DoobieのCINEバカ日誌

映画館に行こうと思いながら行けません。。。

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ラビット・ホール

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RABBIT HOLE
2010年度作品
監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
製作:ニコール・キッドマンほか
出演:ニコール・キッドマン、アーロン・エッカート、ダイアン・ウィースト、タミー・ブランチャード

こういう作品は、私とは波長が合うようで、時間を忘れて、2度も見返してしまいました。

〜あらすじ〜
8ヶ月前、ベッカ(ニコール・キッドマン)とハウイー(アーロン・エッカート)のコーベット夫妻の4歳の息子ダニーが、飼い犬を追って道路に飛び出し、少年が運転する車にはねられ、亡くなってしまった。以来、息子の死を受け入れられないベッカは、まわりの者に当り散らすなど、心が落ち着かないままだった。ある日、ベッカは、ダニーを死に追いやった少年を町で見かけ、やがて、言葉をかわすようになる。。

ベッカは、その少年を責めるつもりはまったくなく、なぜかその少年に興味を覚え、最初はぎこちなかった会話も後に安らぎを感じるようになります。

事故で肉親を亡くした経験は、私にはありませんので、感情移入はできないし、事故の当事者の少年に会うという主人公の気持ちはわかりにくいです。ただ、なんとなく思うに、息子の命を奪った者は、どういう人物かということは知りたいような気がしますので、その点では、主人公の気持ちもわからないではないです

その少年というのは、父親のいない高校生で、「並行宇宙」という本を参考にして、「ラビット・ホール」というタイトルの創作コミックを作っていました。そのストーリーは、科学者である父親を亡くした少年が、パラレル・ワールドに存在する別世界の父親を探す旅に出るために「ウサギの穴」を通っていくというもの。この少年も心に傷を負っていたのでしょう。

パラレル・ワールドでは、別の自分が、別バージョンとして生きているということを、少年から聞いたベッカは、息子ダニーが、別世界では元気に生きているかもしれないことを教えられ、慰められたような気がします。

ニコール・キッドマンは、その透明感が、以前から好きな女優さんですが、年には勝てないようで、きれいなお顔にしわが出てきているのが残念です。しかしながら、この作品では、2011年度のアカデミー賞の主演女優賞にノミネートされました。

アーロン・エッカートは、私の中では不思議な俳優さんで、「カンバセーションズ」で優男を演じたと思うと、「世界侵略:ロサンゼルス決戦」では、たくましいベテラン兵士を演じたり、今回も、どちらかというと優男ですが、ニコール・キッドマンと肩を並べられるほど、良い演技をしていたと思います。

音楽も空気のように自然なもので、これが本当の意味の映画音楽なのかもしれません。

好みは分かれると思いますが、深いメッセージ性がなくとも、観終わった後、不思議と落ち着いた気持ちになれる、しっとりと心に染み渡る、そんな作品でした

落ち着いた気分になりたいとき、見直そうと思います。

閉じる コメント(6)

気分を高揚させてくれる映画の方を好んで観る私ですが、たまにはこういう「落ち着いた気分にさせて」くれそうな映画も観たくなりますね。

アーロン・エッカートといえば、なんといっても「ダークナイト」での複雑なキャラを演じ切った剛腕俳優なイメージがありますが、「幸せのレシピ」のような穏やかな好青年役もハマったり。
好きな俳優さんです。

2012/4/23(月) 午前 7:29 -

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やまねんさん>コメありがとうございます。
私も元気にしてくれる作品は観ているんですよ。
時間があまりないので、全部を記事にできないだけで。。

「ダーク・ナイト」のアーロン・エッカートは、観ているのですけど、忘れていました。
というか、その頃は、彼のことをあまり知らず、記憶に残してなかったです。
派手ではないけど、よい俳優さんですね。
この作品でも、迫真の演技していますよ。。。(~~)

2012/4/23(月) 午後 9:33 ■Doobie■

はじめまして、検索からお邪魔しました!
この作品、凄く物悲しく切ない内容なのですが、映像がとても爽やかですよね。
見終わっても嫌な気持ちにならず、なぜか清々しい気分になりましたo(^∇^o)(o^∇^)o

2012/4/23(月) 午後 9:54 るるぱんだ

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るるぱんださん>はじめまして、コメありがとうございます。
思い出にしようとしている夫と思い出にはできない妻、
亡くなった子供を想う2人の葛藤がやるせないですよね。
登場人物とセリフと音楽とが無駄なく溶け合って、きれいな映像に仕上がっていました。
良い作品だと想います。。。(~~)

2012/4/23(月) 午後 11:19 ■Doobie■

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こんばんは。
キッドマンは美人なのに影のある役を演じるとうまいですね。
「ウサギの穴」というと「不思議の国のアリス」の世界がイメー
ジとしてあるのかもしれませんね。
綺麗な写真で心地よい映画の雰囲気が少しわかりますね。

2012/4/24(火) 午前 0:42 [ hisa24 ]

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hisa24さん>こんばんは。
そういえば、ニコール・キッドマンは、あまり派手な役はやりませんね。
しっとりとした役の方が、彼女の魅力を最大限引き出せるのでしょう。
「不思議の国のアリス」のイメージもあると思います。
異次元の世界の入り口みたいな。。「うさぎの穴」
コメ、ありがとうございます。

2012/4/24(火) 午後 11:10 ■Doobie■


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