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東京新聞「こちら特報部」より
学校法人「森友学園」を巡る事件で、ともに詐欺罪などで起訴され、約300日の拘束後に保釈された籠池泰典被告(65)と妻の諸子被告(61)が本紙のインタビューに応じた。
首相夫人の安倍昭恵氏に対し「事件のことはどうかと言われると、ちょっとひどいよなというのはありますけど…」と述べ、真実を語るよう求めた。(石井絶代美)
「公明正大。認めるところがあれば認め、間違っていれば間違っていると言
う。決してうそはつかない」 泰典被告はまだ期日の決まっていない初公判に臨む心境をこう語る。 事件の舞台となったのは大阪府豊中市の国有地。
夫妻は払い下げてもらった土地で小学校を開こうとした。そして建設費などの水増しで国や大阪府、大阪市から補助金計一億八千万円弱をだまし取ったとして罪に問われた。
その小学校の名誉校長が昭恵氏だった。 保釈後、夫妻は昭恵氏と連絡をとっていないという。
諄子被告は昭恵氏に対して「何も思ってないです」と言うが、言葉の端々から昭恵氏、そして安倍晋三首相への思いがにじみ出る。
昭恵氏側は、国有地の売買について関与を否定している。 夫妻はそれは、違うと主張する。
「昭恵夫人が土地を見に来た時の写真を近畿財務局の担当職員に見せた後、 ざーっと動き始めた。写真の効果は絶大ですよ。一気に動いていった」(泰典被告) 難航していた国有地払い下げの話が一気に進んだのは、単に担当職員が「付 度」したから、というわけではない。 「昭恵夫人の秘書を使った積極的な働き掛けがあった」と、泰典被告は主張する。だから、事件について「安倍夫妻もうそをつくな」と求める。
また、昭恵氏が名誉校長でなくなった経緯について、泰典被告は「私の携帯 電話に、安倍首相の秘書から電話がかかってきて『(名誉校長の役職を)取 れ』と言われた」と証言。 安倍首相側が、自分に火の粉が及ぶのを避けるために必死だったと強調する。 この事件の捜査で夫妻は昨年七月未に逮捕され、今年五月の保釈まで身体を拘束された。 諄子被告は、担当の浦功弁護士に約四百通の手紙を出した。
「誰ともしゃべれなかったのでさみしくて。胸の内を聞いてもらおうと思っ て」。 うち約百通分をまとめた「許せないを許してみる」を双葉社(東京都新宿
区)から出版した。 三百五十㌻を超える本には、拘置所での生活や食事、取り調べで検事が言っ た言葉が記録されている。 諄子被告は勾留中、そういったことを「被疑者ノート」に書き留めていた。 A4判で、表紙には「勝手に見るな」の文字がある。
刑務官が了承もなく読んでいたからだという。
開くと、どのページも余白がないくらい、小さな字で埋め尽くされていた。
今回の事件を諄子被告は「ちょうど人生の分岐点だったんじゃないか」と振り返る。 宗教法人「生長の家」の信者で、勾留中は夜中に二回起きて祈りをささげていた。
インタビュー前にも額の前で両手を合わせていた。
「自分は変わりたいと思ったから、神様が酷だけれども私の願いをかなえるために(拘置所に)入れてくださったんじゃないかな」。 こう笑顔で拘置所での生活を振り返った。
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初公判が待ち遠しい。
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2018年11月04日
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コメント(4)
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今朝のモーニングショーで玉川徹VS橋下徹の議論をやっていた。
安田純平(ジャーナリスト)の評価を巡ってだ。 結論を言うと、橋下徹は間違っている。
ジャーナリストを「成果主義」で評価する態度が完全に間違いなのだ。 成果は時の運だ。バクチと同じなんだから。 国民が知りたいことを伝えるのがジャーナリズムではない。それは商業主義だ。
国民が知らないことを伝えるのがジャーナリストの使命であって、商業主義とは相容れない。 どんなガイドラインを作っても、100%の安全はない。
行ってみなきゃ分らないのだ。 橋下徹は「成果」と「商売」という新自由主義型の人間であって、ジャーナリズムの精神が分かっていない。 玉川徹が「英雄」として迎えるべきと言ったのを番組では「フライング」と評していたが、それは間違いだ。
ジャーナリスト「英雄論」は、民主主義を信奉する国では当たり前だ。 現にフランスでは拘束されたジャーナリストが解放されると空港で「英雄」として迎える。
これは「民主主義」を信仰とする国と、日本のように「ムラ社会の掟」で暮らす国の差だ。 日本が「社会契約論」の国になっていないから、「国民国家」の原則が日本人には理解できないのだ。 「立憲主義」が自称保守の改憲派にも、和製リベラルの護憲派にも、いまだに理解されないのは、右派も左派も日本人は「ムラ社会の掟」で生きているからだ。
橋下徹は思想を知らないから、自分では無意識のうちに、「ムラ社会の掟」と「新自由主義」で論理を組み立てているが、海外では理解不能だろう。
何でも海外が正しいと言う気はないが、民主主義とは何かは学んでおかないと、国際社会の一員としては恥をかくことになる。
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