また少し機材の経験談を防備録としてまとめてみようと思う。
約一年前ほどから、私の使用中のプリは不動のAR limited2とヤマハのアナログミキサー、そしてアキュフェーズのC‐3800となっている。
ではなぜ一度は自宅試聴をし、購入を見送ったC−3800に落ち着いたのか。
相も変わらずAR、ミキサーはジャズやロック、ポップ、映画などを楽しむためには申し分ない能力を持っていた。ほどよい解像度、周波数バランス、線の太さ、柔らかさ、早さなどは合格点。
そしてARでクラシックもそれなりに楽しめるのだが、自分はさらにどこまでも登っていくような空気感が欲しかった。良いホールで聴くエアー感、元は宗教音楽であるクラシックが持つ人を陶酔させる魅力を。
むろんその空気感が手持ちのスピーカーから出るのは、他のお宅への訪問でわかっていた。
ただそれには手持ちのプリアンプでは役不足であることも理解していた。
なのでレビンソンの32の以後も52、TADのC-600なども試してみた。
ここら辺はいづれ機会があれば書いてみたいが、結論としてどれもが自分が望んでいるものではなかった。
で次の候補としてアキュフェーズのC-3850を自宅で視聴する機会を得ることができた。
でどうも聴いてみたところ、C-3850は3800に比べて出てくる音の印象が違う。
解像度は良いのだが、なんと言うか音が小さくまとまっていて魅力を感じない。かえって3800の方が魅力がすぐ伝わってきた記憶がある。この程度ならARと代える、または加える意味がない。
でその旨を店側に伝えたところ、こちらが黙って看過できない発言をされたこともあり、その店から購入することは見送った。
その人間が言うには3800と3850は解像度のわずかな違いで大差ない、ほぼ同じだ!とのことだったが、私にはどうもそうとは思えなかった。
その後ネットなどでも3800と3850の直接比較の記事は数件出ていたが、それはそれでどうも自分の感想とは違うなと感じ、これはいつか自分で直接比較したいと思っていた。
自宅視聴から数ヶ月後、都内の大型オーディオショップグループが、中古の3800と展示品の3850を比較視聴をさせてくれる機会を与えてくれた。なのでさっそく数種類のソフトを持ち込んで比較してみたのだった。
外見での3800と3850の比較。このように見た目はほぼ同じだが、出てくる音は個人的にずいぶん違う印象だった…
Pt2に続く…
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