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今週の火曜日(4月11日)に「協働のまちづくりシンポジウム」が開催されました。これば、㈳福山青年会議所主催で行われ、500人近くの人が会場に集まりって、大変有意義なシンポジウムとなりましたので、そこから少しお話をしたいと思います。
シンポジウムでは、羽田市長と福山JC理事長、そして、各再開発事業の地元トップをパネリストとして迎え、コーディネーターとして、日本政策投資銀行地域企画部参事役のもたに藻谷こうすけ浩介氏という方が入られて進められました。その藻谷さんという方が、浜松・大分・倉敷などの他都市のいろんな開発や駅前の問題点と福山の駅前再開発の問題を比較しながら、パネリストと意見交換をしていくものでしたが、大変わかりやすくまとめられていました。
どうも藻谷さんのお話では、「今のような計画だけでは、ちょっと再開発が成功するのは、難しいのでは・・・。」という感じでした。高い建物よりも、人が平面を歩けるまちが、にぎわうのだと言うお話だったようです。広島のシャレオのように、地下街や地下道に人を追いやって、地上の交差点を人が動けないようにすると、人の流れが減ってしまい、にぎわいがなくなってしまう。渋谷駅前の交差点のように、車と人がごたごたしている方が、面が繋がり人出が多くて、商業も発展するというお話もありました。また、いろんなまちを見ると、にぎわっているエリアは、大型店があるところではなくて、個性的で平面に新しい感覚の商店が集まったエリアだというお話もありました。私も、「なるほどなあ。」と感じましたが、リスナーの皆さんは、どうお感じでしょうか?
私から一つ、このシンポジウムで話にでなかったことで、ぜひ、再開発を担当されている方々に、考えていただきたいことがあります。それは、再開発と観光の関係です。
福山の商店街が閑散とし始めて、久しくなりますよね。郊外型のショッピングモールやレストランが増え、商店街に行く必要がなくなったし、商店街は、車を止めるのに不便だということは、時代の流れで仕方のないことなのかもしれません。特に、日常生活品は、郊外店舗で駐車場があるところが便利ですし、価格の安いものも溢れるくらい揃っています。
ところが、例えば、神戸・広島・福岡などは、まちがにぎやかですよね。なぜなんでしょう。理由は簡単です。大きな都市ということもありますが、魅力的な場所として、昔からより多くの人がより遠くから訪れているからだと思います。私の知人には、2連休のたびに大阪や神戸に出て買い物をする人がいますし、若い人は、日曜日に福山を出て、近場の行楽地や広島・倉敷・岡山に出てしまいますよね。「商店街の人は、福山の人にもっと市内特に、商店街にきてほしい。」とよく言われます。
そこで、考えていただきたいことがあります。それは、お客様としてのターゲットを、福山の人ではなくて、他のまちの人とすることです。観光客・行楽客を福山に呼び込んで、商店街で買い物をしていただくしくみ・仕掛けをつくるということです。
今の時代を考えてみると、夫婦共働きが多いですよね。そうすると、休みの日には、近場でもいいからどこかに出かけたいという夫婦やカップルが多いわけです。そんな人たちは、平日の買い物、日常生活品の買い物は、市内郊外の便利なお店で買い物をし、商店街には中々足を運ぼうとはしません。土日は、広島や倉敷・岡山に行きますし、時には、神戸・大阪・東京へも行くわけです。休みの日には、非日常を感じたいと思っているから、どうしても福山から外に出る人が増えてしまうのではないかと思います。
じゃあ、商店街はどんなお客様をターゲットにすればいいのでしょうか? 個人的な意見ですが、福山郊外の人・近隣都市に住んでいる人、そして、市内中心部のお年寄りではないかと思います。
福山の商店街が閑散としているのは、福山に来る人より、福山から出る人の方が多いからだと思うのですが、どうでしょうか? 福山に来る人を増やすには、今、改めて、福山が観光都市を目指すことが大切なことだと感じます。福山には、この番組でよくお話をしているように、鞆のようにすばらしい観光財産があります。鞆をもっと快適な空間、例えば、海を見て食事ができる場所であるとか、シーフードレストランなどカップルや家族が、ゆったりできるところを増やせば、団体旅行客だけでなく、近場の広島や倉敷岡山などからも、観光や行楽で福山に来る人を増やせるのではないでしょうか? 福山全体でもっと観光を考えて、また、駅前の再開発も、地元の便利さや、地元の買い物客をターゲットにするのではなくて、倉敷や広島、できれば大阪や神戸の人をターゲットに、個性的で魅力で、観光客を呼び込めるような再開発ができることを、願いたいと思います。
GOGOチェック(2006-4-14)
多くのリスナーの方もニュースなどでご存知かと思いますが、福山駅前は、今再開発の計画がいろいろと煮詰まってきています。福山駅前のバスターミナルと道路のエリア→ここは、バスターミナルが駅前の中央に移動して、駅前道路南から駅に来る迎えの車が地下にスロープでおりてUターンして駅前通を帰れるようになります。つぎに、福山駅南口の西からのアプローチ道路は、既に工事に入っていますが、駅の乗降客をピックアップする補助的な役割で、西から駅にアプローチできる場所で、その地下には、有料自転車置き場がきます。、そして、伏見町再開発(駅南口の東側、駅前の交番やピカデリーの映画館を含む一体)は、40階建ての高級マンション棟とホテル棟のほか、多数の店舗や1000台の立体駐車場も計画されていて、時間消費型スペースとなるようです。もう一つは、いわゆる繊維ビル東桜町の再開発ですが、こちらも21階建てのマンションや大型店舗クリニックモール、駐車場などが完備されるようです。
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