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前に読んだ「偽善エコロジー」も面白かったが、こちらの方がより観点が広くてためになった。ふうーん、と思ったところを以下に抜粋。 環境問題にはいろいろな側面があり、それを分けて考えないと混乱する。 1. 自然環境問題(自然保護、野生動物の保護など) 2. ゴミ問題、エネルギー問題(今のエコの話の大半はこれ。どういう風に暮らしを守るか、ということ) 3. 安全保障問題;日本は、エネルギー資源の96%を外国から買っている。日本の安全保障を考えるなら、自衛隊の海外派遣などより、エネルギー政策のほうがずっと重要。 環境問題には「流行」がある;あれほど騒がれた「フロン」「ダイオキシン」「環境ホルモン」はあまり言われなくなり(別に解決したわけではない)、今はCO2排出が「はやり」 「エコ」は、ちゃんとペイするかどうかの検証が重要。「環境にやさしい」という製品を作るのに、どれだけエネルギーが消費されているかを考えなくては、本当にエコにはならない。例えばハイブリッドカーなら、製作に要するエネルギー、燃費の節約度合い、耐用年数、実際に乗られる期間、を計算しないと意味がない。 ペットボトルは、お金と手間をかけて再生しても、品質の悪いものしか作れない。むしろ生ゴミと一緒に燃やした方がゴミが燃えやすくなる。すなわちペットボトルはリサイクルに向かない。 逆にアルミ缶や鉄クズ、古新聞紙は、リサイクルで採算が取れる。だからアルミや鉄の盗難が良く起こる。ペットボトルを盗む人は誰もいない。 アメリカがバイオ燃料に力を入れるのは、穀物自給率が100%を超えているから。燃料に使えるようになれば、穀物の価格も上がる。自給率40%の日本が追随するのは愚か。しかも、バイオ燃料は世界的に見て貧民から食料を奪うことにつながる。 地球温暖化が問題となっているが、国際機関の試算でも、このままでも今世紀中に2.8℃ほど上がるのみで、5000年ほど前の気候とほぼ同じ。温暖化でハリケーンや洪水が増えたり、伝染病が増えたりする、という説もあるが、ほとんど根拠がない。海面上昇も約35センチほど。 CO2排出を抑える京都議定書の取り決めを守るために、日本は年間1兆円ほどの予算がつぎ込まれるが、それで得られる気温低下は、0.004℃ほどと考えられる。 地球温暖化によってさまざまな問題が起こることを懸念するなら、問題が生じた後の対策に力を入れるべき。中年の人がアンチエイジングに全財産をつぎ込むより、老人になった時に必要なお金を残しておいた方がいいのと同じ。 ということで結論としては、日本で今はやっているエコに関する議論の多くは、科学的論拠に欠けていて「雰囲気」や「精神論」に走っており、アメリカやEU、中国にもつけこまれる原因にもなっている。僕ら一人ひとりとしても、「いいことした気分」だけじゃだめ、ということですね。 いま政治に求まれているのは、「これからの日本をどうするかのグランドデザイン」ということですよね。次の選挙で少しはいい方向に行くといいんですがね〜。
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来週 父が脳梗塞で倒れたので見舞いに帰国しますが
この本は どうかな・・・?
(たぶんお目にかかれず残念です)
現在 私は我が家の地下室の環境問題に頭を悩ませています
築50年近いこの古家 洗濯室の壁が全部アスベスト・・・
しかも あちこちで壁が崩れ落ちている・・
息子は入れさせませんが 私は毎日 洗濯のたびにこわいです・・
身近な問題で 頭がいっぱい・・地球規模で考えている余裕ないです
2008/11/17(月) 午前 1:24 [ BEAU ]