全体表示

[ リスト ]

箱つきの良好な状態ながら、「フルパワーでノロノロ運転しかできない」トミーナインスケールのDD13、オーバーホールして原因を突き止めます。
イメージ 1


台車を外し、その後にキャブ側面の爪を浮かせながらダイキャストを引っ張り出します。
そこで見たものは摩訶不思議な動力構造でした。
イメージ 2


まず、動力は前後非対称です。モーターと台車を介するジョイントの長さが異なっています。これはモーターの形状及び凸形車体の僅かな空間内に納めるために非対称にせざるを得なかった、ということでしょう。
イメージ 3


台車を外して見ると、台車前後の車輪上2か所に金属端子があります。これは前後で極性が異なっています。
イメージ 4


この台車が当たるダイキャスト下面から見ると前後に端子があり、中央側と端側で極性が異なっているようです。
イメージ 5


モーター接点の片側はモーターからダイキャストを介し端梁側の台車側に、もう片側はモーター端子から「ダイキャストに接触しないように」直接内側の台車側に接触しているようです。

拙い説明ですのでイラストで説明します。
イメージ 6


このような集電方式は見たことがありません。製造元である香港製品の系統であるバックマンの同時期製品も普通に分割ダイキャスト式ですし。
イメージ 7


子供の頃に親が動力復活を目指したものの「出来なかった」背景はこの複雑な構造があっての事なのかも知れません。
また少しでも隙間が有ったらヘッドライト点灯化、と思っていましたがダイキャストでライト付近が詰まっています。この独特の極性だと配線も困難そうなので諦めました。
イメージ 8


そして、この動力台車・・・
全く転がりません。力を掛けてカッテングマットに押し付けた状態でかなりの抵抗があります。おそらくギヤ自身の噛み合いが強いのと車軸を通している軟質プラ穴のすり合わせの悪さが予想されます。
これは当時からなのか、それとも経年変化によるものなのかは分かりませんが「最大出力でノロノロ」はこの車軸・ギアの大きな抵抗が原因であることは間違いありません。このまま無理を続けていたらモーターから煙を上げてしまうところでした。

車輪は台車軸を通した後に圧入されており、分解は困難そうです。
ギヤにはグリスを、そして車軸にユニクリーンオイルを滴下して力を掛けてカッテングマットに押し付けて前後にゴシゴシ、当たりが取れるまで念入りに作業しました。
イメージ 9


努力の甲斐あってかなり抵抗がなくなり、モーターへの負荷も減るようになったのでは・・・?
(長くなってしまったので明日に続きます)


にほんブログ村 に参加しています。お気に召しましたら下記のリンクをポチッとして頂けると励みになります。




この記事に

閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


みんなの更新記事