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2018-12-19 東京新聞 「こちら特報部」
森友スクープ記者が
NHKを辞めたワケ
森友学園問題でスクープを連発した元NHK大阪放送局記者の相沢冬樹さん(五六)が
書いた「安倍官邸vsNHK」(文芸春秋)=写真=が十三日に発売された。
政権に不都合な特ダネを抑えようとする上層部とのせめぎ合いを描くノンフィクショ
ンだ。 記者職を外されたとして、現在は地方紙「大阪日日新聞」に転職。
「本当に今、視聴著の方を向いた報道ができていますか」と、三十一年間在籍した古巣に問い掛ける。(安藤恭子)
「森友問題では、かつてないような局内の圧力にさらされた」そう話す相沢さんが指摘するのが、昨年七月二十六日、司法キャップとして書いた特ダネへの反応だ。
財務省近畿財務局が森友学園に国有地を格安で売却する際、学園が支払える上限額を事前に聞き出していたとの内容。
夜の「ニュース7」で報じると、「私は聞いてない。なぜ出したんだ!」と大阪放送局の報道部長の携帯電話に何度も電話がかかった。
電話の主は全国の報道部門トップにいる報道局長で、怒号がその場にいた相沢さんらに漏れ聞こえたという。 局長は政治部畑を歩み、官邸とも太いパイプがあるとされる。
報道内容に細かく指示を出し、現場は萎縮していた。
「電話を受けた部長は『あなたの将来はないと思え、と言われちゃいました』と苦笑いした。
取材した私にも、いずれ人事で跳ね返るとピンときた」。
翌朝の続報は書き直され、「おはよう日本」での放映時間も目立たない後ろの時間帯に移った。
今年三月、朝日新聞が「財務省が公文書書き換え」と報じた後にも「圧力」があった。 「クローズアップ現代+」で取り上げることになり、相沢さんは「問題発覚直後、財務省側が『トラック何千台もごみを搬出したことにしてほしい』と学園側に電話をかけていた」という特ダネを打つ。
(この真実はPさんなら現地で直接聞き知っているはず、それを言えない奥の奥が)=私見
役所がうその「口裏合わせ」を求めていたという内容だ。
ところが、午後七時と九時のニュースでは報じられたものの、看板番組のクロ現での放送は見送られた。 放送当日の四月四日、東京の社会部デスクが電話でこう話したという。 「野党議員が『今日NHKが森友の特ダネを出すから見ろ』と言い回っている。
報道局長に伝わり『情報が漏れた』と激怒している」
相沢さんは「なんで出さないんですか!」と抗議したが、覆らなかった。 このニュースはNHK内の賞も受けだが、六月の異動で記者職を外され、番組の評価などをする考査部へ。
八月未にNHKを退職した。
「私たちの取材費は受信料から出ている。だからこそ公共放送として高水準の報道が求められる。NHKの政治報道は国会に人事と金を握られる放送法の仕組みの中で、偏らないように折り合いを付けてきた」それが近年変わってきたとみる。 クロ現のキャスターが変更されたころから、「政権べったり」と言われるようになった。
自民党総裁選直前の九月の北海道地震では、死者数などを「首相発表」と強調するニュースが繰り返され、PRのようだと批判された。
NHK広報局は「報道機関としての自律的な編集判断に基づいて放送しており、報道局長の意向で報道内容を懇意的に歪めた事実はありません」としている。(しているとは?) 相沢さんは「メディアに付度と自己保身がはびこっていないか」と警告する。 今後も「大阪日日」の紙面などで強く発信するつもりだ。
「森友問題は終わっていない。 ライフワークとして大阪で記者を続けていきたい。
◆
今後のために「相沢冬樹さん」と「大阪日日新聞」を記憶しよう。
大阪日日新聞
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