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海の日。ECOな生活の矛盾をちょっと考えて見る。
一般的に、自然エネルギーは低密度で広範に大量に存在すると言う特徴を持つ。この為、必要なエネルギーを取得しようとすれば、自然環境を広域にわたって破壊する必要がある。これは、エネルギー源の特性上、如何ともし難い。
これに施設保守・建設用の資材搬入路等の付帯設備、送電線を含めると・・・・破壊しなければならない自然環境量は、ウラン鉱石の採掘~施設廃棄までの原子力発電を大幅に上回ることが予想される。ならば、洋上へとなるのだが、こちらは広範囲わたって潮流へ影響を与える為、環境評価が余計に困難。地上設置より環境負荷が低いとは、とても言うことができない。
ちなみに国内で普及している風車の定格出力は1.0Mwで、設置面積は1基当たり20ha(0.2平方キロ)、平均設備利用率は20%前後。 設備利用率=対象期間の総発電量(kWh)÷{定格出力(Kw)×対象期間の全暦時間(hr)}
自然エネルギーを利用する発電は1基当たりの発電量が小さく送電施設や施設保守・建設用資材搬入路等の施設量は、化石燃料を使う場合より大幅に必要。既存付帯施設を使える様な場所に設置できればいいのだが、これでは、人口密集地に隣接してしまう。国内においては、住民とのトラブルは避けがたい。結局、へき地に、発電設備を集積し、大型化(ファーム化)しないと既存発電に対抗するコスト競争力は得られそうに思えない。
個人的には、国内で自然エネルギーの利用を普及させるには、大規模な環境破壊を覚悟しなければならないと見ている。これが、ECOかと言うと相当に問題がありそうだが、昨今のエネルギー資源価格の高騰及び資源輸送経路の安全性等を考えると自然エネルギーの利用率を上げるのに越したことはない。
ちなみに、環境負荷が小さい砂漠の様な荒れ地、既に森を切り払い農地や牧草地に変えた土地、大規模干拓を繰り返した干潟、海底資源掘削施設の林立する海面等に、広大な面積が確保できる国・地域においては、自然エネルギーを利用する発電をECOと言い張ることも可能なのだが国内に限れば詭弁に聞こえてしまう。
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