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『なんでイランは核開発をしてはいけないのか?』。個人的には理解できない。核兵器保有国の核開発はIAEA査察なんかろくに受け入れなくてもどんどん進めてられている。なのに米国と対立する国はダメって言うのはどうなんだろ。イラン政府は国民に説明のしよがない。
イランと軍事対立関係にあるイスラエルは既に核武装済み、いつでもイランを地上から抹殺することができる。更に悪いことに、イスラエルは宗教原理主義国家。宗教教義を守るためには他宗教者の人権を考慮しない。イラン・イスラエルどちらも民主主義国だが、政治・宗教が未分離な似た者同士の国家であまり差がない。
イスラエルは絶えずアラブ諸国から軍事プレッシャーを受けているが相手のアラブ諸国は核武装をしてはいない。イスラエルが核兵器使用に踏み切るリスクは世界断トツと思われる。寧ろ、イランが核武装をしてくれた方が紛争リスクは減るのかもしれない。
ガザやヨルダン川西岸のパレスチナ自治区でイスラエルが何をしても核武装しているイスラエルに周辺国はおろか、先進国諸国も手は出せない。外からの抑止力が働かないイスラエル政治は、暴走の危険を絶えず孕み、紛争拡大のリスクが減ることがない。自制を求めるって言っても限界がある。
イランの核武装が米国の安全保障上問題になるのは、米国がイランから直接に核攻撃を受けることではない。米国が中東へ軍事介入できなくなることだと思う。中東石油資源の依存が高い米国が中東に軍事介入出来なければ、もしもの時、米国国民の生活を守ることができなくなるからだ。国民生活を守る為には、正義も主義もな言って姿勢で潔いと言えば言えなくもない。
米国の輸入原油依存率は低下基調、ピークアウトしたと思っていた国内原油生産量は年初から10%も増産している。案外、米国が石油輸出国に返り咲く日が来るかもしれない。もしかしたら、米国は中東での軍事プレゼンスを縮小し始める気かもしれない。、
参考:米石油統計グラフ(http://plaza.rakuten.co.jp/StockQueue/3006)
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