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8月9日、菅直人首相は非核三原則の法制化について「政権担当して2カ月なので、私なりに検討したい。検討した中で判断したい」と述べたらしい。う〜〜ん。前向きなのか後ろ向きなのか、どちらとも、とれるような発言である。個人的には、長崎原爆忌に人気取り的な発言ってどうなんだろうと思ってしまう。原爆被爆者や家族・関係者の気持ちを逆なですることにならなければいいのだが・・・・。首相は8月6日に「核抑止力は引き続き必要」と述べているが、今回の発言とは矛盾しないのだろうか?。
http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/97/0000846497/88/imga627f5dczik3zj.jpeg 非核三原則とは、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という原則。1960年代終わりに佐藤首相が提唱し、1971年の衆議院本会議で決議されたもの。
当時は、米ソ冷戦真っ最中で、1962年にはソ連(現ロシア)がキューバに核弾道ミサイル基地を建設してあわや核戦争と言う事態にまで至っている。(キューバ危機) 佐藤首相が提唱した非核三原則は、米国の核弾道ミサイル基地が国内に作られて、日本が第二のキューバ危機の舞台とならない様にしたと考えられる。 この頃の弾道ミサイル(ICBM)は命中精度が低く、主に都市への無差別爆撃用。これを自国に向けて配備されたら、看過できる国はちょとない。また、航空機搭載の核爆弾は、都市攻撃用にも使えるのだが命中精度が高いことから軍事目標攻撃用となる。
日本の都市がICBMで爆撃される様な事態なら、相手は全面核戦争を意図している可能性が高く、米国は迷わず本土からICBMで報復攻撃を行うと考えられる。この為、日本国内にICBMが配備されていなくとも核抑止力には影響がない。 しかし、特定軍事目標に限定された核攻撃となると・・・米国が本土からICBMによる報復攻撃に出る訳もなく、やはり、日本国内に航空機搭載の核兵器の配備が必要、これがなければ核抑止力とはならない。 当時の政治判断を類推すると、核抑止力を考慮すれば、核の持ち込みを一部黙認しなければならず、非核三原則を法制化は無理。だからと言って、ソ連との緊張関係を刺激しない米国核戦力の国内展開は制限する、非核三原則は、どうしても譲れない。結局、米国と密約し、運用を調整することとなる。
はたして、管首相の言う核抑止力と三原則法制化は整合性が取れているんだろうか?。ちょっと心配。 http://kakujoho.net/us/img/stockpile_fas.gif |
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菅は書くでも、沖縄でも、最早終った。
官僚の意のまま。
2010/8/10(火) 午前 11:51 [ 櫻(N) ]