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小論文の勉強のため、新聞を読み始めました。読んでいると考えさせられるニュースが数多くあるので、ブログに自分なりに要約して掲載する事にします。 なお勉強の足しにするため、どんな事でもいいのですので意見をくださると幸いです。 「ワーキングプア」の急増が社会問題化している。都留文科大学の後藤道夫教授は、「1人、あるいは複数がフルタイムで働いているか、働く準備があるにもかかわらず、最低限度の生活水準(生活保護レベル)を保てない収入の世帯」と定義しており、就業構造基本調査(総務省)などを基にした試算では、02年の段階ですでに、656万世帯がワーキングプア状態。1人暮らしなら、地方の中堅都市で年収230万程度、首都圏で280万円程度が生活保護レベルに相当するという。 横浜出身、法政大学法学部卒業、日雇い派遣会社5社に登録していると言う男性(37)に会った。
大学を卒業したのは94年。それこそ必死で就職活動に臨まなければ内定を得られなかった「就職氷河期」元年にあたるが、彼は合同会社説明会に2度参加しただけで就職活動をやめた。英会話教材のキャッチセールスに遭い150万円の謝金があったためだ。 卒業後の1年半は深夜の工場で毎日12時間働いた。借金を返すと幼い頃から興味があったマスコミを目指し、アルバイトをしながら業界紙や一般紙を受けたが全敗。 一日ごとの契約ながら週に何日も通う「レギュラー」として働いたところも多かったが、体調を崩して休んだり、有給を求めたりするたびに首を切られた。 身についたスキルなんてない。やりがいを実感した事もない。意欲を示してまじめに働く事がもたらしたものは、「認められること」ではなかった。いいように使われる事。言ってはいけないんだろうけど、と前置きして、男性は言った。 「こういう不満が、テロにつながるんでしょうね。あまりにもばかばかしくて、国家転覆さえ夢想してしまうんです」 男性の「テロ」発言を荒唐無稽とばかりは言い切れない。東京学芸大学の山田昌弘教授が、希望の喪失と社会状況の悪化はシンクロしている、と指摘しているからだ。 山田さんの指摘はこうだ。 高度成長期の日本には、受験戦争をと突破していい大学を出ていい会社には入れれば、年齢とともに収入が増えると言う「努力が保証される構造」が整っていた。 しかし、90年代後半、「必ずしも努力が保証されない社会」がやってきた。それと時期をあわせるように、自殺者が増え、ホームレスが増え、高齢者による犯罪が増え、少子化が進んだ、と。 AERA 2006.10.23 |

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