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最後の愛機

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ウェイン・レイニー最後の愛機になった
93年型YZR500です。

ずっとシュワンツのブレ-キングにやられていた
レイニーが安定性を求めた結果、ついにプレス鋼材を
組み立てるデルタボックスフレームを捨てて
アルミを引き抜き材をメイン母材とするツインスパーフレームに
なったマシンです。

ヤマハとしても大英断だったんですが、これが苦労の始まりで
シーズンオフのテストから、かなり安定性の強いマシンで
リヤがスライドするけど、マシンが前に進まないという症状に
悩まされていて、シーズン開幕前に早くも2基目のフレームを投入して
シーズン序盤2勝したものの、長い不振の時期に入ります。

シーズン中にはレイニーが最高のマシンと呼んだ91年型YZRを
基としているROCフレームを投入するなどしましたが、
シーズン終盤に来て、投入した改良型フレームがようやく満足できる
仕上がりとなって、一気にレイニーが復活。
イギリスでの2位を皮切りに、続くチェコでも優勝を飾り、
それまでの鬱憤を晴らすような走りをみせて、迎えたイタリアGP。

得意のミザーノサーキットで、さらなるアドバンテージを広げるべく
コースを疾走したレイニーですが、アクシデントで選手生命を絶たれます。

このシーズンを見ると、レイニーのリクエストとはいえ、
このニューフレームに散々苦労させられていただけに、
ようやくまともになって来た終盤に、逆に勢いに乗ってしまって
乗りすぎて、限界を超えてしまったとも見えなくも無いですね。

とにかく、レイニーという人は人一倍の負けず嫌いでしたから
しばらく勝つことの出来なかった93年シーズンはどういう心境だったか。

さて、マシンの話をすると、オーリンズはこの年あたりから
フロントフォークの大径肉薄化を図っていて、結構、ずんぐりむっくりした
フォークに見えますね。
このあたり、フレームとのマッチングなんかもあるんでしょう。
逆にスイングアームが非常に華奢に見えます。

ホンダのNSRが割かし、大柄、丸っこいフォルムに対し、
一回りスマートなのが特徴です。

ちなみにフォーク、フレーム、スイングアームなどが
ブラックアウトされているのは、マールボロのリクエストによるものみたい。
カラーリングの見栄え優先ですね。

ゼッケン1がこれほどまえに似合うマシンは珍しいです。
ヤマハのミュージアムには92年モデルも展示されています。

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閉じる コメント(2)

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悲しい運命のマシンです。
(レイニーの事もあり、個人的にそんなイメージです・・)

出てきた当時、ついにカーボンフレームか?!
と思いました。
(黒が、かっこよかった)

ROCフレームの仕上がりが良かったのでしょうが、
当時のヤマハ本社は、どう思っていたのでしょうねぇ・・・。

2011/10/9(日) 午後 5:59 [ yzr250rw ] 返信する

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yzr250rwさん、93シーズン終盤にはいいマシンになってましたから
あのアクシデントが無ければ、4連覇はあったと思っています。
その後のGPの歴史が大きく変わった瞬間でした。

ああ。

2011/10/11(火) 午後 7:32 [ suo**bbbb ] 返信する

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