坊主が「ざれごと」

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悲しい。
  
宗門は宗祖・親鸞聖人の750回御遠忌法要の第一期法要の中止を発表したが、
内実は「被災者支援のつどい」とタイトルを付け替えての予定通りの実施である。
  
色々な考え方があることは承知の上であえて言う。
今、宗門がすべきことは何なのか?
それは一宗の繁盛のための法要ではないだろう。
阿弥陀堂の屋根瓦の葺き替えでもない。

宗務総長が腹をくくり、法要・記念事業の費用を震災への対応に継ぎ込むべきだ。
数十億単位の義援金・炊き出し・物資の支援、ならびに宗門あげての被災者家族の受け入れ、
それこそが今すべきことではないのか。

組は教区の、教区は本山の顔色をうかがい自己判断すら出来ないでいる。
一体どこに立ち位置おいているのか。

何かせずにいられな思いを抱えながら在野に無数の坊主がいる。
なぜそのような声に耳を傾けないのか。
今の状況で750回御遠忌法要を実施することが50年、100年後には汚点になる。

東西両派で支援を打ち出せれば真宗の坊主は変われる。
そう思わずにはいられない。

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私は「おかげさま」と「感謝」を多用する坊主は信用しない(笑)
そこにあるにはただの現状肯定と安住の匂いしかしないからだ。
宗祖を奉ってとことん持ち上げて、そこにぶら下がっているだけなら坊主の前にクソをつけとけ。

若い人が多い坊主の学習会で親鸞聖人の聖人とは何かとの問いが出た。
「偉い人につける尊称」という風に落ち着きそうだったのであえて言った。
「聖の人」だろう。
同じショウニンという発音でも「聖人」と「上人」がありややこしい。
歴代の門主には尊称として上人とつけているが、親鸞の場合は聖人である。
セイジンとは読まない。ということは、聖なる・立派な・という意味ではなく、聖(ひじり)として生きた人という意味を大事にしていると思う。
一般に「聖人」という敬称で呼ばれるのは、法然・親鸞・日蓮だけである。
元来「日を知り」を意味して太陽の司祭者・呪術者を指したが、仏教伝来後は「聖」の字があてられ、学徳の高い僧を「聖」と呼んだ。中世では諸国を遊行する僧侶の意味に変わっていく。
浄土教信仰の広がりと共に、寺院に定住せず深山の草庵に住んだり、遍歴しながら修業する半僧半俗の者が現れ「念仏聖」と呼ばれた。
聖は寺院において学僧に相対し、寺院経済を支える立場にあり寺院から離れて別所と呼ばれる場所に集住し活動拠点とした。名高いのは高野山にある高野別所であり、ここの念仏聖を「高野聖」と呼んだ。
「三昧聖」とは三昧堂(火葬場)を管理常駐する僧のこと。
寺院建立や修繕のために寄付を集め各地を遍歴し銭や米の寄進を受ける者を「勧進聖」と呼ぶ。武蔵坊弁慶が安宅の関で関守の富樫左衛門の前で読むのが勧進帳で勧進の目的が書かれた巻物形式の趣意書のことである。
「聖」とは浄土思想を民衆の中に入って広め、施しを受ける事で生活をする者で、基本的には賎民である。法難で流罪になったということは「非人」になったという意味だし、僧形の賎民を表す言葉は多い。

けっして親鸞や坊主を貶めようとしているのではない。
逆にその事を誇るべきだと思う。そこに立つべきだと思う。
真宗は奈良・平安の伝統仏教ではない、それは官寺・官僧とは異種の自由な姿としての求道者だったはずであり、権威や権力に価値を見出さない者達だったはずだからである。
そんな真に自由人達の集まりの中にしか平等の地平が開けては来ないのではないだろうか。

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新聞連載で始まった五木寛之の「親鸞」。
今年は60万部を売り上げたベストセラーだとか。
来年からその「激動編」の連載が始まる。
親鸞像は一人ひとり違うのだろうけど、最近の五木寛之の本のすべてに真宗というのか、彼の信仰心が流れている。
タイトルにたしか「人間の覚悟」というのがあった。
彼にとっての信仰心とは「覚悟」なんだと知らされ唸る思いをした、流石だ。

特に嬉しかったのは沖浦和光との出会いである。
五木寛之も「戒厳令の夜」や「風の王国」でサンカに光を当てているが、沖浦和光から生まれたと言っていい「サンカの民と被差別の世界」を読んだあとの「親鸞」の連載であったから期待するものが大きかった。今のところの「親鸞」上下巻では「放埓人」という存在が描かれてはいたがまだまだ全然である。
これからの越後や関東で親鸞と被差別民との関わりに期待したい。
親鸞が「悪人正機」と言われる視点を確立したのは当時の悪人と呼ばれた人々との関わりの中で実感して体得し理論化したものだと信ずるからだ。流刑地・越後で親鸞を迎え入れてくれたのは散所民であり、関東で親鸞を支えたのは霞ヶ浦周辺の漁民や猟師が多かっただろう。
人殺しをする武士も当時は悪人の代表である。
救われない我が身の存在に頷きながらもなお、生き生きとした命の輝きを放つ彼らの中にこそ
人間の救いの本質を見出したに違いない。
来年からの「激動編」には、そんな親鸞像を期待したい。


大和朝廷の進出は農耕民による狩猟民への侵入、あるいは狩猟民の農耕民化と言えると思う。
農耕・定住といった民の上にはじめて課税・使役が可能になり、律令制が生まれる。
当然そこには定住民=良民・非定住民=賎民という思想が生まれることになる。明治までの封建制を貫いて農村という部落社会しか生き場所を与えなかったのが為政者の常套手段である。
しかしそんな枠にはまらない民がいた。その多くは非差別民と言われた。そんな彼等を五木寛之は何かの本のなかで「日本列島を流れる血液のようなものだ」と書いていた。言いえて妙である。
彼等なしには定住生活は成り立たないし、情報・文化も彼らが運んだろう。
そんな枠外の民=悪人こそが親鸞の思想を深め、親鸞に寄り添い続けた人だったと思う。

まぁ極論的だが。

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もう20年以上前のことになる・・

定例の勉強会が終わり定宿のホテルまで車で送った時のことだ。
話の流れの中から先生に聞いた、
「念仏者とはどんな人なんでしょうね」と
先生はしばらく黙った後、こう答えられた。

「出会うと、そんな人に自分もなりたいと思わせる人でしょう」

馬鹿な私にわかるように言って下さったのだろうと思う。
何か教学の話を答えられるだろうと思っていたから驚いた。
ずっとその言葉が頭にある。
貴方はどう受取られるだろうか。

単に人間性の話ではないだろう。
よく教学と声明は両輪だといわれる。
それはいわば「知識」と「技術」だ。
その二つをどれだけ深めてみても宮城先生の答えにはならない。
その二つを支える、あるいはその二つを包み込んだ生き方そのものなのだと思う。

たとえば親鸞が越後や関東に移った時に出会った人々に対して上段に構えた説き方をしただろうか?
それでは誰も寄りつかない、心を開かない。
当時、穢れ多きもの・悪人と思われていた人々の中に微笑みながら、優しい眼差しで、
自ら田畑に手伝いに出かけ、あるいは魚の取り方の教えを受け、ただただひた向きに生きただけだろう。
その姿に人が集まり、その生き方の根っこを問うたと思う。
どうしてそんな自由で腹の据わった生き方ができるのだと。
「出来ることなら自分もお前のように生きたいと願う」
そう言ったに違いない。

笑い、泣き、何者にも媚びず、恥じず、大らかに凡夫の身を胸を張って生きる姿。
そんなことを思う。

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本日、今年最後の定例法話会。

昼ごはんが終わったあと、講師と無駄話。

講「真宗の法名に(居士)や(大姉)って付いてるのあったわ!」
私「??なんじゃそれ!!」
講「一字10万やからな(笑)」

彼は説教者として北海道から九州まで動き回っているのだが、そんな中で真宗にもかかわらず居士や大姉とつけてある法名があるという。
どこの地域かは言わないけれど、法名をつけることが大きな収入になっているという話は以前から聞いている。葬儀にあたり、遺族から長くて有り難い法名をつけて欲しいと言われるらしい。
この(長くて有り難い法名)と言うこと自体、意味がわからん(笑)

真宗の法名は二種類しかない。
「釈○○」あるいは「○○院釈○○」
女性の場合は釈のあとに尼の字が入ることで男女の別があるのだけれど。
法名をつけるにあたり一字10万円が相場・・なんとも馬鹿らしいお話・・

「釈○○」だと三字で30万円
「○○院釈○○」だと六字で60万円
もっとふっかける馬鹿坊主が出現して
「○○院釈○○居士」と二字増やして80万円也か。

呆れてものが言えない。
そんなことが立派な葬儀じゃないでしょ!
そんなことが親孝行じゃないでしょ!!
あなたのつまらん見栄だけですよ、馬鹿坊主が喜ぶだけですよ。

こんな風に目先のお金に迷う坊主が出てくると真宗は見捨てられるわなぁ。
自分で自分の首絞めてることがわかんないのか?

大谷派の場合「○○院釈○○」(院号法名と言います)を受けるのに十万円はかかりません。
まず、法名とは何か、その意味を自分で調べてみなさい。
馬鹿坊主を増やさないために・・・

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