政権退陣論を展開していることについて、「安倍政権は(北朝鮮による)拉致問題、核開発・保有の問題について一貫して妥協のない姿勢を貫いた。選挙によって誤ったメッセージを送らないようにするためにも国民の理解を得るべく、きょうも総理は地方(遊説)に出ている」と述べた。(産経新聞)
与党敗北は北朝鮮に誤ったメッセージを送るという趣旨で、これこそ日本国民への誤ったメッセージ
なのですが、本来ならば国民の生命財産を守らなくてはならない政府与党が、逆に国民を脅して票を得ようとする姑息さ、卑怯さに「この政権ではダメだ」と心底思った次第です。
拉致された国民を守るためには妥協は必要ありません。主権国家として当然のことです。日本の責任でやり遂げなければなりません。
それなのに・・・
北朝鮮による日本人拉致問題については「日本にとって極めて重要な問題だ。解決の重要性について、改めて韓国側に理解を求めていきたい」と述べ、南北首脳会談で取り上げるように韓国側に求める考えを示した。 (朝日新聞)
バカにつける薬はありませんかー
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