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先週の記事の続きになります。
アクリルガッシュによるストラクチャーへの塗装について、(1)きちんと撹拌する(2)圧を出して吹付ける・・・と記載しました。
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この際、「安い機材だと難しい」・・・と書きましたが、試したのはかなり前の事でしたので、実証するために、もう一度試してみることにしました。

コンプレッサーとして使いましたのは、GSIクレオスの入門機、「Mr.リニアコンプレッサー プチコン」です。カタログ値ですと吐出圧力0.05〜0.085MPa、空気量3リットル/分です。
(参考までに先日のものは、吐出圧力0.25〜0.4MPa、空気量9リットル/分)

エアブラシはアネスト岩田キャンベルのものです。この位の内容で各社から「入門セット」として出ていると思います。
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この組合せはラッカー系塗料でごく細かいものを塗装するときに便利です。特に深夜の塗装では無音に近いので重宝しています。

アクリルガッシュは前回同様ダイソーのもの、今度は黄緑・黄・茶色を合わせて黄土色を作成、ガラス瓶に鉄球を入れたもので念入りに撹拌します。
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今回の塗装対象はGMの住宅改造の長屋アパートの下地、濃茶色のプラ地です。
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あらら・・・
吹付け圧力が弱く、吸い出した溶液を霧状にする事が出来ず荒々しく出てきます。
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試しにプラ地に吹いてみましたが・・・これは駄目ですね。ラッカー系塗料でしたらもっと薄めて少しづつ吹けますが、アクリルガッシュにこれ以上水を入れると今度は乾きません。
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そこで吹付け環境を変更します。
エアー缶(タミヤ)の残量が少しあったので、こちらで吹いてみます。

エアブラシはタミヤの「バジャー 350供廚箸いΑ▲▲瓮螢のバジャー社からランセンス契約で作られ、もう何十年も販売されている吸上げ式のもので、エアー缶式の下から2番目にあたるものです。(実質5,000円前後で販売)
(写真撮り忘れたので、商品と以前吹付けのものを・・・)
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なお、エアー缶はありませんが、中華製の模倣品もAmazonであります。まぁ長いこと売られていた製品ですし機構も単純(吸上げ式)なので、こういうのでも大丈夫かな・・・
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吸上げ瓶に撹拌したアクリルガッシュを流し入れ、吹付けます。
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吹付け範囲は広くなるものの、何とか霧状に吹付ける事が出来ました。
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4回くらい吹付けると、このように元のプラ地は隠れます。
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塗装前後です。
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結論から言うと「アクリルガッシュ塗装は入門用コンプレッサーでは能力不足」「エアー缶による塗装なら可能」です。
ただし、エアー缶は流量調整が出来ないので一気に広範囲に吹付けるスプレー缶のような使い方になります。細かいものや車両塗装は難しいかな・・・
また、エアー缶は使い続けると圧力低下(結露で缶が凍る)が起こりやすいです。また、エアー缶自体のコストも高めです。

ちなみに、タミヤの「ベーシックコンプレッサーセット」でも吹付けは可能でした。(吐出圧力0.05〜0.11MPa、空気量20リットル/分)
音が大きいですが吹付け量はかなり強めなので・・・
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エアー缶式のものは入門用として各社出ています。今回のアクリルガッシュ塗装がメインならエアー缶の圧力でカバーできるので吸上げ式の一番安いのでも可能では、と思います。(ただ吸上げ式だと若干塗料が吸いきれず残るので多めに作る方が良いかと)
また将来コンプレッサーを買ったとしてもアタッチメントを介せばエアブラシは使えます。
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あとはデザインとメンテナンスですね。分解できて洗いやすいものをお勧めします。

これで終わり…と言いたいところですが、スミマセン、もう少しだけ続きます。m(_ _)m


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閉じる コメント(3)

こんにちは。
掲載ありがとうございます。
アクリルガッシュの希釈ですが、
水以外はどうなのでしょう?
タミヤのアクリル用の溶剤やクレオスの水性ホビーカラー用の溶剤がありますけど、
そう言うのはうまく塗装できるのですかね?

コンプレッサーはそれなりの圧力が必要なのですね。
エアー缶、かなり昔に使ったことがありますが冷たくなって長く使えないんですよね。
記事で思い出しました(;^_^A
(そう言えばエアーダスターも冷たくなりますね)

今気になってるのが入門用のmk-6?かコンプレッサーだとタムタムのですかね(;^_^A

2017/8/8(火) 午前 11:23 [ かな ] 返信する

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> かなさん

こんにちは。
参考になりましたら幸いです。

アクリルガッシュの稀釈の件、私も聞かれるかな?と思って次の記事で実験済みです。(笑)
私はクレオスの水性ホビーカラーのうすめ液を使ってみましたが、特に問題ありませんし、乾燥時間も早くなりました。アルコール系っぽい匂いがしますので単純に揮発が早くなるみたいです。

エアー缶はコスト高いんですよね。繰り返し何度も買うと入門機のコンプレッサーが手に届きそうです。(-"-)
そしてすぐに圧力低下して無くなっちゃう。缶を買うなら大きいものが必須です。

アクリルガッシュは薄め過ぎると塗料が乗りませんので、ある程度の空気圧が必要ですね。
これは顔料を引っ張り出す力?と細かい霧状にしてウェットな粉末を素材に貼り付ける力?として必要不可欠だと思います。

(コメント長くなったので続きます)

2017/8/8(火) 午後 3:37 [ スロハユニフ ] 返信する

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(コメントの続きです)

クレオスのMK−6、良いと思いますよ。こちらも入門機としては数十年にわたってベストセラーです。
昔のはビン蓋の部分も一体でしたが、今は外せるみたいですね。

タムタムの・・・?? と思って調べましたが、エアテックスの「メテオ」のOEM品ですね。
吐出し圧が〜0.2Mpa、空気量9リットル/分、入門機的には十分だと思います。ブラシも0.3mmのダブルアクションなので特殊な塗料(サーフェイサーとか)でなければ十分対応できます。もちろんアダプターを介せばMK−6も接続できますし。

次の記事は余談になりますが、宜しければご参照くださいませ。<(_ _)>

2017/8/8(火) 午後 3:38 [ スロハユニフ ] 返信する

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