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私が、いきなりお気楽路線から、この教育問題シリーズを始めたのは、前にも書きましたが、子ども達がむざむざ殺されていくのを見ていられないって理由からでした・・・・

いじめによる自殺、親の手による虐待死、酒酔い運転による殺人、変質者による殺人・・・等々

これほど、子どもたちの「命」が危険にさらされた年はなかったんじゃないでしょうか・・・・

私は、このうちの「いじめ問題」についてを語りました・・・それは、この間(かん)マスコミを通じて流された情報の中には、ひとつも有効と思える解決策が見当たらないからでありました・・・

でも、私の案は 「裏のカリキュラム」が、隠然と存在している限りは、日の目を見ないでしょうとも書きました・・・・

そうしたら・・・
「な〜にが『裏のカリキュラム』なんだよ〜、もったいぶってねぇで、さっさと書けよ〜!」
との「お叱りメール」を何通かいただきましたので、一旦、最終回と言っちゃいましたが、ちょっと補足させていただきます・・・

【裏のカリキュラムについて・・・】
学校で教えることは、まずは、「基本的な読み書きそろばん」、その他、「うざい生活指導」やら、「世の中で必要の無い余計な知識」 であることは、前回までのコメントで書きましたが、実は、≪学校の存在意義≫は、本当のところ、別の意味が隠されているんです。
その、別の意義・・・これこそが「裏のカリキュラム」なんです・・・

現在の学校のシステムは、産業革命以後の工業型社会に対応して作られたもので、「優秀な(都合のよい)工場労働者を産出するためのシステム」であります。
このシステムは、あたかも工業生産物を作るがごとく、人間を“生産”するシステムなのです。
日本においては、なお、工場労働者を“生産”するだけではなく、良質な“兵”を生産するシステムでもありました。これは、明治維新により開国はされたものの、近代国家として欧米に遅れること100年・・・これを埋めるべく取られた政策【富国強兵】の実現に向けて作られた教育制度だったからです。

いわく、学校では当たり前の生活指導として行われている「遅刻や無断欠席はしないこと」「先生のいうことを良く聞くこと」「何度も反復して学習する(漢字の練習など)」は、「時間厳守」「絶対従順」「反復作業への順応」といった、国民を“兵”にするにも“工場労働者”にするにも欠くべからずものなです。

さて、フォードが発明した最も偉大なものは「T型フォード」ではなく、その「T型フォード」を「大量に生み出すシステム」だったといわれていますが・・・
そのシステムとは具体的にどういうものかというと・・・
・規格化・・・規格を統一し、生産効率を上げる。
・同時化・・・いっぺんに作業を始めて一気に作る。
・極大化・・・ドカッといっぱい作る。
・分業化・・・効率UPのために、作業を分業化する。
・集中化・・・ひとつの工場での一括生産をする。
・中央集権化・・生産の権限を一ケ所に集中化させ、そこ(中央)から指示を出す。
というものでした。

この手法を、このまま「教育」のシステムに取り入れると、とても効率よく「都合のよい国民」が出来上がります。

こども(国民)を工業生産物にたとえると・・・
1.校則によって「規格化」をはかる
2.1クラス40人なりの一斉授業によって、同時化をはかる
3.国が決めた学習指導要領によって、ドカッと全員に同じことを教える「極大化」
4.教える方(教師)は専門分野をもって得意分野を担当する「分業化」を行う
5.まずは児童生徒を学校に通わせるという「集中化」をはかる
6.教科書検定など、教育内容の権限は国に集中させる中央集権をはたす。
このシステムによって、良質な人材が育つのであります。言い換えると、規格に合った、統制のとれる、都合のよい子ども(国民)が出来あがる(育っていく)のであります・・・・・・(ぞぞぞ〜っ!)

これが、裏のカリキュラムです・・・

これで、なんで、国が子ども(国民)を必死に学校に通わせようとするのかが分かったでしょう?


知識を覚えさせると言うのは、表面上の“方便”なんです・・・・

できるだけ長く、子供たちを、1〜7につけておいて、「良い子」を生産すること・・・
そのためには、「学校」という枠内に縛り付けておかなきゃならない・・・・
だから、本来どうでもいい「知識」をダラダラと詰め込むって「時間稼ぎ」をする必要があるんだね・・・

このことについては、四半世紀も前の学者トフラーが看破していましたが、いまだに世の中には、ほとんど浸透していません・・・(なんでや?)

だから・・・
「学校という枠」
「知識の詰め込みという行為」
「この二点を絶対死守しないと良い国民は作れない」・・・と・・・どっかの誰かが思っている限りは・・・

≪世の中で必要な知識なんて、小・中学校で習う分の知識だけで十分(っていうかむしろお釣りが来ますよ)≫
≪学校なんてなくせ!知識は学びたい者だけ「教室」単位の学習機関で学べばいいんだ!≫・・・
など、という私の意見なんか通るわけはないのです・・・・


でも、この、工場型教育法は、もうそろそろ限界なんじゃないかな・・・

私は、「良い国民づくり」 よりも 今、そこにある子どもたちの 「命」 が何より大事だと思うんだけど・・・

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難しい問題だと思います。世の中は幻想によって作られているものだと思いますが、その幻想はなかなか強力なもので、まずは大人たちは壊せない。その方が楽だから。どこかで歯止めをかけたいものです。

2006/12/16(土) 午後 5:37 iruka

どうもイルカさん、長文におつきあいいただきまして、ありがとう!あっしのページは、一旦、終了いたしますが、これからもイルカさんのページにはお邪魔させていただきますね〜・・・ではでは・・・

2006/12/17(日) 午後 6:42 すう〜おやじ

こちらこそ、いろいろ楽しかったです。ありがとうございました。残念ですが、またの再開を楽しみにしてます。私の方は相変わらずで、ほんとお恥ずかしい限りです。気が向いたらコメントして頂けたら嬉しいです。では、では。

2006/12/18(月) 午前 5:40 iruka

イルカさん本当にいろいろありがとうございました。また、必ず寄らせていただきますね〜。

2006/12/18(月) 午後 5:15 すう〜おやじ


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