しんたのたんしのぶろぐ

HPも観てくださいね: http://www.geocities.jp/bowhime/index.html

お宅訪問

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TH氏邸訪問

こないだの日曜日は以前拙宅に来ていただいたTHさん宅にうかがいました。
 
THさんは6畳という比較的狭い部屋の中に超大型ダブルウーファーシステムを押し込んでいるマニアです。
 
          
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簡単にTHさんの使用機材の紹介をすると
 マランツ        UD-8004
 パイオニア     SC-LX82
 レビンソン       NO.326S
アキュフェーズ  P-5000
ヤマハ         Soavo-900SW
ケーブル         シルテックを主に
 
となります。
 
この部屋で音と共にAVも楽しんでいます。
 
ちなみにこの部屋で寝起きされており、またこれだけのSPや機材があるのに+タンスも置いてあるんですよ。
 
通常のこのような部屋に対してかなり大型のシステムを使う場合、音のまとまりがなく、飽和してぐちゃぐちゃになるイメージがあります。
 
ですが知人のOさんも今回のTHさんもそうですが、GTサウンドのSPを和室の6畳でのニアフィールドタイプでの鑑賞は決して悪くない、というか結構いいんですよね。
 
純粋な機材からの音だけを鑑賞するのは部屋のアコースティックな問題をまったく考えなくてすみます。
 
またTHさんのお宅は2階ですが、通常の木造建築よりも床がしっかりしているので低音も抜けません。
 
もちろん大迫力の音量は望めないのですが、私も常に大音量で聴いているわけではありません。むしろ小音量で流して聞く時間のほうが大部分です。
 
THさんの音は通常のリスニングでの音量では、ボーカルの定位や解像度、音色などの質感も文句ありません。
 
低域もそれだけでも並みのシステムより多いのですが、THさんは低音好きなので音楽にも少しだけヤマハのサブウーファーを足しています。これがはじめはくどいかな〜と思うのですが、「慣れてくるとハマルこってりラーメン」のような魅力があります(笑 大編成のオーケストラなどがはまってました。

  
                
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さて
 
「綺麗にレイアウトをし、限りなく上質で情報量を多くし、適切な楽しみ方で音と映像をミニマムな部屋で楽しむ。」
 
という方法は日本人の伝統的な楽しみ方や美意識に通じるものがあります。


イメージ 3
                THさんの楽しみ方がこんな感じとすると
...



                
イメージ 4
                うちはこんな感じですかね



 
なんか私の大きなオーディオルームでの楽しみ方が、西洋式の金と物量にものを言わせた野暮ったい楽しみ方に感じてしまいましたよ。
 
    




人は仕事でも娯楽でも制約がある中でも、いろいろ工夫をすれば十分楽しめるものなんだなあ〜
 
将来的にはこんな鑑賞の仕方もありだな〜
 
と改めて考えさせられた充実した日曜の午後でした。
 
THさん、ありがとうございました。





 少し時間が経ってしまいましたが、7月の3連休の2日目もお宅訪問です。
 
我ながら好きですね(
 
まずは前回訪れたHさんが「バイアンプからマルチに」「パワーアンプ&DACの交換」と変更があったのでショップ仲間のOさんと一緒に遊びに行きました。


                
イメージ 3
マルチのドライバーにA級120W2台…エコの時代に思いっきり逆らってます(笑


 
前回もかなり高レベルの音でしたが、私の指摘した真空管アンプのノイズ、周波数的なピークやディップの解消はしっかりなされていて、なおかつSP離れのよい音に変化してました。私は最近しっとりとした音色が好きなのですが、DACLevinson30.5Lが効いているようです。ドライバーのアンプもマランツ9からエクスクルーシブのM7に変更してあるので、ドライバーからのノイズも大幅に減っています。
 
ご自身では「バイアンプからマルチに代えてもたいして良くならないんだよ〜」なんて謙遜していましたが、いやいやどうして、しっかりレベルアップしてましたよ。
 
Hさんのお宅で1時間半ぐらい過ごしたら、今度は全員でSさん宅に出向きました。








 
Sさんは田舎の松岡修造という感じの元気な方で、リスニングルームは母屋の離れ2Fに作られています。
 
「いや〜どうもどうも!!いらっしゃい!」と大きな声でリスニングルームに通されると、すでに結構な爆音でアルディメオラが流れています。




              
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こちらも大型A級アンプを含む大量の機器とキンキンの冷房で背徳感が…(笑
 


Sさんのシステムを軽く書くと
SPGTサウンドバーチカル(SUP-T11G&SUP-L11山本ホーン エールツィーター)
CDSony R-10シリーズ
PreLevinson26SL
チャンデバ:アキュフェーズDF-45
PowerLevinson 334L
    アキュフェーズ A-100
    ラックスマン B-10
アナログもやられているのですが、私の知識がないので省略。
 
 
 
さてSさんのお好きな音楽が70年代フュージョンでしかも爆音派というので、お宅訪問では初の試み、


「初っ端からGuns&Rosesのパラダイスシティを大音量!!


をしちゃいました。もちろん私も相手をみて行いますので、普段はそんなことしませんよ(笑。Sさんはしっかりノッテいましたが...
 
そこからSoul〜ジャズ〜ボーカル〜クラシックと多岐にわたって聴かせてもらった感想は...
 
中高域は解像度が高く、またSさんのお好きなエレキギター系が楽しく聴けるような適度な厚みもあります。またSP間がかなり離れているのでクラシックの大編成やコーラスなどは広大にサウンドステージが広がります。低音(80hz〜)は量感もあり、反応も早くバスドラやベースのうねりも最高です。音色と全体的な傾向はドライで速いという感じ、金物臭くないアルテックサウンドといった感じです。このシステムでフュージョンやジャズ、ロックを大音量で楽しむのはある種のオーディオ的快楽の醍醐味を味わえます。
 
さて気になる点は本人にもお伝えしましたが、重低音が出ていないのと音量を絞ると低音の音痩せが大きいことです。
 
これはご本人も十分認識しており、いづれ新しいウーファーかパワーアンプの導入を検討しているようです。
 
 
Sさんも以前はGAUSSのウーファー+TADの組み合わせを使っており、また70年代ロックやフュージョン(クロスオーバーといったほうがいいかな)を主としながら新しめのポップスやロック、またクラッシクまで幅広くと音楽的趣向がかなり私と近いこともあり、楽しかったですね。
 
Hさん宅、Sさん宅ともに新しい音&いいソフトの出会いがあり、充実した休日2日目でした。
 
Hさん、Sさんありがとうございます。




    
イメージ 2
Sさんのところで教えてもらったスティングのイタリア製セミブートのCD。欲しいけどなかなか入手が難しそう...
      








T氏邸訪問


 土曜日はネットで知り合ったTさんのお宅を訪問させてもらいました。

Tさんは誰もが知っている都内某高級マンションに住まれ、そのなかでオーディオを楽しまれています。

 

にこやかに迎えてくれたTさんにより部屋へ通されると、見晴らしのよい窓際にそのオーディオシステムは鎮座していました。



イメージ 1

    


さてTさんのシステムを軽く書くと

 

SPB&Wのオリジナルノーチラス

CDPLINNCD12

プリはMarklevinson32

パワーはマランツ8(回路の改造、真空管の交換がなされている特注品)をマルチアンプのため4台使用

ケーブルはヨルマデザイン

 

と隙のない布陣です。まず軽くお互いの自己紹介のあとに早速音を聞かせてもらいました。


今回はジャズをメインにクラッシックを少々という感じで試聴です。
 

ちなみにこちらは事前にお使いのSPはわかっていたので、「オリジナルノーチラスのイメージは音場を重視し、綺麗なサウンド。悪く言えば細〜い音像がSPの後ろにホログラフのように現れるハイエンドサウンドなのだろうな〜。」と予想していました。

 

ところが出てきた音は予想に反して骨太な音像、しかも前にシャワーのように音が出てきます。

ですが古いSPのように音がSPにへばりついていたり、レンジが狭く感じることはありません。

 

高域は綺麗に伸びて空間情報を伝え、余韻も美しく表現します。能率が低いウーファーを小出力の真空管アンプでドライブしているのに、低域の伸び、量感、立ち上がりの早さがわかります。

また4ウェイのマルチアンプという非常に扱いの難しいセッティングなのに、音のバランスもきれいにまとまっています。結果大音量での迫力のあるサウンドステージはもちろん、小音量時でも音痩せがありません。

 

最後に欠点というかあえて気になる点を挙げるならば、曲によってはアルミコーンウーファーの癖(硬さや冷たさ)をわずかに感じました。ですがそれも真空管アンプを使用しているために極わずかです。

 

内心「う〜ん、すごいなこれは…矛盾した要素が両立している。」と思っていると、Tさんが自分の音の歴史と目指す音を話してくれました。

 

「私は今でも別の場所でパラゴンやハーツフィールドなどの古いJBLを所有してますし、ジャズが好きなんですよ。そしてそのオールドJBLの音像の太さ、ジャズの楽しさを表現しつつ、現代のSPの持つ空間情報やレンジの広さという良さを生かした音作りを目指したのです。一言でいえば荒さと緻密さが両立した音。それとともに長時間聴いても疲れず、バランスの良さも大事にしたんですよ。」


 

まさしく言葉通りの音なんですよ。もちろん今まで伺ったお宅でも皆さんそれぞれが自分の目指す音を教えてくれました。ですがTさんほど理路整然と自分の音の目標点を言葉で表現し、そして音でその結果を出している人はたぶんいなかったのではなでしょうか。ネット上でも扱いが相当難しいと言われているオリジナルノーチラスで、実際にこれだけの音を出すには相当の苦労があったと思います。

 
        
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デザインは美しいがジャジャ馬のオリジナルノーチラス。車でいえばフェラーリ・エンツォに資金とテクニックをぶち込んでレースで勝ちまくるイメージでしょうか。



そして音を聴きながらTさんの仕事、人生、哲学などを拝聴したのですが、仕事で並大抵ではない結果を出している人の話は広くて深いのです。結局2人で話が盛り上がり、4時間ほども居座ってしまいました。

 
 
綺麗ごとだけでなく現実をみるのも大事。でも高い理想と目標をしっかり見据え、そこに向かってぶれずにまっすぐ突き進む。


というTさんの哲学が具現された音でしたね。
 

すっかり満足して帰ろうとすると「あ〜しんたさん、よかったらこれ試聴してみない?」

という言葉とともクラウンのIC-150が目の前に置かれました。

 
         
イメージ 3


お〜、これは前から試してみたかったプリではあ〜りませんか〜!!。

 

楽しみなお土産まで借りてしまい、ありがたく帰路につきました。

Tさん、今回は本当にありがとうございました。

楽しい3連休の幕開けにふさわしい時間を過ごすことが出来ました




 私のいきつけのショップGTサウンドのお客の間では、鬼のように機材(資金)を投入する人を賞賛と羨望の意を込めてチャンピオンと呼んでいます。
 
 
というのは半分冗談ですが、Kさんが現世を卒業した後、周囲から「彼がニューチャンピオンだ!!」と言われているHさんのお宅にカバオさんといっしょに伺いました。
 
Hさんのオーディオ暦は10代中頃から。現在は50代半ばですから40年間ずっと続けています。
 
今まで使用したSPSONYから始まり、ビクターやガウスオプトニカの既製品、オリジナルで組んだ大型SPTADSONY:ノーマル&G仕様。そして現在はGTサウンドオリジナルユニットをバイアンプで使用しています。大型エンクロージャーは現在2代目、イタヤ楓集積材でバッフルの厚みも通常より厚い超弩級モデルです。
 
アンプなどもKrellKASⅡ FMアコースティック:801、エクスクルーシブ:M7など錚々たる銘機を使われてきました。
 
現在はCDPSONYSCD-1 PreMarkLevinsonNo.326LPowerはドライバーがマランツ9レプリカ、ウーファーがアキュフェーズ:M-6000。普段はDACLevinsonなのですが、今回は修理中でした。
 
メインのケーブルは銀線で有名なシルテック:G3シリーズです。
 
Hさんはアナログもこだわっているのですが、私の知識がないので今回は聴きませんでした。
 
軽い撮影の後に音を聴かせてもらいました。


                           
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レイオーディオ7Vとほぼ同じSPが8畳ほどの部屋に押し込まれています。低音が飽和しそうな感じですが、うまく処理されていました。






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マランツ9は思ったより発熱は少なかったですね。




イメージ 3



 
良い点
    まず小音量なのに低域の再現能力には驚きます。下までしっかり伸びて量感もあるのに、弾むような低音です。まったくもたつきません。また音程、輪郭もしっかりわかります。
    ボーカルの肉厚感もホーンによってしっかりもち、なおかつ爽やか&伸びやかででうるさくない高音です。
    綺麗なピラミッドバランスなので長時間聴いていても疲れません。
    Levinson、銀線、真空管アンプなど癖の強い機器が多いのに、その癖を感じないニュートラルな音質。
 
 
気になる点
    女性のボーカルを聴かれることが多いためか、やや中低域の薄さが気になります。最初は4〜8K辺りに軽いピークがあるのかな?と思ったのですが、どうも200〜500Hzあたりが足りないようです。女性は少し若く聞こえ、男性は厚みや熱気が足りません。エレキギターも線が細いです。これは普段使っているLevinsonDACが無いせいかもしれません。
    SPの間にTVがあり、空間的な限界もあるのでしょうが立体的な再生は不得手です。
    マランツ9の残留ノイズがしずかな場面では気になります。
 
 
 
Hさんは雑誌にも取材されたこともあり、以前から是非一度音を聴きたいと思っていたので今回の訪問は大変楽しかったです。そして音も素晴らしかったのですが、私はHさんの生き様に強烈に痺れました。
 
Hさんはこの大型システムを1DKの賃貸マンションの一室に詰め込んでいます。そして人が生活するスペースは極わずか。必要最低限しかありません。そして一流企業にお勤めですが、資金(推定7〜8割)と時間のほとんどをオーディオにつぎ込んでいます。
 
普通なら家族、社会常識、理性がブレーキとなり、生きることに必要のないオーディオにここまでお金をつぎ込むことはできません。
 
しかしHさんにはアクセル(物欲)ガソリン(お金)はあるのですが、ブレーキ(理性)というものがありません
 
ガソリンがある限り、Hさんはアクセルを踏み続けてしまうのです!
 
前チャンピオンのKさんのオーディオライフも素晴らしいのですが、あくまでもバランスの取れた生活の中での一部です。
 
裕福な方のバランスの取れた中での高額なシステムももちろん素晴らしいです。
 
ですがHさんのようにまるで空手バカ一代のような求道的、ある意味恐ろしく生活のバランスが悪く、安いぼろアパートでカップラーメンすすりながらフェラーリを買う人のような愛すべきバカな姿勢が私を猛烈に感動させるのです。
 
 
私はHさんに帰り際にこのようにいいました。
 
「普通のサラリーマンが家族を養い住宅ローンに苦しみながら、なけなしのお小遣いでこじんまりとしたシステムを楽しむのも立派な趣味です。ですがそれは他人を感動させることはできません。がんばれば誰でもできますから。Hさんのようにある意味突き抜けた行動をしなければ、他人を感動させる領域にはいかないんですよ。だからこれからもこのままでいてくださいね。」と...



 
私の言葉にはにかんだ表情を浮かべて、Hさんは見送ってくれました。
 
人生の先輩の生き様として、非常に心に残る一日でした。
 
Hさん、ありがとうございます。
 
 
 
 
 
ですが私は決してHさんのマネしませんけどね(
 
 

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